無意識日記
宇多田光 word:i_
 



世の中順風満帆はそうそう訪れないもので、EMIとワールドワイドディールを結んだ時に最も問題となるのが、他ならぬ光の母国である米国での配給なのだ。デメリットといってもいいかもしれない、UKを本拠地とするEMIは伝統的に北米での売上が弱いのである。ランキングのレーベル名を幾つか見れば解る通り、ビルボードUSでは、UKではEMIから出ている作品が悉く他のレーベルから出ているのだ。乱暴な言い方で指摘すれば、最も売れたいと願う地域が最も弱いレコード会社とU3は契約してしまった訳で、今後は制作はともかく配給面ではEMIとよく話し合って対処法を考えていくべきだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今迄光のトレードマークといえば"顔面ドアップのアルバムジャケット"であった訳だが今後世界規模で1ッのアルバムを宇多田ヒカル名義でリリースするならば、別にドアップをやめる必要はないにせよ何らかの"ロゴマーク"を設定する事を提案したい。場合によっては2~5年間目一杯使って世界中のデザイナーからアイデアを募るのもイイだろう。シュールで訳の解らないモノにするもよし、漢字の宇多田ヒカルを元にするもアルファベットを元にするもよし、元プリンス的な紋章にするもよし、兎に角顔面と共に"宇多田ヒカル"という宇宙最高の言霊を全世界に響き渡らせる為にも何か印象的な…光に決めさせたらクマだろうな…。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




余りにも青天の霹靂なタイミングだが、筆者が当欄やチャットやオフ会で口酸く触れてきた"EMIとの世界契約"が遂に、遂に実現した。沢山語る事があるが、まず名義が宇多田ヒカルに統一される点に注目したい。確かIslandからデビューする際ワンワードのUtaDAにしたのはブランド感の演出と共に、"hikaruという響きが女の子っぽいから"という理由もあった筈である。仮にコレを"過度に女性としての側面を強調し/されたくない"という気持ちの裏返しと読み取るならば、今回の名義統一は先般の光ツイートにあった様に自身の女性性を肯定する"私女子ですが何か?"的な意思表明と考えたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




データを詳細に取った訳ではないが、週末の光ツイートによる"コクトーツインズ/アットザドライブイン/ザマーズボルタ/メタリカ"のコンボは音楽ファン達に頗る評判上々の様で益々ネットでの光の立ち位置がより正確になっていってる風が窺われるのだが、さてそれらのグループからの"影響"が光の音楽にどう反映されているかを見極めるとなると容易ではない。既出情報として光のコクトーズ好きを知っていたからGBHにその影をi_は感じとる事が出来た訳で、知らなければ仮に感じ取ったとしても名前を書いて出す勇気はなかっただろう。ルーツというより"共感"である事を光が強調している点がポイントだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )