無意識日記
宇多田光 word:i_
 



『雨に打たれて靴の中までびしょぬれ
 早く虹色バスで私を迎えに来て』

今日7月16日は“なないろ”ということで虹の日なんだそうな。なので虹色バスの歌詞から始めてみましたがこれはまさに先週土曜日深夜の私の話。虹色バスじゃなくて新宿渋谷を往復する無料送迎シャトルバスだったけれども。まぁそれにも結局乗らなかったが。

ビアガーデンで宇多田ナイト、というイベントに行ったら豪雨で途中中止になりましたとさ。

まぁ別に宇多田縛りのDJイベントを野外でやったら雨が降ってきたというだけの、文字にすると呆気ない内容なんだけど、なんだろう、とっても楽しい思い出になりましたとさ。歳をとってきたからか、普通に楽しいだけのイベントよりこういうアクシデントに遭遇出来る方が嬉しいような。まぁ覚悟して行ったからだろうけどね。降水確率90%でやろうとする方がおかしい(笑)。

いや勿論、例えば普通のコンサートでヒカルの歌を聴きに行ったら体調不良で当日急遽中止になりましたとかだったら悲しいよ。ホノルル行ったときにそれにならなくて本当によかった。いや、実を言うと前座のDJタイムが2時間と長過ぎたので途中「もしやヒカルの(Utadaの)体調が芳しくないから引き延ばし中のか?」という解釈をしてみた事も一度や二度じゃなかった(その2時間の中でね)。まぁ、心根を言えばその時「このライブは必ずや成功する」という確信(妄信でも思い込みでもいいけども)があったからそんな心配も表面上だけだったんだけれど。

話が逸れた。ハプニングやアクシデントは、心身の健康を損なわない限り楽しめばいい。そういう話。自分は暇を持て余すということがない。疲れたら眠ればいい。まくらさんには拘らない。整合も破綻も魅力だ。必須なのは、目の前の誰かが楽しいことを成功させようという熱意を持っていることだけ。それがこちらに伝わればもうそれで十分。芸術の根本。モチーフ・オブ・アートだね。逆に言えば、無いのなら怒る。3DVRに1ヶ月怒り続けたのはヒカルの歌を届けたいという熱意がそこになかったから。あっても邪魔されていたから。至ってシンプルだったんですよ。

宇多田ナイトも、開催した人は悔しいだろうし、遠方からこの為に来た人は金と時間を返せと怒るだろう。ごもっとも。でもあたしにはそこにヒカル好きな人間が何人か集まっていたというだけでもう既にエンターテインメントでしたのよ。その切っ掛けさえ作ってくれればもうそれで感謝なのでした。また行きたいな。また土砂降りでもいいよ。(笑)

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