昨年の国内映画興行成績が発表された。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240130/k10014340641000.html
「第1位から第4位までは総てアニメ作品」で「キングダム 運命の炎」が第5位ってことは、え? 昨年の実写映画興収No.1なんすかキングダム? えらいええとこのタイアップとってたんやねぇヒカルパイセン。『Gold 〜また逢う日まで〜』もそれだけ沢山聴かれてたって事か。有り難い話です。ならば案外『SCIENCE FICTION』で『Gold〜』が初CD化なの、結構なセールスポイントになるんかな。どうなんだろな。ジャンル的にかなり畑違いな事を考えると、若い人にはこれで宇多田ヒカルを初めて聴いたというケースもあったかもしれない。そういう方がいらしたら是非「 #あなたの宇多田ヒカルはどこから 」タグを使って呟いてみて欲しいものですが。思ってたより有名な曲になってるのかもね『Gold〜』って。
今日は他のニュースもあったぞ。
「日本レコード協会2023年12月度ストリーミング認定で、宇多田ヒカルの「道」がゴールド認定されました。
https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/st.html
月次認定作品:2023年 12月
邦楽 ゴールド 道 宇多田 ヒカル」
https://x.com/tomineen/status/1752151185858179196?s=46
例によってストリーミングのゴールド認定は「5000万回再生」だ。同曲収録のアルバム『Fantôme』は2016年当時フィジカルとダウンロード合算で100万枚を超える大ヒット作になってしまった為、かなりの人がストリーミングでは聴かずに来ている中でのこの達成はなかなかにカッコいい。『Fantôme』はどの曲も素晴らしいが、「一曲だけ削った時に最もアルバム全体の印象が変わってしまう曲」はこの『道』になるだろうね。それくらい、このアルバムの、いやさ第二期宇多田ヒカルの「顔」となった楽曲だから、こたびのゴールド認定はとてもめでたいのだ。
故に『道』は当然のように初のベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』にも収録されている。そりゃそうだよね外せないわよねこれは。今確認したら「Amazon Music Unlimited」初年度年間3位だったぞ。ほぼ2018年の集計だから発売から1年以上経ってからのランクイン。ロングヒットだったんだなぁ。というか定番曲になってたってことかな。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000903.000004612.html
っとと。そういえばまだ『SCIENCE FICTION』のランニング・オーダー、曲順は発表になってないわよね? 恐らくCDだと2枚組なので、1枚目はリレコーディング曲からスタート、そしてそのあとにリミックスが並ぶと仮定すると、2枚目の1曲目はこの『道』になるんじゃないかなぁ? 幕開けとか始まりとか、似合うよねこの曲は。ああでも、トレイラーのバック・グラウンド・ミュージックだった『One Last Kiss』も有力候補か。これは意見が割れそうだね。そもそもどうやって曲順が決まってるかもわかんないしな。
なお、最後の曲だけはわたくし、『BADモード』だと思ってるぜよ。だってこの曲、最後の歌詞が
『エンドロールの最後の最後まで
観たがる君の横顔が
正直言うと
僕の一番楽しみなとこ
楽しみなこと』
なんだもの。これで締め括って欲しいんですよ。
…え? 前に言ってた『Gold〜』の『また逢う日まで』はどうなんだって?? 2023年実写映画興収No.1作品のエンディング・テーマ曲がシメってのもエポックメイキングで魅力的だわね、うん。でもやっぱりあれは、このフレーズはコンサートのラストだよ! お家でCD聴いててああこれでラストだなと思えるのはお別れの言葉より『エンドロールの最後の最後』の方だと思うよ。
…だなんてあれこれ言ってますけど果たしてどうなりますやら、ですね。もしSCv1同様時系列順だったら……ああでもそれでも2枚目の1曲目は『道』になるか。ラスト曲は新曲3曲になりそうだけれども。一体全体『SCIENCE FICTION』の曲順はどんな設計図に基づいて描かれているのか、正式発表を待ちたい所ですね。
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