やれやれ、奴がツイートを始めるとこっちのペースが狂うわ。いやもう何が本末転倒なのかようわからんわい。
今日はEMI JAPANからプレスリリースがあり、ヒカルの総ダウンロード数が3600万だと発表されたらしい。いやはや凄いもんだ。桜流しも35万DLを突破したらしく大したもんだが、それでも全体の1%に満たないというのだから恐るべし。
とはいえ今や音楽の人気を測るのに最適な数字は動員数なのだから、なんだかこれだけデカい数字を出されても「本番じゃあない」という気分になってしまうのは私がひねくれ過ぎているんだろうかな。立派に商業活動として成立してるんだからもういいだろう、とは思うもののどうしてもこういう数字って漠然とした破壊力だけが伝わってきてそれに基づいた分析等には向いていない気がする。ここは素直に「スゲー」と言って驚いておこう。
商業的な成功は重要である。売れていればヒカルの発言力は維持される。幾ら周りのスタッフが好意的だからといって数字が上がらなければ肩身が狭い。ヒカルは喜んでいるのではないか。喜ぶべき事なのだから当然なんだが、売る事に特化している訳ではない売り方(なんか妙な言い方だな)をしている以上、売れる事は運でもある。数字というのは強力で、或いは強力であると思われていて。「何が好きかより売上を語れよ!」という名言(迷言)もある位だから、雑音は大きく減る。それが創作環境に及ぼす好影響は計り知れない。
なので…DVDシングルの売上は心配である。思わずあと5枚位買ってしまおうかと思ってしまう。生活の中で桜流しの占める割合を考えたらそれだけ支払ってもまだまだ安い位なのだが、それをしてヒカルが喜ぶかというと微妙だな。私がミュージシャンなら「それだけ予算があるのなら他の音楽にも費やして見聞を広めて欲しい」だなんて差し出がましい事を思っちゃいそうだが、ヒカルはどうなのだろう。
チャートアクションの発表は来年まで持ち越しである。DVDのみのフィジカルリリースという冒険がどのような実を結ぶか、暫し待っておくとしよう。
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