無意識日記
宇多田光 word:i_
 



序は、前世紀EVAと変わらない展開に"見せかけた"作品だった。モモンガとフクロモモンガとでは形態はソックリでも系統・血統がまるで別なのと同様に、前と似ているのは表面だけで底流に潜む物語にはまるで異質なものを予感させた。BeMyLastのチェロVer.の時も同じ表現を使ったが、創造物の"換骨奪胎"、リモデリングの正体が破ではいよいよ明らかになってゆく。BWも、前世紀からの"EVAのイメージ"を確り引き継ぎつつ新世紀への端緒を内包していた。ソレに光の新曲で光が当てられてイイ意味での"露骨さ"が垣間見れるしれない。文字通り"換えられた骨を露わにした"曲を想像している。

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TiTO週1携帯配信順調推移中。この曲は如何にもアメリカン、洋風な感じでUtaDAならではといえそうだが、寧ろ日本人として外から眺める視線が在るから衒い戸惑いなくストレートな曲調を選べたと考える。大阪人が毎日吉本新喜劇な日常を送っている訳でもない(…よな)のと同様、アメリカ人も又毎日女子が男子に対する優位性を主張したり夜な夜なパーティを繰り広げたりする訳ではない、筈だ(ホントの所どうなんだろ)。他国の人が和風を音楽に取り込む時にイメージ通りのサウンドを行使する様に、この曲には"日本人がイメージするアメリカ人"という視線がチョットだけ入り込んでいる気がする。

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