無意識日記
宇多田光 word:i_
 



或いはイントロを弾き歌い始める時、歓声があがる。この曲を聴きにきたんだという聴衆の(時には長年の)願いが叶う瞬間だ。演奏が終わる時に又、拍手歓声が起こる。さて、何れの歓声が大きいか。積年の期待を上回るパフォーマンスを見せなければ、後者が勝る事はない。ライブ自体が希少になる程、演奏される事自体が価値になり中身は不問となってゆく("やっとあの曲が聴けた!"で終わってしまう)。歌手がどれだけ全力で歌おうと、イントロが流れた瞬間もう皆は満足していて、極端な話誰も歌に耳を傾けない。そうなったら、寂しい。光の聴衆はそんな事になりそうもないけどなw

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情報が途切れて不安になるのは慣れっこなのでイイとしても、今回は流れがブッタ切れたまんま放置という感じなのでチョット"奇妙な"感触がある。深河の時の様に療養が長引いてるのと、2003年中盤の様に制作中の沈黙と、その両方が重なっている、或いは"そのどちらかわからない"のが理由だろうか。Blog,SNS,RSS,twitterとどんどん情報供給の密度と速度が上がる中、その流れに逆行する様なゆったりしたメッセ更新頻度を時折見せてくれるのは「泰然自若としてるなぁ」と嘆息するのだが、寧ろコチラがそのスピード感に麻痺してる自覚が薄いのか。深呼吸していきますか:-)

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