無意識日記
宇多田光 word:i_
 



その2」からの続きです。

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 果たして、これは一体どういうことだったのか、今だに答えは出ていない。誰も関係者が口を開いていないからだ。よって2年以上経過した現在でもファンは憶測でしかモノをいえないわけだが、とりあえず現時点でわかっていることだけでも羅列しておきたいと思う。早い話が、私は単純にUtaDAの2ndアルバムに期待しているのだ。代々木2日間の現役世界最高峰とも目されるUtaDAのパフォーマンスを目撃して以来、その思いは当然のように日に日に強まっている。本人がイヤだっつーんなら仕方ないけど。(彼女の嫌がるカオを見てまで聴きたくはないわぃ)

 まず、特記しておくべきことは、半分忘れられているだろう、「ラジオ・インパクト・デイ」の有無である。ちゃんとプレス・リリースにも明記されているが、日本盤の発売前日(フライングなので当日という認識だが)、“全米各地のラジオ局で最もオン・エア回数が多いことが期待される日”として、この日は予め設定されていた。しかしこれが実施されたという声はついぞ聴かれることはなかった。このプレスリリースの日付はUS時間2004年8月4日。シンプルに考えれば実施1ヶ月前にこうやって発表しておきながら直前で中止になるというような寸劇は、巨額の契約であることを踏まえた場合如何にも考え難いのだが、もし実施されたが反応が薄く話題にならなかっただけ、というのであれば、少なくとも熱心なファンたちからの報告のひとつもありそうなものだが、それすらもなかった。(筆者の知る範囲ではね。海外のサイトを見てまわっただけだけど。)ということで、とりあえず考え難いとはいえ「中止」だった、とみるのが妥当かと思う。(その4へ)


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