片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

心揺さぶる新ミステリー、2017秀映画(NO4)

2018-02-23 15:48:30 | 「映画・演劇」

前線を伴った低気圧が北海道に近づくでしょう。北海道や東北は雪が降り、ふぶく所がありそうです。北陸や山陰も雨や雷雨がありそうです。関東、東海から四国、山陽、九州は大体晴れる見込みです。最高気温は全国的にきのうより高くなるでしょう。(tenki・jp)

3月に創業100年を迎えるパナソニックが今夏までに、創業者の松下幸之助を紹介する施設を中国・北京に新設することが分かった。日本の大企業として戦後初めて中国に製造拠点を設け、現地の近代化に貢献した経緯があり、著書は中国語に訳されて書店に並ぶ。(毎日新聞) 

8:30分 暖かい陽光に包まれ、アヴェルデマンション階段を杖にすがって上り詰め、1週間ぶりに予約済み整骨・鍼灸院「むくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる。本日一番患者、受付スタッフの案内で幅狭青ベッドに仰向き姿勢、背中が固い感触が円背姿勢に矯正力を与え、治療約60分間の安楽姿勢を保つ。

鍼灸師は院長W氏、プロ野球キャンプ情報が伝わる中「阪神タイガース」についての情報交換。金本監督 必勝ローテーション 能見にも当確を出し「メッセ、秋山、能見というのは決まっている」、ドラフト2位の高橋遥人投手(22=亜大)の株が上昇を続けている等話は尽きない。仰向き向き姿勢・うつ伏せ姿勢のストレッチ・マッサージ・指圧手技受診後、鍼灸治療受診。
両足は冷え込み防止のため、防寒サポーター着用、先生に毎回靴下・サポーター脱着の手間をお掛けし申し訳なく思う。
鍼灸受診後10分間、腹部・足首に電源盤を装着しての安楽姿勢がたまらなく快適気分に導いてくれる。

「むくの木の森」受診後、2軒西隣「広石医院」高血圧診察に訪れる。高血圧管理手帳を提示し血圧測定受診、「ちょっと高いですね」144-74の診断。先生の診察では、暖かくなると血圧は下がると思いますが先週と同じ薬を2週間処方致します。

帰途、宝塚ゴルフ場前、コンビニ「フアミリマート」立ち寄り大休止、日光をガラス越しに全身に受けながら日向ぼっこ、読書、コーヒーを楽しむ。

午後は12:40分、ピピアめふ5階シネ・ピピアにて、今年4本目は、2017年秀作フランス映画「婚約者の友人」観賞。

 第一次大戦の傷跡が色濃く残るドイツの田舎町で、身寄りのないアンナは、亡き婚約者フランツの両親と暮らしていた。ある日フランツの墓で見かけた、見知らぬ男が訊ねてくる。アドリアンと名乗るこのフランス人は、フランツが戦前パリに留学していたときの友人だという。彼がためらいがちに語るフランツの思い出に、癒される家族たち。だがその気持ちがアンナのなかで次第に恋愛感情に変わる頃、アドリアンの秘密が明かされる。

 モノクロの映像も新鮮に映る、1911年時代ものだからと全編をモノクロで通すのではなく、ヒロインの心情に従ってときおりカラーに変化させると暗いイメージが一変。アンナがアドリアンと散歩をしながら語り合うとき、洞窟を抜けて湖に出るとともに、あたかも彼らが新世界に足を踏み入れたかのように色彩がふたりを包む。 フランスを客観的に捕らえるシーン、パリを訪れたアンナが、レストランでフランス人が国家を合唱するのに遭遇する場面さりげなく国粋主義への批判が滲む。ドイツシーンでは息子を亡くした親父さんばかりバーに集まって愚痴をこぼし、憎いフランスに仇討と息巻く。若きフランツもアドリアンも、そしてもちろんアンナも、戦争がなければその運命はまったく変わっていただろう。そんな思いをミステリーのなかに託し、あくまで上品に、情感豊かに描き出している作品。終了後座席に在って5分余り余情に浸る佳作品だった。