片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

最高のセンス、”お国柄”アルゼンチン映画

2018-02-03 16:07:09 | 「映画・演劇」

きょう(3日)の東京都心は寒さが少し緩みました。雲が多いながらも、時折日差しが届き、気温も上がっています。きょう(3日)正午現在の気温は6.9度。また、正午までの最高気温は7.8度で厳しい寒さが緩みました。あす(4日)は「立春」。暦の上では春ですね。あすの関東は、きょうよりもさらに気温が上がりそうです。(tenki・jp)
移動時間がもったいない? 東京と羽田空港を結ぶような短距離路線から、東京~博多間約1100kmという夜行の長距離路線まで、高速バスは日本全国を結んでいます。本数で見てみると、昼間に走る「昼行高速バス」が圧倒的に多いものの、300kmを超えるような長距離となると、夜行の割合が増加します。(乗りものニュース) 

8:30 金・土曜連続予約の鍼灸院「むくの木の森」にて左片麻痺硬直治療受診、五日分の疲労を癒すにはストレッチ・マッサージ・鍼灸は最高の漢方治療。
全身施術受診後、顔面・頭部を含む麻痺左上肢・下肢に「鍼」「お灸」の院長独自の手技を受けてから10分間の安楽姿勢は何物にも代えがたい至福のひと時。

10:00 開店早々のEDION宝塚店入館、エプソンー802Aインクカートリッジ6色パックIC6CL50(7,344円)と写真が入ったカラー文書用にA4スーパーフアイン紙(100枚入り)1,134円購入。
店内歩行は疲れるのでレジカウンター椅子に座って便宜を図っていただく。毎回の接客サービスで有難い対応であるが店内放送の騒音には高次脳機能障碍者は耐え難い苛立ち症状となる。

12:10 ピピアめふ5階シネ・ピピアにて2016ヴェネチア国際映画祭主演男優賞賞作品アルゼンチン映画「笑う故郷」(№3)観賞、ノーベル文学賞作家の帰還をきっかけに起こる珍騒動を描く人間ドラマ。
久しぶりに故郷に戻った主人公と地元の人々との交流が、思いがけない方向に進む様子を描写する。オスカル・マルティネスの圧倒的な演技と緻密に入り組ん だドラマ構成。可笑しくて、哀しくて…笑うに笑えず、泣くに泣けない人間模様!
♦冒頭のノーベル賞受賞スピーチから異色、国王陛下を前に観衆は息をのんでシーンと静まり返る。グッドタイミングで爽やかな拍手、さざ波のように広がっていき、スンタデイングオーベーションはこれから展開する故郷の南米パワーを予想させる


♦題名とは全く異なる展開、受賞後5年秘書が受領した各国・各団体の招待を独特の人生観で断る主人公が故郷の招待に心を動かす。
それも一人で行くと決意段階からの脚色は綿密で、泣き・笑い・哀感・色と欲が絡んでくる。
♦スペイン~アルゼンチン空港着、首に迎えのカードを着けた大柄の運転手、故郷迄7時間のドライブスタート。途中でパンク、両人共携帯電話の所持無し、終始スマホも登場しない。
♦訪ねてくる田舎の人、・破綻寸前友人夫婦(夫人は幼馴染)・大道芸人・身障者の息子に電動車椅子をせがむ男・奔放な若い女・絵画展での入賞を迫る土地の有力者・ホテル受付の若者・招待市長は政治的利用にひきずりこむ。
♦田舎の町サラス、活況は何処にも無く、閉ざされた店舗が目立つも説明はなく、視聴者の判断に委ねている。ご馳走が「ヤギの頭」、肉の塊に食らいつく地元の友人。近づいた友人も本性を現し、唯一幼馴染が心配して身を守ってくれる
脚色がユニーク、主人公を含む俳優の演技が素晴らしい、芸術を理解するふりをする友人は「嫉妬」から本性を現すが演技は抜群に良かった。
♦青春時代を過ごした田舎町、相変わらずの旧友たちとの想い出話。帰郷して心地よい驚きと秘密の喜びも味わったが彼を取り巻く事態は思いも寄らぬ方向にブレ始める。