ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

外来緊急条件の見極め

2012-12-20 22:32:08 | Weblog
 今日は研修医との新患外来日。研修医は定刻より、10分程早く来てやる気を見せる。
 確かに、一人は入院、一人は外来加療出来そうな肺炎と、見極めを学習できたはず。
 前者の入院された方、一見やばそうに見え、いつもは口出しは極力控えるのだけれど、遅くなってはマズイと次々に声を掛けてしまった。
 いつもの様にゆっくりやっていたら、途中で危うくなったときに、本当にマズイ場面になる。これは絶対に避けねばならず、絶対に後手に回らないように口出しをしてしまった。
 後で、研修医に直感を聞いて見るのを忘れてしまった。

 寒くなって、今週から帰宅時は、ビールから熱燗に代わってしまった。
 胃に、浸み渡るけれど、その分酔いが早く、注意だが、食後は猛烈に眠い、眠ってしまうが耐えられない。

※ 古代マヤ文明の「世界終末日」は、明日12月21日、どうする?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“正月”の重み

2012-12-19 22:27:44 | Weblog
 天気予報の様に、朝から寒くなっていく空気。
 今日は予約外来、数名の予約外が入り、それぞれ色々の事情はあろうけれど、もう少し考えて頂いてもよさそうな内容。
 これで、昼食は約1時間の遅れ。
 朝から遅れ始めると、当然ズルズルと遅れだし、ダッシュも効かない一日だった。
 疾患や病態に対する不安は、分かるけれど、何でもう一歩位考えて下さってもって感じ。
 年末に向けて点滴加療をするべきか否か思案中の方、検査結果がもう一つで、無理すると折角の正月が厳しくなりそうで、治療は来年に延期の甘い判断。
 正月でなければ突っ込みだけれど、“正月”の重みは十二分。
 夕方の隙間の時間に宿題を大至急ですませて、年末体制に入る。

 今週も気疲れしそう。

※ 韓国大統領選挙は初の女性、ここが日本に比べて絶対的進歩。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無償提供って、あり?

2012-12-17 22:27:14 | Weblog
 明日からは寒くなりそうな予報だが、今日はまだそれ程寒くはなかった。
 比較的仕事が少なめだったが、そんな時こそ、雑務が入り込み、雑々の一日。
 延べ、三日がかりで漸く紹介状ができあがった。
 ドック受診者に検査終了後の飲みものを提供するのに、水か湯を自由に飲んで貰うか、それともペットボトルを出すかで意見が分かれた。
 どちらかを選択して貰い、ペットボトルは元々購入費用が掛かっているのだから、前者は無料、後者を御希望の方には、無償ではなく“お志(寄付)”を頂いたらと提案。
 どうも感覚的には同意を得られた感触は無かったが、購入費用がしっかりと要るものを無償提供は赤字持ち出しで、納得し難く、いつもは「いいんじゃないの~」と流すのに対し、突っ張ってみて、結果を待つ。
 
 自民党党首=投手は再登板。前の自戒を超えて行くことを期待するしか、行き先はない。きっと家に帰って、こみ上げる笑いを吹き出して、そっと祝杯をあげたに違いない、それで当たり前だけれど。

 一つ反省、“池上彰の選挙速報(タブーなし)”を見れば良かった。
 次は、来年の参院選。

※ 北朝鮮の人工衛星は、もう機能していないかも、ホントらしい?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

担当交代希望?

2012-12-17 22:27:14 | Weblog
 朝からのシトシト雨、昨日の選挙のカラッポ感を思わせるは言い過ぎ?
 気の毒だけど、民主党の大風呂敷の中味は“スカ”で、結局何も出来なかった。
 朝刊は薄っぺらで、これで十分なら、普段もこの位の薄さにしてくれたら、読むのも早く手軽、そうは考えてくれそうもないけれど。

 今日はドック健診の日。このところ、なんとなく実数がふえ、忙しい感じだが、問題のありそうな人が僅少で良し。多かったら、フォローで手間取り、時間に窮しそう。
 外来で紹介状を書いていると、某スタッフから、とある患者さんが担当医を替えたがっている、即ち、A医師から自分に替わって欲しいと言っているようで、もう減らそうとしているのに、増やすのはヤメテクレ~!
 確かに患者さんの意向も大事だけれど、調べると、今の病状は比較的安定しているし、医療上に大きな問題も少なそうで、相性の感覚的判断からきているみたい。
 お気持ちもわからないでも無いけれど、やっぱり堪忍して欲しいのが結論。

※ 自民党“I”幹事長、(沖縄普天間飛行場)「県外移設というゴール」、いつか教えて欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民審査(最高裁判所裁判官)

2012-12-16 21:31:46 | Weblog
 今日は衆議院選挙と一緒に国民審査があった。
 いつも、多分の大多数人は気にもしてない、できない事柄だろうけれど、ふと見て考えると、検察官から裁判官に転身した方もいる。
 裁判所は、できるだけ公平に白黒つける所と漠然と思っていたが、検察は容疑者を黒だとそれなりに確信するから、「彼等は黒です。証拠を集めましたから、確認して下さい。」と強く言っているのが裁判のはず。
 黒らしいではダメで、黒と確信できなかったら、「黒です。」とは言えない。
 検察は「悪いのは彼等です。」といい、有罪を求める場が裁判所で、弁護は「いや、そうではありません。証拠には間違いがあります。」とか「罪はもっと軽いです。」等を言って、どっちに転んでも、容疑者以下は裁判所にはいない。
 検察を突き詰めれば、“有罪”にしたいと結論した人達。
 裁判官に「何で、こいつが無罪やねん!」と、これを慇懃に言ってるだけかも。
 今回の国民審査をみると、検察から2人が裁判官に転身している。
 今まで、「こいつは悪人だから、有罪にしろ~!」と言ってた人達が、いい年になって、今度は「有罪にしろ」と言われ、有罪にするか否かを決める立場に替わるというのは、どうも合点がいかない。
 また、その他審査させる裁判官は、これまでにどんな事件をどう裁いてきたか、どう意見を付けたかをもっと分かり易く知らせるべき。
 でないと、国民審査なんて、大上段の言葉はかぶせられない。

 今の時間までの開票速報からは、事前メディアの予想以上になりそう。
 コワそうだけれど、これが小選挙区で、彼等を選んだのも国民。

※ 米国国務長官、ウイルス性腸炎で意識喪失、まさに彼の国を象徴するが如く?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注ぎに来たらどうする?

2012-12-15 21:28:48 | Weblog
 昨日は忘年会、殆どビールばっかりだったんだけれど、やっぱり飲み過ぎてしまい、家に帰ると眠くなっており、起きていられなかった。
 飲み過ぎまいとは、思っているんでけれど、断りにくい感じもでてしまい、注ぎ来ると困ってしまう。
 余り注ぎには行かない。一回「いいよ~」と言ったら、すんなり引いてくれたらと思うけど、この辺りの尺度が違いそう。

 今日はシトシト雨で気温は上がらなく、宿題の整理。
 選挙の日が、こんな雨だと、面倒になって投票率は落ちそう。 
 明日は晴れそう、テレビでは、どこも強気な選挙演説、実践出来るのはどの程度がこれがコワイ部分。

※ 忘れ去る前に、米国銃乱射事件はエンドレス。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けの明星

2012-12-13 22:26:05 | Weblog
 朝の明けきらぬうちに、朝刊を取りに外へ出て、東の空を見上げると、明るい光。
 早い飛行機かと思ったが、動かず、それならば、“明けの明星=金星”しかない。
 前にそう考えたのは、もういつのことか忘れてしまった位昔々。

 新患外来、研修医が来る前に問題患者さんが来てしまい、研修医には些か物足りなかったかも。 
 でも、院内、そっと有名クレーマーが受診。
 「困ったら。『少し検討させて下さい』と言って、患者さんを、一旦外に出してもいいよ。」と入れ知恵。
 問診段階で、言葉の端々を突っ込まれ、際どくなるかと思ったが、研修医は素早く「済みません」と下に出て、うまくかわす。
 いつの間に、そんな技を覚えたのか?

 夕方の鎖骨下静脈穿刺は一昨日と同じ研修医。
 やはり、最初の位置決め超音波エコーの検査。なかなか決めきらず、初めから迷い道に入る。それはエコーに頼り過ぎで、エコーで示された所でないと刺してはいけないという観念に取り込まれているからかも。
 古い自分は、エコーはただの参考、その後は自分の好きにする。
 結局、迷路から出られずに、若いのと交替。若いのも、ちょっと手間取り、とうとう交替かと針を準備しかかったら、何とか挿入できて、約85分の長丁場で終了。
 長くても何とか出来て積み重ねられる、患者さんにも周囲のスタッフにも感謝。

※ ミサイル=人工衛星打ち上げ、北朝鮮も役者になったもんだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票マッチング

2012-12-12 21:55:31 | Weblog
 朝の新聞を見ていたら、今度の衆議院選挙、多すぎる政党のどこが自分の考えに近いかを探るネット記事が出ていた。
 それが、日本政治.comの投票マッチング、まさに時流に乗って、20の質問を選択していくと、自分の考えに近い政党にたどり着けるというホームペ-ジ。
 作成者は妖しくなさそうで、まあ、面白そう。
 ただ、作成者の意図がそれとなく、誘導されるが如くに入っているか否かは分からない。
 もっともっと、ネットを活用したら、面白いけれど、情報材料過多で、返って迷うかも知れない。
 
 今日は予約外来、比較的順調。でも、いつものように、太った方もいつものように太ったまんまの、これも現実。
 明日は研修医と新患外来、夕方は昨日に続いて鎖骨下静脈穿刺予定。

※ 知らない間に、在日米海軍司令部は自宅禁酒なんてのをやってたような、「えっ?」ド○○!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎖骨下静脈穿刺90分

2012-12-11 23:00:18 | Weblog
 夕方前のカンファレンスが終わって、研修医と鎖骨下静脈穿刺を行う。
 前もって、昼休み頃に、事前講義。
 この時、この研修医は、もう卒後半年以上なのに、鎖骨下静脈穿刺は見学もしていないことを知った。
 今までに、他科で内頚静脈穿刺はやったことはあるが、他科では鎖骨下静脈穿刺は流行らず、書物以外は未見。
 本当は、せめて一回位は見学の後に実施をさせてやりたいが、他科がそれではと、意を決して、本番実践で開始。
 患者さんを前にして、超音波エコーを鎖骨下に当てて、静脈を探り、それらしき影は映すが決断出来ない。
 皮膚に刺入点と刺す方向をマジックで描かせ、助言一杯で始める。
 注射器に麻酔剤を吸い取ろうとするのだが、こんな事にまで助言をしたが、イメージが伝わってなくて、何故か吸い取れないという“過緊張”状態。
 「やりたい様に,麻酔を取ってよ。」というと、周囲にこぼしながら吸引。
 皮膚に麻酔をして、麻酔用の細い針で探っていく。
 勿論、針先にビビリが出て、進みは遅く、迷いためらいがにじんでいる。
 「麻酔を極少量入れては、陰圧を掛けて針を進める。これを繰り返す。」というが、指先にはやはりビビリがある。まあ、見学無しの本番で、仕方ないけれど。 
 ・・・・・と60分経過、さすがに気兼ねが出て、「ちょっと交替。」と替わる。
 試験穿刺針で静脈を刺して、研修医と交替。
 これを二回繰り返して、漸く挿入出来た。
 アドバイスにつぶされ、何をやっているのか分からなかっただろうけれど。最後の締めは研修医がやって、きっと得たモノはある。
 90分は長いが、迷って迷って進むしかない。
 次回は、明後日の予定で、忘れる前に次があるのはラッキー。
 この為に、帰宅はいつもより2時間遅れで,夕食前の食前酒はなしになった。

※ 衆院選、被災地復興議論の外、沖縄なんても、いつも瞬時に蚊帳の外。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国からの受診者

2012-12-10 22:32:00 | Weblog
 今日、ドック健診をやってたら、中国から来た母親を連れて、一緒に受診された方。
 母親は日本語が全く分からないから、子供が通訳。
 「日本の病院はホテルみたいだ。」と“超”ホメ言葉。
 「いつ頃まで、日本に居るのですか?」
 「3ヶ月位。」
「薬、持ってきてる?足りないんじゃないの?」
「薬は半年分持ってきてる!」
「えっ、そんなに?」
「向こうの病院は人が多くて、・・・」・・・ここの意味は分からなかった。
 でも、言外に彼の国の医療事情の厳しさが伝わってきた。
 薬を半年分も貰うのはいいけれど、その間のフォロー、調子の確認はしてくれているのか、とても聞けない感じ。
 きっと、子供も日本に長く住んで、親に日本の医療を受けさせたかったのかもしれないの“親孝行”。
日本は恵まれているのを教えて貰った。

 明日は、先月にやった鎖骨下静脈穿刺を自己抜去され、再度行う。
 今月から来た研修医と一緒に、もう卒後半年以上で、少しは進歩を期待しておこう。

※ 北朝鮮、人工衛星のようなもの、はっきりと中止といっても分相応。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする