ニトログリセリン錠の販売中止

　ふと、見ていると“ニトログリセリン錠の販売中止”の話が載っていた。
　かなた昔にでた、“ニトロペン”が、取って代わると、今更の話になっていた。
　発売日は、ニトログリセリンは１９５３年で、ニトロペンは１９８８年といずれも結構古く、この文章で思い出したのは、ニトロペンが発売された当時、循環器内科の医師が、その採用を申請された。
　それで、「同効なら、（使い勝手に不自由がある）ニトログリセリンは購入中止にされた方が、良いのではありませんか？」と質問したら、青筋気味に「それぞれ違う！」と拒否された。
　自分も青臭かったが、それ以上に弱く、そこで引いてしまったが、同席されていた先輩諸先生方は、何も言ってくださらなかったことも思い出してしまった。
　当時、“●●ッタレ！”と思ったが、言うわけない。
　２０１５－１９８８＝２７と、この２７年間、偉い方々は同様に黙されていて、ガイドラインに必要時には双方の記載がなされたままだった。
　本当に必要なら、この件に、「ニトログリセリンは大事です」と異議をいうべきじゃないの？　
　波風たてない２７年間、そのまんまはよくある事。

※ 東芝が３億円なら、ＶＷは如何程？