寒暖リサイクル

　天気も寒暖の輪から出てこれず、喘息コントロール不十分の患者さんは、軽い発作傾向を繰り返し、すっきりしてない。
　今日も二人ほど、何となく喘息が出てきそうな感じを訴える。
　平素、どれだけ十分に反応し難い程度に落ち着いているかに依る。
　明日はまた寒くなりそうで、しまいかけたマフラーも出したままで待ち。

　先日、皮膚の抜糸行為をしたとき、いつもなら直ちに消毒綿が出てくるのに、出てこない。
　ピンセットで糸の皮膚密着面を持ち上げて、そこのつまんだ下側をハサミで切って抜く。
　こうすれば、皮膚の上に出たままの汚れた糸は皮下に入ることなく、糸がぬかれる。　まあ、文章で書いても見ないと、この文章からはイメージ出来ないけど堪忍。
　終わって、終了。
　「消毒しなくていいの？」と聞くと「いいです。」と初めから終わりまで消毒剤は出番なし。これで“ＯＫ”。
　皮膚の下に汚れは殆ど入っていかないから、消毒は儀式以上の意味は乏しい。
　漸く、少しは考えて行動してくれたようで、成長。　

※　国民新党“Ｋ”代表、強気の姿勢で米側と交渉するよう政府に求めた、当ったり前。