分かっちゃいるけど“ギャップ”

　今年度の最終週の予約外来、それ程多くないが、種々疾患で当たり前だけど、理想と現実のギャップが一杯出る。
　糖尿病のコントロールが悪く、三食を程々に規則正しく食べるべき。
　しかし、生活のかかった仕事がこれを許さない。
　すると、コントロールは難しく、乱れて病気は進行する。
　病気の進行が分かっていても、生活の糧の為に身を悪くする。
　この辺りでも、働く先の余裕と理解がないと患者さんは、感覚的に痛くも苦しくもないうちは肉体に無理を重ねざるを得ない方を選択する。
　やがて、傷つき倒れるかも。
　すると、稼ぎは落ち、首もあり得る。
　患者さんに仕事を替えたらとも言えないし、無理しすぎないように考えて相談してよという位かな。
　入院の患者さんは段々元気になり、二人は年内に帰れそう。
　そしたら、別の疾患で入院していた方が、そっちは良くなったと回ってきた。
　まあいいよ、“お歳暮患者”受け取りにして、受持を変わっても、外来でずっとみてた方だし。
　・・・と年末も時々出勤になる気配。
　明日、最終日で新患担当。一杯来たらパンク？するわけない！　

※　やっぱり、暖かな日、こんなんでいいのって感じ。