町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

一般質問の通告をしました

2015年11月25日 | 活動日誌

本日、一般質問通告をしました。第4回定例会、今年最後の議会です。また、4年間の任期の中で、ちょうど半分が終ります。実りある議会としていきたいと思います。

今回の質問で、不在地主の空地の管理について取り上げます。空き家という点では、国の特別措置法により、空き家の適正管理や活用が推進されます。特に、特定空家等として、倒壊、保安の問題、衛生上有害など、放置することが周辺生活の保全する上で不適切な状態にある空き家についての対処が、強制代執行により可能となります。また、本議会には、この条例も提案されています。

一方、質問で取り上げたケースは、住宅街にある空き地の木が大木化し、その土地が、相続されず、名義人が実在しないというものです。空き家ではないので、特措法の範疇にも入らず、また、土地の所有者が実在せず、行政の記録情報でも、相続人も不明というものがありました。そこの樹木が大木化し、このままでは、倒木の恐れがあることから、周辺住民にとっては、大きな不安や危険を生んでいるために、このまま放置できない状況にあります。

私は、このようなケースも、行政が対応できる法整備が必要と考えます。弁護士にも相談しましたが、現状では、市における対応には限界があることも、これまでのやりとりからわかることではありますが、問題提起をしていくためにも、質問で取り上げることとしました。今後は、あわせて、わが党の国会議員を通じて国にも、解決策を求めていきたと思います。

今日は、午前中、一般質問の通告。午後には、質問内容について、担当部局とすり合わせをしました。その後、忠生地区地区協議会に出席。忠生地域の議員は、全員オブザーバーとして参加させていただいてます。これには、警察、消防などの方も参加しており、犯罪や火災情報なども聞くことができました。

振り込め詐欺は、少なくなったとは言え、今年度の町田署管内における発生額は、1億2千万以上です。大変な額ですが、それ以上に、金融機関の声かけで、防止できた金額は1億4千万以上とのことです。驚きの数字です。この数字を、どのように受け止めればいいのか、社会問題として根が深いと感じます。何が、原因なのか。防止策とあわせ、このような時代の根っこには、どのような背景があるのか。その点に迫る必要があると思います。