町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

富士川町にて視察研修

2016年11月09日 | 活動日誌
昨夜、長野市から山梨県富士川町に入り、今日、富士川町にて視察研修を行いました。
江戸から明治にかけて町を流れる富士川には小型の帆船が上り、鰍沢に河岸が設置され、赤穂の塩が富士川町で陸地に持ち込まれ、馬で塩尻まで運ばれていた時代があり、富士川町(旧鰍沢町)は陸路と水路の接点として栄えたそうです。
富士川は、日本三大急流の一つで釜無川と笛吹川が合流した河川で、富士川町の歴史はこの河川の氾濫との戦いでもあったと説明がありました。
富士川町の災害時相互援助協定は、阪神淡路大震災を教訓として一自治体では災害時の対応が不足するとの認識をきっかけとして結ばれ、現在に至ります。
富士川町では、リユース食器レンタルの取組を行なっているNPO法人スペースふう代表の永井寛子さんのお話しをうかがい、町田市の桜祭りでも使用するリユース食器の発祥は、ここ富士川の永井さんら10人の女性の取組から始まったことを知りました。永井さんらは、使い捨て食器のゴミを減らしたいとの目的で、リユース食器レンタルのしくみを考案して、実現しました。2003年に経済産業省の環境コミュニティ事業の採択を受け、その助成を受け、事業費の一部にあて、リユース食器レンタルの取組を始めました。事業を始めるにあたり、食器洗浄の施設整備には、この助成が使えず、永井さんは自ら借入を起こし、施設を建設したそうです。
現在永井さんは、取組を条例制定へ発展させるべく準備するとともに、オリンピックを契機として、リユース食器の利用を全国に拡げることにも取り組んでいます。
お話しされる中で、条例を制定し、町おこしをしたいとの内容を話されていました。こうした視点は、女性ならではないかと思います。ルールやしくみづくりによって、価値を発信していく、私は、素晴らしい発想だと思います。



永井さんと記念撮影していただきました





道の駅富士川からの景色

長野市議会との意見交換会

2016年11月08日 | 活動日誌
本日、市が防災協定を結ぶ長野市にうかがい、長野市議会の皆さんとの意見交換会を行いました。スポーツや文化振興をテーマとして、それぞれの議会が議連を結成していることから、議連の代表者が、それぞれの自治体の取組を発表。
長野市は、冬季オリンピックの開催があっただけに、規模、内容ともに充実した競技施設を有しているとの認識を改めて持ちました。それだけに、その活用もスケールの大きな大会やイベントの開催に使われていることが大きな特徴のようです。
Mwaveというスケート場は、清水宏保や岡崎朋美が活躍した場所だけに、スケート選手にとっては聖地として語り継がれ、全国中学の大会会場になっています。
意見交換会とあわせ、新庁舎と一体化され整備された長野市芸術館を見学。新庁舎では最新鋭の機器が整備された災害対策本部、芸術館では大ホールがコンサートのため見学できませんでしたが、二つサブホールを見学させていただきました。

火災が発生すると自動的に現地方向がモニターに映し出されます。

サブホールは、音楽専用と舞台を重視した、それぞれ特徴あるつくりとなっています。

庁舎のニワと名付けらた中庭。

庁舎整備担当の職員の方は、実は21年前に町田市との防災協定を結んだ際の担当された方でもあり、その当時のことを感慨深く話されていました。お互いの信頼が、協定を結ぶに至る最大の要因だったようです。
協定書にサインをした際の当時の寺田市長が使った筆ペンは今も大切に保管をしているとのことを話してくれました。

長野市議会、長野市の皆さん、ありがとうございました。
今日は、これから山梨の富士川町に向かいます。