子宮頸がんを国会の場に取り上げさせた平塚市議の鈴木さんの話を聞く機会があった。
今でこそ、おそらく、全国の市区町村の議員のなかで、子宮頸がんに一番詳しいと思われれる鈴木さんだが、相談として、子宮頸がんワクチンについて話を聞いたときは、はじめて聞くことばかりだったようだ。
鈴木さんは、子宮頸がんが、感染予防ワクチンの接種と定期的な検診でほぼ100%防げることを知り、ワクチンの早期承認のために、2007年9月、「ワクチンの承認が遅れている、早期承認を国会で取り上げてほしい」と松あきら女性委員長に要望したのだった。
これを受けた浜四津敏子代表代行(当時)が、同年10月の参院予算委員会で、ワクチンの早期承認と検診の受診率の向上を求めたことがきっかけとなり、厚生労働省の早期承認への取組が始まった。
町田でも、12月定例会での補正予算が可決されれば、いよいよ、このワクチン接種への助成がはじまる。実は、この鈴木さんは、町田に住んでいたことがある方だ。一市民の声を真剣に受け止めたことが、きっかけとなり、国会を動かし、いま、ここまで、話が進んだことを思うと、市民と直接触れ合う機会を多く持てる地方議員は、大きな力を持っていると改めて感じている。
全力で、がんばってまいります。