町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

地域の力について

2012年06月28日 | 活動日誌

先日、心理学者の書いた文章を読んでいたら、映画ライムライトのチャップリンのセリフが紹介されていました。「宇宙に漲る力は、地球を動かし、木を育てる。それは、君自身の中にある力と同じだ。その力を使う、勇気と意志を持つんだ!」と。そして、このセリフの意味するところについて、この心理学者は、「人は生きていくうえで、さまざまな苦悩に直面します。ところが、あらゆる問題を解決する力は、すべて、自分の中にあることを彼は指摘しているのです。」と述べています。私自身も、この素晴らしいセリフに感動するとともに、人間の可能性を信じていくことが、大きな力になると、改めて感じました。

今日は、健全育成委員会の会合がありました。地域の小中学校の校長、副校長、PTAを始めとした保護者の代表、町内会・自治会の代表、保護司や民生児童委員が集まり情報交換、大変、多くの方々が集まっての会合です。児童生徒の育成に力を注いでいる方々です。大変、貴重なお話を聞くことができました。改めて感謝をする次第です。

私は、人間同様、地域には地域のさまざまな問題や課題を解決していく力が必ずあると考えています。本来、そういう考え方をしていくべきであろうと思います。必ず、いい地域になる。この思いを皆で共有できたら素晴らしいのではないかと思います。

そして、地域の力で、教育現場を守っていくとの認識を地域社会で共有できたら、大変、素晴らしいと思います。健全育成の取り組みは、その点で、とても、大切なものです。

 


東京消防庁に、町田消防署建て替えに関する申し入れを行いました

2012年06月27日 | 活動日誌

昨日、午前中都庁に行き、東京消防庁への申入れを行いました。都議、市議団7名にて、建て替えを行う町田消防署についての要望です。すでに、次期建て替え候補地や敷地面積などは、ほぼ決定しており、今後は、具体的なスケジュールに入っていくと思われますが、施設の建設には、通常5年は時間を必要とするようで、実際にできるのは、まだ、先の話です。

近隣に、スポーツ広場、公園などがあり、災害時の拠点として、一体的な利用も可能なことから、それを踏まえた施設機能を付加するよう要望しました。例えば、神奈川県の隣接自治体とも近いことから、広域連携の拠点とすること、また、近隣住民をはじめとした市民の防災センターとして位置づけ、市民に開放することなどです。

現在の町田消防署は、昭和38年に建築されました。施設としては、老朽化による影響が心配されています。一刻も早く建て替えを行いたいところです。建設候補地がようやく決まったことから、施設の機能について、具体的な要望をいたしました。どのような消防署が建設されるのか、今後、大きく関心が持たれることと思います。防災対策の充実にとって、大切な拠点です。何よりも順調に建設が進むよう願っているところです。

ところで、6月議会では、自治会・町内会を主体とした自主防災などの災害時の対応として、米国の市民救助隊のように、ICS(危機管理システム)の導をしたらどうかというような提案をしました。市民レベルにおいて、現場が主導する災害時の対応がなされることは、災害対策として、有効に機能するとの考えによるものです。防災について、市民のみなさんの意見を聞くと、行政は何をしてくれるのかという声が大きく、発災当初の自助・共助の在り方について、あまり、論じられていないのが現状だと思います。市民レベルでの危機管理システムの導入は、こうした課題について、具体的な対策を進める上で役立つものと思います。引き続き、導入に向けて取り組みをしていきたいと思います。


社会保障の充実、身近な問題について

2012年06月25日 | 活動日誌

入院をすると、いったい、自己負担はどのくらいになるのだろうか。それが、病状によって、よくわからいというのが、実情ではないかと思う。

通勤途中に父親が怪我をしてしまった。仕事ができないどころか、歩行困難、排便も難しい身体状況となり、寝たきりのまま入院している。在宅で、面倒見ようにも、糖尿や心臓に疾患があるなど、家族で支えるには、負担が重い。療養型の病院に移ることを、進められているが、入院費用が払えるような金額ではない。若い子どもたちが、働いても、借金しないと払えないような費用がかかる病院への転院を進められているということで、どうすればよいのかとの相談がありました。

こうした保険診療でカバーできない入院費用についての相談というのは、これまでもよくある話です。

現在、消費税増税の議論のなかに、高額医療費の自己負担の上限を下げる話があるが、実際には、公的医療保険がセフティーネットとして機能していない分野もあり、民間の医療保険との組み合わせで、ようやく、やりくりできるような実際の費用負担となるケースがある。

消費税増税の議論も、このあたりに踏み込んで、具体的な事例を提示して、ここまで充実しますというようなことがわかると、わかりやすいのではないか。社会保障の充実といっても、身近に存在する厳しい現実について、具体的な対応策を示してほしいと思う。


交通安全都市を目指して

2012年06月23日 | 活動日誌

「他の自治体より、税金が高いけど、交通事故がない」私は、これはこれで、納得できる話であると思う。

先日、残念ながら、まだ、2歳という幼い命が交通事故によって奪われてしまいました。ご両親をはじめとした、ご遺族の方々への謹んで哀悼の意と、ご冥福を祈るばかりです。幼いわが子であり、兄弟であり、孫であり、近所のかわいらしい子であり、ひとつの命とえども、多くの人にとってかけがえのない命が、突然奪われてしまうということが、どれほど、痛ましいことなのか。今回の事故は、いろいろな意味で身近な場所で起きただけに、大変、ショックを受けるものでした。

交通事故は、事前の策により、かなり、防げるものもあるという点では、今回の事故がどうだったのか、何か、できることはなかったのだろうか、そんな思いが込み上げてきます。交通安全都市、そして、犯罪のない都市をつくることは、まちづくりにとって大きなテーマであり、私自身も多くの事案に優先して取り組むべき課題であると認識しています。今後とも、この課題に全力で取り組んでいきたいと思います。

 


犬や猫の保護をしている方々と懇談

2012年06月12日 | 活動日誌

ノラ猫の寿命というのは、3年ぐらいとの説もあるようです。猫の一般的な寿命は、よく、知らないのだけれども、ノラ猫となると事故や病気で、亡くなる可能性が増してしまうことから、そのぐらいだという。先日、犬や猫の保護、そして、去勢や避妊などを積極的に行っている方々と懇談させていただく機会がありました。3年ぐらいの寿命というのは、その際、聞いた話です。

町田市では、動物を一時保護するような施設がないことから、保健所に連れてこられた犬や猫は、一時的に市民ボランティアが預かることが、よく、あるようです。また、市民ボランティアの方々は、繁殖を防ぐために、積極的に、避妊や去勢を進めているとのこと。殺処分されるような命を増やさないという点でも重要なことです。

市民ボランティアの方々には、市は、大変お世話になっているように感じましたが、この方々は、ブリーダーというわけでもないですし、自分勝手な趣味的に犬や猫にかかわっているわけではないことが、よく、わかりました。

例えば、一時保護をしていると、趣味で、動物を沢山飼っていると間違われたり、ほとんど、かかった費用というのは、自分持ちのような状況です。市の対応に協力をしているにも拘わらず、一般市民からは、何をしているのか、そして、その社会的意義などについて、あまり、理解がされていないことなど、大変、ご苦労されていることを知りました。

動物の愛護及び管理に関する法律では、基本原則として「動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。 」としているが、どちらかというと、ペットとして販売してる光景や、いらなくなれば捨ててしまようなことなどが、ペットについての印象としてあるのも事実である。「利用するだけ利用して、最後は、行政が処分をしてしまう」という、法律の基本原則からかけ離れていることが多分にあるというのが、実情のようです。

「法律を守っている方々が肩身の狭い思いをしている」というおかしな話の典型事例のように感じてしまいます。

 


ホタルを見ることができました・・・

2012年06月11日 | 実績

今日は、今年になって、初めて、自宅のすぐ近くにある小山田緑地で、ホタルを見ることができました。ここ数年は、6月に入ると、晴れた日の夜には、小山田緑地の水辺に足を運んで、その年初めてみるホタルに心を和ませたりしています。緑豊かな小山田の生活を満喫しているといったところでしょうか。

ホタルの育成には、その餌となるカワニナ育つ環境をつくる必要があります。その昔は、もっと小山田にはホタルは飛んでいたのですが、大量の農薬を散布したことがあり、それから、この地域では、ホタルをあまり見ることができなくなったそうです。それが、ここ数年、ようやく見ることができるようになったようです。何度か、子どもたちと見に行ったこともあり、幻想的な光景を一緒に目にしたこともありました。

ここ数日、毎日のように、市民相談を受けています。相談内容は、病気、介護、仕事、地域の問題など、さまざま、多岐にわたります。このような相談を受けながら、毎回の議会での質問のヒントにしたり、現状の制度の評価などにつなげたりしています。

病気や仕事など、問題が起きるときというのは、複合的に関連し合ったケースが多く、しかも、 なかなか解決ができないような問題もあります。たとえば、職人さんが、身体を壊せば、すぐに、就業に影響がでるので、病気も単なる病気で済まないケースが多くあります。

また、優秀なサラリーマンであっても、精神疾患などを抱えてしまうと、仕事どころか出勤も難しくなることもあり、最終的には、会社を辞めてしまうことになることもあります。町田市の国保の使い道を見ると、通院であれ、入院であれ、働き盛りの30代~50代の多くの方が、精神疾患に罹っていることがわかる内容でした。

いずれにしれも、健康管理は、とても大事であると、つくづく感じている次第です。