町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

学校のエアコン設置について視察

2010年10月30日 | 活動日誌
今日は、台風接近のために、文化祭などの行事を見合わせたり、時間変更をしたところも多かったようです。小山田中の文化祭に行かせていただきましたが、午前中で、解散したようです。午後、うかがったために、予定は、来週火曜日に延期となり、校長先生のはからいで、展示のみ、見学いたしました。職場体験について、取りまとめられた感想やリポートは、中学生が大変貴重な体験を積んでいることを感じるものでした。また、生徒自らがテーマを決めての研究発表では、地球環境などの大きな課題に取り組んだものが多く、中学生が、将来に対して問題意識を持っていることを感じさせるものでした。


さて、昨日、港区の高松中学校に行き、エアコンの設置について、視察をしてまいりました。高松中といっても、高輪にあります。実は、この中学校名前の由来は、高松宮さまが用地を寄付したことによるものだそうです。都心の学校だけに、周辺には、マンションやビルなどが立ち並んでいます。

港区では、よりよい学習環境を整備するうえで、厳しい暑さ対策として、小中学校の普通教室に空調設備を整備しています。1980年代以降、学校の改築に合わせてエアコンの導入が開始されました。平成15年度に学校選択制が開始されることに伴い、普通教室をはじめ専門教室、会議室などすべての部屋にエアコンの導入をしました。学校選択制との関係では、エアコンの設置状況が、学校を選ぶ理由になる可能性があったためとのこと。
年月とともに、エアコンの性能が向上していることや、維持管理の問題、ガスや電気などの供給の問題、配管、換気、室外機など、多くの要素により、どのようなものを、どのように設置するのか、きめ細かい検討が必要なようです。室外機は、集中より、個別にしたほうが、効率が良いとか、あるいは、電気にする場合は、電気の契約上の問題があることから、ガスも利用していることなど、多くの点で、検討すべき課題があることを知った次第です。

いずれにしても、来年度の実現という点では、財源確保が大きな課題です。東京都、国の支援を、ぜひ、期待したい。

屋上で、とった写真です。

川上村視察

2010年10月26日 | 活動日誌
議会の改選ごとに、川上村の町田市自然休暇村に行くのが、ここ最近の慣例となっている。新人議員もいることから、一つには、施設の状況を知るのが大きな目的だ。自然休暇村は、建設されてから21年が経つ。施設の傷みは、予想以上に激しく、昨年は、椅子やテーブル、食堂の床などを修理、改修をした。建物自体の劣化、配電設備、建具、屋根など、すべたが、老朽化をしていることから、今後、計画的な改修をする必要がある。

今回の視察では、野辺山国立天文台、川上中学校、川上村コミュニティーセンターの見学を行った。野辺山国立天文台に行き、柴崎清登教授の話を聞きながら、施設の見学をできたことは、貴重で、有意義なものでした。太陽の状況を電波観測し、その状況に変化があることを聞いた。関連したブログ→国立天文台 野辺山 懇談会 天体観測は、壮大な宇宙空間を感じることができる。天体観測所は、とても、不思議なそして感動に満ちた体験ができる大変貴重な施設だと思う。ぜひ、町田市の小中学生も川上村に行った際には、立ち寄る機会を持つべきであると思う。そして、その時には、所長に話がきけるようにしてほしい。

今回の視察では、川上村の村長の話を一時間半も聞くことができた。川上村長の藤原忠彦さんは、昭和63年に村長に就任して、現在6期目にいたっています。川上村は、村全域が標高1,000メートル以上にある高冷地。長野県の東南端、大変、厳しい気象条件、その昔は、貧しい、荒れた山奥の村だったそうだ。この厳しい気象環境を逆手にとり、高原野菜栽培に着手して、農業は、村の基幹産業になっている。長野県で、経済成長率が1位という実績だ。村では6割の就業者が一次産業である農業に携わっている。一番印象に残った話のひとつは、リゾート法によって周辺地域が、リゾート開発を次々と行ったときに、それと距離を置いたということだ。3次産業と1次産業は相容れないとの考えから、村は、農業振興に集中した。その結果は、いまとなってみば、歴然としている。日本のトップレベルの農業収入。単純計算では、世帯あたり、2500万円にもなるそうだ。

医療についても、長野でもトップクラスの一人あたりの医療費の少なさをほこる。在宅医療が中心であり、訪問看護のしくみを早くから導入している。在宅での看取りがほとんどであり、生命の尊厳が守られ、多くの家庭から、感謝されているとのこと。

村では、民営の路線バスがあったが、ある日撤退することになったときに、村民から、ぜひ、続けてほしいとの要望から、村が赤字覚悟で、バスの運行をすることにした。電車との連結、スクールバスとの共用など、工夫に工夫を重ねたら、乗車率があがり、黒字になってしまったとのこと。民より官が有利な場合もあるとのことだ。

学校施設をつくるときには、7つの補助金を獲得したとのことで、見学したが、地場産のからまつを70%以上使った、贅沢なつくりの学校施設だ。音楽室、体育館は、本来、学校施設ではなくて、社会教育施設であるものを学校が借りている形式をとったとの話には、驚きました。

とにかく、町田市では、想像もつかないほど、独自性の高い、村の運営を行っている。それでも、村民の福祉や教育のために、村の発展、基幹産業である農業の発展もあるとの考え方には、感銘を受けました。有数の農業生産地といっても、農業のためではなく、村民のためとの強い思いがあるようです。村の目下の大きな課題は、村民のお嫁さん探しのようです。写真は、川上中。

新潟中越地震

2010年10月24日 | 活動日誌
昨日10月23日は、新潟中越地震があった日です。2004年10月23日18時ごろ新潟中越地方を震源として、地震がありました。最大深度は、7を記録した。

当時は議員になる前だったが、被災間もない川口町、小千谷市に行く機会があった。

この地震で、最大深度7を記録した川口町の駅前や農村集落の惨状は、すさまじく、倒壊した建物、大きな亀裂の入った道路、寸断された橋といった光景は、今でも、目に焼きついている。

現地で、たった一人だけ公明党議員いた。話を聞くと、一番、困っていることのひ一つが、大便の処理。トイレの排水機能が失われ、大便が貯まってしまう。処分に困り、その議員が、夕方、畑近くで、ドラム缶に入れ、焼いていた。

その光景は、知らない人から見れば、なんとものん気に見えるようで、外から視察に来た人たちは、不思議な顔をするのだとも言っていた。

被災者の激励や相談に駈けずりまわり、その都度、家族や友人などへ連絡をするのに、携帯電話を利用していたら、電話代だけで、一ヶ月分の給料の額を超えてしまったとのこと。

川口町のある集落では、道路が寸断され、陸の孤島のようになってしまい、救援の手がしばらく入らない日が続いた。余震が続くなか、倒壊した自分の家には住めず、10月の終わりの朝晩の冷え込みを凌ぎ、身の安全を確保するために、車の中で、過ごした人もいた。こうした方の安否確認のために、軽トラに板切れを積み、痛んだ道路の上に、その板切れを敷き、その上にタイヤを走らせたりしながら、一軒一軒の家を回ったそうだ。

町田市でも、防災対策のために、町田市防災計画を策定している。しかしながら、災害時に、議員という立場にかなった責任ある行動が、どこまでとれるだろうか。地震や土砂災害が起きると、いつも、このときのことを思い起す。


有権者、市民とともに

2010年10月19日 | 活動日誌
ユニクロの柳井社長が新聞のコラムでこんなことを言っていた。「消費者が商品を見る目がどんどん上がっている。企業の側は、受けての方が数段上だと、心したほうがいい。」とありました。
ユニクロにして、市場に対して自らの存在価値を問うような認識を示しているのは意外です。
政治の世界も有権者の目は、ますます厳しくなっている、そして、選挙には興味がなかったとしても、政治や政策に大きな関心が寄せられているのは確かだ。
積極的な市民との対話から、多くのことを学び取り、市政に反映させていくという点で、良い環境が整ってきたのかもしれない。

忠生市民センター祭

2010年10月16日 | 活動日誌
今日は、第26回忠生市民センター祭がありました。町田市の中で一番古い市民センターということで、建て替えも決まり、スケジュールも明確になったことから、今後はいかに市民の声を具体的に機能として取り入れていくかが大きな課題であり、所管する市民部では忙しい対応を迫られることとなりそうです。
駐車場用地として新たに土地も確保されました。
また、図書館の機能も併設されることも決まっています。
忠生の人たちにとって、すばらしいセンターとなるよう全力でがんばります。

ハチドリ教室

2010年10月15日 | 活動日誌
国会論戦では、政治とカネ、尖閣問題、普天間と、あまり庶民の生活向上に関係ない話で盛り上がっているように感じるとの声を聞くが、このことについて、みなさんは、どのように感じるだろうか。
昨日、地域医療セミナーで、都市センターホテルに行った際に、先輩議員のお計らいで、参議院を視察した。風格ある建物、建築美の極地のような院内(言い過ぎかも)を、小学生が社会科見学をしていた。子どもたちは、おそらく、日本で一番偉く、立派な人たちが、日本のために話し合っていると素直に思うだろう。
今日、市役所近くで、偶然ハチドリ教室を行っている「ハチドリ教室を伝える会」の代表の方と会いました。そのときに、ハチドリ教室を受けた子どもたちの感想文をお借りすることができた。
子どもの感性は、瑞々しく、素直である。自宅に戻り、先ほどまで、読ませていただいたが、どの子どもも地球環境を守るために、真剣に自分にできることをしたいとの思いが、この感想文に、綴られている。
この環境教育を受けた子どもたちの目に、国会は、どのように映るのであろうか。

ハチドリのように、一人ひとりが自分にできることを精一杯する。やがて、それが大きな力になる。このことを学んだ子どもたちの未来のためにも、国会は、価値ある議論を展開してほしい。

ハチドリ教室を伝える会⇒http://hachidorikyousitsu.web.fc2.com/

色平先生の話しを聞きました

2010年10月14日 | 活動日誌
地域医療セミナーのために平川町の都市センターホテルに行きました。
佐久総合病院の色平哲郎先生の話しを聞きました。
長野県では高齢化のピークをすでに迎えており、そのための地域医療のあり方も確立されているようだ。
介護職への評価をきちんとすることと、介護の充実が高齢化と医師不足を乗り超える鍵のようだが、その点については、詳しく機会があれば聞きたいと思う。
町田市民病院は3分診療だが、この病院では30分は診療していることもあるようだ。

市政懇談会の感想から

2010年10月12日 | 活動日誌
前田元主任検事、懲戒面色とのこと。当然のことだと思う。この元検事は、政治とカネの問題で、一番注目されている「陸山会」事件も担当していたとか。大久保公設秘書の担当検事がだったとのことだ。どのような動機で、証拠を改竄して、隠滅したのかは、よく、わからないが、この事件の証拠についても、もう一度、しっかりした検証が必要なのでは。これに限らず担当した事件について公表して、証拠を検証してみてはどうか。

さて、本日は、木曽連合の町内会の方々と、しばし、懇談させていただきました。先日、市政懇談会があったことから、率直な感想を聞きたいところです。
一つは、市長にもっと答えてほしいという声です。市長との接触する場は、やはり、貴重な時間です。市長の考えや思いを直接聞きたいというのは、素直な市民感情です。また、役所の答えがわかりにくいという声もありました。特に、現状できないことになどについて、できたほうが良いと考えているのか、できないほうが良いと考えているのか、質問した側と違う考えを持っているのかなど、意思表示が明確ではないということです。出来ない理屈や理由については、わかるが、そもそも、する気があるのか、ないのか、わからないので、意見のやりとりができないとのことです。

市民協働ということで、市民との対話が、これまで以上に不可欠となってきています。日常的に、行政側と町内会自治会は地域の実情や事情に沿った意見のやりとりや連携が必要だと思います。各支所レベルの責任者は、地域の課題に目を向けた情報収集のためにも、日常的に連携をしていくべきです。民間レベルで言えば、所管するエリアの地域性や諸問題を、支社長や営業所長は、ある程度理解しているものです。地域のお祭りなどの行事に、各センター長などが、もっと顔を出しても良いのでは。

都営山崎第二アパートでフリマ

2010年10月11日 | 活動日誌
午後、都営山崎第二アパートのフリマに顔を出しました。9日の予定でしたが、雨で延期のため、今日になった次第。
金魚すくい、駄菓子、焼きそばなどの屋台、手作りの工芸品などもあり、小規模ながら、大人から子どもまで楽しめる企画でした。
写真は、今年9月に設置された生ごみ処理機です。自治会長さんが積極的に推進しました。

子どもたちも、沢山きており、活気があるフリーマーケットでした。

芝生の手入れ

2010年10月11日 | 活動日誌
今日は、朝6:40小山田小に到着。目的は、芝生の手入れです。
今日の広報まちだの一面には、小山田小学校の市内初の全面芝生化が取り上げられています。そこに、芝生の手入れをするのは、父親の会の「竹の会」ありましたが、実は、私もこの「竹の会」の一員なのです。
校庭の全面芝生化については、以前、このブログでも紹介した通り、本会議の一般質問で取り上げ、小平市に視察に行くなど、積極的に推進してきましたが、管理も行うことになるとは、正直思いせんでした。貴重な経験ですので、時々、このブログでも引き続き紹介したいと思います。
「竹の会」は、その名の通り、竹に由来がある会です。子どもたちと一緒に竹炭を焼く会です。尾根緑道のさくらまつりで、小山田小の子どもたちは、竹炭を販売して、その売り上げをタイのある村に寄付をして、現地と友好を育んでいます。この竹炭を焼く手伝いをしているのが、竹の会の親父連中です。私も、この会の一員として、貴重な経験をさせていただいています。




スポーツの秋です。

2010年10月10日 | 活動日誌
今日は、忠生連合町内会自治会対抗の運動会がありました。
例年ですと、同日に下小山田町内会の運動会が行われますので、そちらに一日参加していますが、今年は中止のために、短時間ですが、会場に足を運びました。
その後、稲城中央公園に来て、体育施設や競技場を備えた公園内を見てまわりました。大規模な開発のなかでつくられた運動公園なので、近隣には居住地や商業施設もあります。また、コミュニティーバスも走っており、住んでみたいと思う方も多いのでは。自然林を多く残しており、散策にも適しています。
ジョギングやウォーキング、自転車に乗っている人も多く見られます。
公園の案内板です。


町田市庁舎及び庁舎移転に関する調査特別委員会

2010年10月08日 | 活動日誌
午前中、町田市庁舎及び庁舎移転に関する調査特別委員会として、中町の商店会や自治会町内会の代表の方々と懇談いたしました。
庁舎移転まで、2年を切りました。庁舎移転は本庁舎だけでなく分庁舎も含まれます。したがって、近隣住民や商店にとって生活や事業に大きな影響を及ぼすことから、跡地活用は大きな課題です。特に、飲食店や個人商店にとっては店の存続に関わる問題であることから、跡地活用までの空白期間をできるだけつくらないようにしてほしいとの要望がありました。
跡地活用については、地域住民、また、中心市街地、町田市全域など様々な視点で検討すべき大きな課題です。
将来を見据えた大きな視点でぜひとも実りある委員会活動を行っていきたいと思います。

木曽地区市政懇談会

2010年10月07日 | 活動日誌
先日、木曽地区連合会と町田市との市政懇談会がありました。時間の都合で、一時間程、傍聴させていただきました。各自治会・町内会からの質問をみますと、都道や警察にかかわること、米軍機の騒音、都市公園の整備、教育行政と東京都や国の範疇にかかわる問題が多く、住民の立場にもっとも近い町田市には、当然、関係はありますが、解決をするには、その権限を持ち合わせていない問題が多かったと思います。
公園の整備に関する問題では、都市公園法に基づいて、管理や整備がされていることから、地域住民が利用したい形態が、なかなか受け入れられない状況であり、地域の公園といえども、公共施設であることから、いつでも、誰でも利用できる状態にしなくてはならないということから、地元住民の意向を尊重した利用の仕方というものが、なかなか難しい状況にあるようです。このことが、地域住民にとっての公園の価値や魅力を半減させていると思います。また、聞くところによると、毎年、公園を国の役人が見て周り、適正に管理されているかを見るようです。子どもたちがボール遊びできる公園をつくるとか、住民に愛される公園をつくるとか、地域に役立つ公園をつくるとか、そのような視点でチェックしてもらえないものかと思います。

こうした点でも、国や東京都も権限や財源を、市町村に、もっと委ねるべきであると思います。事業仕分けが、また、始まりますが、地域の目線をもって、取り組んでほしいものです。市町村や地域社会のお目付け役のような感覚に陥っているのではないでしょうか。

定例会最終日

2010年10月06日 | 活動日誌
本日は、定例会最終日でした。決算特別委員会委員長ということで、初めて委員長報告を行いました。審査にあたり、会計管理者をはじめ職員の方々、また、委員各位、多くの方にご協力をいただき、本当、感謝している次第です。

さて、本定例会の議案には、住基カードを利用して、コンビニで住民票と印鑑証明を発行する条例と予算があり、そのため、ある会派は、今回の9月補正予算案に反対しました。コンビ二での発行についてというよりも、住基カードそのものを反対している事に理由があるようです。したがって、この事業について「住基カードの普及を目的としている・・・」というような内容の反対討論をしていました。「いくらなんでも、それはないのでは・・・」と思いながら、聞いていました。
そもそも、住基カードの利用価値が上がらなければ、普及が進まないのは、当たり前のことですが、その普及のためにコンビ二での証明書類の発行をするなどと受け止めることは、市民感情として、考えにくいのではないでしょうか。

定例会が終わり、来年度予算や小山田地域における生活基盤の整備などの要望について、石阪市長に直接申し入れを行いました。小山田地域の課題については、本定例会、また、6月の議会でも取り上げてきた課題です。市長のこの地域の課題や問題に対しての理解は、大変、深まってきていると感じました。いくつか道路整備についても、進展が望める状況にあるようです。

また、夜は、小山田会館に行き、道路の説明会に出席しました。都市計画道路の工事に関する説明会です。これも、東京都に対して要望してきた北部丘陵地域の課題の一つです。