町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

臨時議会が開催されます。

2020年05月21日 | 活動日誌

先日の第一回の臨時議会に続きいて、明日22日第二回の臨時議会が開催されます。約35億の補正予算案が示され、新型コロナウイルス感染症の影響に対する町田市独自の支援策等が主なものとなります。

中小企業支援では家賃補助や融資の金利補助、二次医療機関への支援、PCR検査センターの委託料、ひとり親家庭支援、小中学校のタブレット端末の購入などの予算になります。

市では、2023年度中を目指し、タブレット端末を児童生徒一人につき一台の整備をする計画でしたが、今年度中に、整備完了とするための補正予算案が示されました。コロナの影響により登校ができないことから、家庭でのオンライン授業が求められていますが、タブレット端末は家庭でのオンライン端末にも使えることから、大きな期待が寄せられています。これには、家庭でのネット環境が必要になります。新たに通信費などの負担が発生するケースへの対応も課題となります。

教師もICT環境になれる必要があります。実際の授業に活用するには、どうしていくのか課題は多く存在することと思います。

タブレット端末を活用することによる授業の可能性も、課題とともにあります。例えば、不登校の子たちの授業への出席や障がいのある子どもたちに学びやすい環境を提供できる可能性などもあります。

ICT環境の整備という視点では、授業参観や公開授業のあり方も変えていく可能性もあります。私が小学生のときに、父が大病を患い入院し、母が働く時期がありました。学校に来ることが、当然出来なかったわけですが、新たな生活様式という観点で考えれば、ICT環境を活かし仕事中でも授業参観ができるようになるかもしれません。

現在は、コロナ対応に全力をあげて、常に生命、財産を守ることを第一に考えた判断が求められます。そんな中で、子どもたちの授業も進めていかなくてはなりません。新たな学校生活は新しい生活様式と同じように、初めて教育現場で起きる事態への対応でもあります。先生と子どもたちが学校生活を始められるよう、応援していきたいと思います。



私の住む下小山田町の所々にある野菜の無人販売所。仕事をしながら畑を耕す人も多く存在しています。新しい生活様式では、都市農業の価値も見直されていくのでは。



自分にしかできないことをする

2020年05月06日 | 活動日誌

 最近よくラジオを聴きます。中でも、NHKで放送されている増田明美さんが進行役を務める番組をよく聴くようになりました。昨夜は、シンクロ(現在はシンクロナイズド(同調する)→アーティスティック(芸術的な)スイミングに名前が変わっています)の指導者井村雅代さんが登場。シンクロに詳しいわけではありませんが、日本の指導者でありながら、中国でもオリンピックの指導者として、メダル獲得に貢献されたことは記憶している。

 中国チームを銅メダルにまで導いた指導者がいったいどんな話しをするのか、少し関心深く聞いていると、増田さんがスポーツ界出身だけに、オリピックへの展望を聞きながら、このコロナウイルス渦中であっても、一流の指導者が持つ、力ある言葉のメッセージを引き出していく。
 
 中国では2008年の北京オリンピックが開催された同年にもう一つ大きなできごと、四川の大地震発災。
 シンクロの代表チーム9人のうち3人が四川出身。動揺し被災地への思いから四川に帰りたいという選手の気持ちに対して井村さんは言う。あなたたちは四川に行ってはいけない。今自分たちにしかできないことをすることが大切だと。オリンピックでメダルを取ることが、四川の人たちにもっとも勇気を与えることになるだと。
 そして、その通りの結果をもたらし、シンクロで中国初のメダルの獲得。四川の人たち、選手にとっての喜びは、震災の辛さや悲しみを乗り越える大きなものとなったに違いない。井村さんは阪神淡路大震災での被災を経験している。
 
見えざる敵に対して
 地震や自然災害との違い新型コロナは見えないという困難に対しても井村さんは言う。地震は瓦礫を一つ一つ片づけることで次につながっていくが、新型コロナは見えない敵との闘いとなる。これが最も大きな違いであり辛い面である。しかしながら、物事というのは困難だけでは終わらない、必ず新しい未来が待っている。だから、今日一日と明日を私は完璧に生きるのだと。
 
 増田さんからの「オリンピックに向けて頑張っている人たちに対してメッセージを」という会話からのやりとりだったと思いますが、多くの人たちに勇気を与える、また、コロナ渦の中で毎日を奮闘する人たちへのメッセージにもあてはまるのではないでしょうか。
 医療や介護などの現場など直接コロナとの闘いをしている人たちへどのように報いていくのか、また、休業を余儀なくされている人たちにどうすれば支援ができるのであろうか等、複雑な思いをされている人もいるのではないでしょうか。そのような思いを持つ人にとっても、井村さんの話は大きな励みになると思います。今、自分にできること、自分にしかできないことをやり抜くことが、最前線で苦労をされている人たちの奮闘に応えることなのだと。
 
 明日は、臨時議会です。特別定額給付金の予算審査があります。すでに通告も終え、議事進行は大幅に短縮されていますが、私も、今の自分にできることとして、議会活動に取り組みます。
(尚、番組内での発言とは違った言葉やニュアンスがるかもしれませんことについては、ご容赦いただければと思います)
 
 
 今年の5月は母の月、花を送り、気持ちも明るくなる花の需要を盛り上げましょう