先日の第一回の臨時議会に続きいて、明日22日第二回の臨時議会が開催されます。約35億の補正予算案が示され、新型コロナウイルス感染症の影響に対する町田市独自の支援策等が主なものとなります。
中小企業支援では家賃補助や融資の金利補助、二次医療機関への支援、PCR検査センターの委託料、ひとり親家庭支援、小中学校のタブレット端末の購入などの予算になります。
市では、2023年度中を目指し、タブレット端末を児童生徒一人につき一台の整備をする計画でしたが、今年度中に、整備完了とするための補正予算案が示されました。コロナの影響により登校ができないことから、家庭でのオンライン授業が求められていますが、タブレット端末は家庭でのオンライン端末にも使えることから、大きな期待が寄せられています。これには、家庭でのネット環境が必要になります。新たに通信費などの負担が発生するケースへの対応も課題となります。
教師もICT環境になれる必要があります。実際の授業に活用するには、どうしていくのか課題は多く存在することと思います。
タブレット端末を活用することによる授業の可能性も、課題とともにあります。例えば、不登校の子たちの授業への出席や障がいのある子どもたちに学びやすい環境を提供できる可能性などもあります。
ICT環境の整備という視点では、授業参観や公開授業のあり方も変えていく可能性もあります。私が小学生のときに、父が大病を患い入院し、母が働く時期がありました。学校に来ることが、当然出来なかったわけですが、新たな生活様式という観点で考えれば、ICT環境を活かし仕事中でも授業参観ができるようになるかもしれません。
現在は、コロナ対応に全力をあげて、常に生命、財産を守ることを第一に考えた判断が求められます。そんな中で、子どもたちの授業も進めていかなくてはなりません。新たな学校生活は新しい生活様式と同じように、初めて教育現場で起きる事態への対応でもあります。先生と子どもたちが学校生活を始められるよう、応援していきたいと思います。