町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

昔ながらのラーメンで、再起を決意!

2012年11月13日 | 活動日誌

山下てつやです。ゼルビアの件では、多くの励ましの声をいただいています。市長コメントとして、これまで以上の支援をしていくとの決意が発表されました。この経験を生かし、来季のJリーグ昇格に期待をしたいと思います。

昨日の市政懇談会を受けての対応などで、午前中から市役所で仕事をしました。また、かねてより相談を受けていた山林の課税について、税務担当より、説明を受けました。お昼は、ごみ関係の新施設のことやまちづくりのことで情報交換。最近は、市民の方の中に、専門的な知識を持ち併せた方も多いので、情報収集、あるいは知識の習得にも大変役立っています。

午後、相談者と町田市保健所に。その後、町田駅周辺を少し散歩。仲見世商店街を通ってました。町田市にも、こんなところがあるだなと、いつ来ても、感心します。私のお勧めは、魚屋さんの鮭かまです。今日は、買いませんでしたが。

そして、昔ながらのラーメンを一杯。鶏がらスープにちじれた麺がよくあいます。若店主はゼルビアファン。落ち込んでいるのではないかと思いましたが、来季の昇格への決意に燃えていました。私も、このラーメンを食べながら、なぜか、気合が入りました。

さて、相変わらず、町田市のごみの新施設の建設計画の検討については、多方面からご意見をいただき悩みながら取り組んでいるところです。

町田市の資源化基本計画の中では、生ごみを全量資源化していくという方針を打ち出しています。具体的には、大型生ごみ処理機による堆肥化とメタン発酵施設によるバイオガス化です。

このメタン発酵施設のよるバイオガス化については、さまざま、非難の声もありますが、今までのように燃やしてしまえば、それまでです。

メタン発酵により、残った残渣をどうするかという問題について、ことさらに焼却処分をすることのみが、すでに、既定路線となっているかのように感じている人も多いと思います。しかしながら、これを焼却せずに、それを有効活用していくという選択肢は当然あると思います。

最終的なバックストップとして、これを焼却処理していく対応は必要であると思いますが、これを他の選択肢によって有効活用をはかりながら、燃やす量を減らしていくことについては、市民、あるいは行政、事業者、市民の協働やそれぞれの創意工夫によって、成果をあげていけくことへの取り組みは、継続していくべき話です。

大規模施設は、ごみをどんなことがあっても処理していかなけらばならない行政の責任ある対応であり、ごみ自体を工夫をして減らしていくことは、やはり、市民の手に多くは委ねられている、あるいは、そうせざるを得ないと思います。

夜は、2件ほど相談があったことから、外出をいたしました。やはり、夜は寒いですね。


川上村から白菜、ゼルビアの自動降格、市政懇談会・・・

2012年11月12日 | 活動日誌

山下てつやです。11月に入って、朝晩の冷え込みが増してきました。今日、午前中、町田市役所に長野県の川上村から、白菜が届けられ市民のみなさんに無料で配られました。

川上村には、町田市の宿泊施設、町田市自然休暇村せせらぎの里があります。川上村振興公社に運営をお願いしており、町田市と川上村とは、こうしたことから、いい関係にあります。

川上村は、日本一といわれる高原野菜の産地です。別名は、野菜王国。一次産業によって村が支えれらており、農業従事者の所得は日本一といわれるほど、農業が盛んです。近くに、一時ブームに沸いた清里高原があります。そこには、自治体や大学などさまざま団体の研修施設がありますが、川上村は、少し、外れた場所に位置しています。水や空気、景色、そして、静けさなど、どれをとっても、最高の場所ではないでしょうか。町田市民の方、一度は行ってみてください。

夕方まで、役所の中で仕事をしました。夕食後、忠生地区市政懇談会を傍聴しました。自治会・町内会長から直接、町田市長に対して、要望や意見などを伝える機会です。それにしても、議員になってから、この会合には、ほぼ毎年出席していますが、その間、ずっと要望されていることが多く、税金が有効に使われているのか、また、市民の意見、なかんずく町内会や自治会の声を、どう受けとめているのかなど疑問に思うことがあります。これは、おそらく町田市に限ったことではないと思いますが・・・これを改善していくのが、まさしく議員の仕事でもありますね。

冒頭、市長は、ゼルビアのJFL降格について触れました。降格についての市長コメントをいち早く発表したとのこと。帰宅後、これまで以上に支援をしていくとのコメントを議会報告の資料で確認したところです。残念ですが、明日に向かっての一歩を踏み出したのではないかと思います。夜、ゼルビアへの期待を、町田市以外の方からもいただきました。市民が支えるチームゼルビアの本当の戦いは、まさしくこれからです。

今日、市役所で配られていた白菜、実は、ひとついただきました。明日は、白菜と豚バラ肉の鍋でも食べようと思います。


寒くなってきました

2012年11月11日 | 活動日誌

山下てつやです。朝、起きてすぐに小山田緑地を散歩しました。もう、しばらくすると紅葉で、ひときわ緑地も風景も冴えわたるのではないかと思います。寒くなってきましね。

帰ってきて朝食。午前中、町内の方のお宅を訪問して、しばし懇談。出張をしましたので、その報告などをしました。帰りがけに、小山田で採れた新米、そして、さつまいもをいただき、夕食で、大変、おいしくいただきました。お昼には、小山田にある高齢者施設で行われている地域との交流行事にうかがい、その後は、木曽地域で11月末に行う地域行事の件で、打ち合わせに。

さて、夕方から、数軒、ご自宅にうかがい挨拶をいたしました。その中で、私が、大変、お世話にもなったご主人を今年初めに亡くされた方のお宅を訪問。葬儀の席で、お目にかかって以来でしたが、とても、お元気そうで、よかったと思いました。ご主人が亡くなられて、ずっと気にはなっていましたが、ようやく会うことができました。

亡くなられた原因は、石綿被害によることが明らかだったのですが、生前は、その健康被害に対して法的救済も労災認定も適わず亡くなられてしまいました。私自身も、そのことについて相談を受けていたので、大変無念であったのではないかとの思いが、頭の中にありました。当時、故人は酸素吸入機を離さずにいましたが、そんな状態でも、動けば息苦しい体を引きずって、この手続きを進めるために奥さまと関係機関に足を運んでいました。しかしながら、その甲斐もなく亡くなられました。残されたご家族への思いは、どれほどであったであろうかと思います。

今日伺った際に、実は、この労災認定がなされたことをご報告いただいたのです。葬儀をきっかけに、故人の若き日の労働環境についての証人が見つかり、それが決め手となり、労災認定がされたとのことでした。そのことを奥さまが、喜びながら報告をしてくれたのです。

亡くなられたご主人は帰ってこないけれども、生前のご主人のご家族に対する思いが伝わってくるようで、私も、話を聞きながら込み上げてくるものがありました。

寒さも日を追うごとに増してくることと思います。年末に向け、さらに、がんばっていきたいと思います。

 


砂川、滝川のメタン発酵施設を視察

2012年11月10日 | 活動日誌

正面入り口、周辺

一昨日に続いて昨日は、滝川にある一部事務組合の広域ごみ処理施設を見学。

この施設も砂川にある一部事務組合施設と同様に焼却炉のない施設のため、可燃ごみの焼却については、他の施設に依存している状況です。したがって、これらの施設は焼却炉に持ち込む可燃ごみをできるだけ少なくするためのものとして位置づけられます。

具体的には、処理手数料の負担を抑えること、焼却処理せずに資源化率をあげることを目的としているといえます。

両施設から排出された可燃ごみは歌志内市の民間焼却施設で処理していますが、この施設は一部事務組合ではないこともあり、持ち込んだ分だけ手数料を支払う契約となっているようです。

このような関係から、砂川の施設では、木質系の可燃ごみを細かく破砕して、苫小牧市内の工場の燃料として出荷し、手数料負担を回避しているケースが認められました。

この手数料の根拠としてあげられていたことは、焼却炉に投入する量が増えると耐用年数が下がるので、そのための負担としています。焼却処理の役割、それにかかわるさまざまなリスクを民間が負担すると、行政はごみを減らそうとする効果があるようです。

さて、メタン発酵施設についです。まず、破砕除去における問題は、やはり、異物の混入です。ビニールなどの軽量物は、それほど稼働に支障をきたすことはないようですが、金属類、石、スプレーカンなど、生ごみを分別収集しているにもかかわらず、これらの異物が混入されてることが確認できました。このようなものが確認されると、機械を止めざるを得ないこともあるようです。また、気づかず運転して機械を損傷してしまうこともあるとのこと。

混入されてきた異物

したがって、町田市が、メタン発酵に取り組むのであれば、前処理は大きな課題ですので、対応について、明確な説明をする必要があると考えます。生ごみを分別収集しないのであれば尚更のことといえます。

もう一つは、生ごみの量の確保の問題です。本来、ごみですから量が減ることは喜ばしいことですが、両施設とも設計段階の想定と違って、予定した生ごみの量が確保できなかったことから、メタン発酵施設の稼働が半分もしくはそれ以下の状況です。これは、人口減少が大きな理由のようです。

発電機

しかしながら、この施設の大きな目的は、焼却処理に回る量を出来るだけ押さえることとすれば、その目的にはかなっているので、生ごみの量が少なく、発電量が低いという点については、問題と考えるべきことではないと思います。


この点から見た町田市の現在の新施設の検討における生ごみの量ですが、量が減らないという前提です。これは、メタンガス発生量にも影響してくる問題ですが、町田市の場合、少し事情が異なります。町田市の計画としては、再生可能エネルギーとしての価格で電力会社に売電することから、一定レベルの安定供給が求められるため、メタンガス発生量は採算性にかかわってくる問題となります。したがって、このあたりのリスクについて、どのように考えるべきかも含め、きめ細かい分析、検討をする必要があると思います。


最後に、生ごみを処理したときの焼却処理にまわす量について触れたいと思います。砂川、滝川の両施設で共通していえるのは、滝川市が堆肥化していることの違いはありますが、生ごみをメタン発酵処理などをした後に、焼却処理をする量が大変少ないことがあげられると思います。この点については、関係者の努力によるものと考えられますが、袋も含めた異物、堆肥の量を入れても投入された生ごみの重量ベースでは、焼却処理をする量は、2割に満たない状況です。これは、ごみの減量という観点でも、注目すべきことです。

この数字で考えると、町田市が計画している新施設の焼却炉の大きさについて、この点を踏まえて検証してみたいと思います。滝川市の資料によると生ごみ以外の可燃ごみとして集められる量は、一般廃棄物の5割です。この他に生ごみは3割あります。

町田市の場合、生ごみを単独では収集しないことになっているので、この5割の数字を含んだ量が焼却処理にまわると考えられましたが、5割の中身を見ると、布類、ビニール類、発砲スチロール、プラスチック類がというものです。これらについては、町田市の新計画では分別して資源化することとなっており、焼却処理にまわる母体となるものは、町田市の場合は、やはり、生ごみが主体であると思われます。

町田市ではメタン発酵施設と焼却施設を一体的に整備する計画を進めています。焼却炉へのごみの投入量を最大限に少なくするという視点では、砂川、滝川の両施設とどのような違いがあるのか、これを参考事例として、点検してみる必要があると思います。メタン発酵施設と焼却施設を別にわけて整備した場合とどのような違いがあるのか、建設コストにも関わってくる問題です。


今回の視察では、砂川、滝川両市の議会事務局の方、両一部事務組合施設の方に大変お世話になりました。こちらからの質問に、丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。


砂川市を視察

2012年11月07日 | 活動日誌

山下てつやです。オバマさん、再選ですね。オバマ大統領は、過度の競争を排する「公平な社会」を目指すと表明、そして、ロムニー候補は民間主導の「自由な社会」の構築を強調したといいます。いずれにしても、景気回復と雇用の再生をどうつけるかが、大きな課題。日本経済も大きな影響を受けるので、注目したいと思います。

今日から視察を行っています。砂川市に行きました。午前中は、地域交流センターゆうを見学。ゆうは、500人収容の大ホール、最大100名規模まで対応可能な研修室、子どもたちと保護者のための交流スペース、屋外、屋内にも交流スペースをもつ、多目的な空間を提供する施設です。JR砂川駅に直結し、中心市街地の象徴となっており、近年では、市外からも多くの人が利用に訪れているとのこと。

この施設は、市民が主体となり計画段階から検討されてきたことから、きめ細かいところまで、市民ニーズを取り入れています。例えば、駐車場には、フリーマッケットがしやすいようにラインが引かれていたり、駅に直結した大空間には、出店が出しやすいように、床にコンセントや水道の蛇口が設置されています。

駅に直結した大空間、小中学生の作品展が行われていました。

平成14年に、市民の声を積極的に施設に反映するために運営協議会を設置。平成17年には、管理運営にあたっての提案書を市に提出。提案書では、管理体制、利用計画、利用料、経営体制が示されました。その後、運営協議会が母体となり、NPOゆうが設立され、市から正式に委託を受け、指定管理者として、この施設の管理運営にあたっています。58名の正会員からなるNPO法人、また、友の会の支援を受けています。そのため、この施設の事業費は、市からの指定管理料より多く、NPOや友の会から財政的な支援も行われています。

この施設では、多くのボランティアさんが運営に携わっていますが、ボランティアをするとエコマネーが支払われる制度があり、市民協働を推進する取り組みがされています。これまで、市からの委託料を縮小しながらも、事業全体を充実させてきており、今後も、市民の力を最大限生かしながら事業効果をあげていくことが期待されています。

午後は、砂川市にある砂川地区保健衛生組合クリーンプラザくるくるを見学。この施設は、砂川市を始めとした2市3町の広域組合施設です。

この施設は、びん・かん・ペットボトル・紙類などを分別、圧縮などをして資源化業者に引き渡す資源ごみライン施設、粗大ごみ・不燃ごみを破砕、分別などする粗大・不燃ライン施設、可燃ごみを圧縮してコンテナに詰める中継ライン施設、生ごみをメタン発酵させる高速メタン発酵施設からなっています。

受け入れごみは、およそ家庭ごみが7割、事業系が3割程度とのこと。ここには、焼却施設がなく、中継ラインで圧縮されコンテナ詰めされた可燃ごみは歌志内市の施設に持ち込まれて焼却しています。一方、木質の粗大ごみを破砕した可燃ごみは燃料としてリサイクル業者によって引き取らているケースもあります。焼却施設に持ち込むケースと比べると格段に処理にかかる費用が安くなること、また、燃料として利用されると資源化率が高まることなどをメリットとして考えているようです。

ここでは、プラスティック類を可燃物として処理しいます。一方、ペットボトルは容リ法に基づいて、分別して処理しています。この分別は、びん・カンと一緒のラインで行われており、一般的なハイプラスティック中間処理施設とは異なりますが、ペットボトル類は圧縮梱包をして資源として出荷されています。

生ごみの前処理が行われている場所

メタン化施設、生ごみバイオガス施設の処理能力は22t/日です。発生したバイオガスは全量発電用の燃料として使用されています。この施設全体では、電力を外部から購入しており、バイオガス発電による電力は売電せず所内利用に使われています。生ごみバイオガス化施設の処理能力は、22t/日ですが、人口減少により生ごみ自体が減ったことにより、施設の稼働は半分にも満たない状況です。

生ごみについては、異物を取り除く処理がされています。この施設に搬入される生ごみは分別収集されたものですが、生ごみを入れる袋やプラスティック、ビニール類が混入しています。これを前処理をして取り除き、メタン発酵施設に搬入していますが、これまで運転を止めるような大きな問題はなかったようです。前処理工程について、若干説明を受けましたが、ここは鹿島が担当しており、町田市としても参考とすべきものではないかと思います。

砂川市は、かつて、近隣に炭鉱の町かかえていたことから、そこへの交通の要衝として発展してきました。また、炭鉱の事業が全盛の時代には、その関連産業が多く存在していたようです。現在は、有名なお菓子会社があることから市全体でスイーツによるまちおこしりに取り組んでいます。また、約500床の市民病院が近年オープンして、広域の急性期医療を担っており、黒字を続けているとのこと。

 


雨の菊花展に行く

2012年11月07日 | 活動日誌

山下てつやです。今日も1日ありがとうございます。
雨が降っているせいか、とても、寒くなったように感じます。

今日は、朝一番で玉川学園駅前まで行きました。明日から出張なので、旅行会社に行くためです。
私は、出張の際は、この旅行会社さんの同じ担当者に頼んで買うことにしています。
とても、親切ですし、色々な情報、その他諸々を聞くことができます。
ビジネスマンで会社にいたころと違って、庶務的に対応してくれる方はいないので、とても、助かっています。

午前中、雨が降っていましたが、薬師池公園で開催中の菊花展に行ってまいりました。立派な菊を今年も観賞することができました。ありがとうございます。

午後は、三多摩上下水及び道路建設促進協議会に参加。府中の東京自治会館まで行きました。東京の都市計画道路整備率は、約60%。地方に比べて、整備率で厳しい情報にあります。また、混雑時旅行速度の遅さは、全国でNO.1。マラソンランナーと同じ速さという説明を受けました。道路予算の確保は、とても、重要だと数字を見ると強く感じます。

夕方は、市役所に戻り、市民相談の対応をいたしました。難病指定の病に苦しんでいる方を抱えるご家族からの相談です。さまざまな制度を活用しながら、本人、そしてご家族の負担が軽減されればとの思いで対応しています。お元気であったころを思い出すたびに、特に、高齢になると、人間の身体がいつどうなるか、わからないとうことを感じます。健康でいることはありがたいことです。

夕方より、相模原市議会との交流会に参加。

先輩議員の話を聞きながら、刺激を受けました。


一日ありがとうございました。

2012年11月05日 | 活動日誌

今日は、町田駅で挨拶。朝晩の寒さが、冬の足音を感じさせます。朝一番で、健全育成で取り組んでいるトンネルの落書き消しのことで、藤田議員(副議長)とともに、担当課と打ち合わせを行いました。トンネルの落書き消しといっても、落書きを消せば、また、落書きをされていまうので、そこに、絵を書くなどして、見栄えのいいものにしてしまいます。こうした取り組みに対して、市は、塗料などの支援をしているのです。

議会改革調査特別委員会がありました。私は、この副委員長なので、正副委員長の打ち合わせに出席して、委員会に出席。今日は、主に、議員定数について議論が行われました。町田市議会には、現在、議員定数の削減を求める請願が出ています。この審査とあわせ、この委員会では、付議事件として、議員定数の見直しを検討しています。

現在、町田市議会の議員定数は36名です。この数は、人口が同レベルの市では、全国的に見てかなり少ないほうです。これを、さらに削減すると、人口が同レベルの市では日本一少ないことになります。そのような状況ですから、議会予算も、予算全体にかける比率でみると、かなり少ないといえます。

議員定数を削減すると、はたして、メリットがあるのでしょうか。例えば、少数精鋭という考え方が、議会にあてはまるかというと、そうではないように思います。また、委員会審査を考えると、議員が一つの委員会のみ所属するという前提では、あまり、少なくなってしまうと、委員会の議論が成立しない可能性もあります。

現在の世の中の状況からすると、大胆に定数を削減すると、頑張っているように感じるかもしれませんが、議会としてのチェック機能の維持や住民の声をきくことなどの機能が弱まる可能性があります。いずれにしても、民意を反映する機能を大切していくという点で、議員の定数というのは、慎重に検討すべき課題です。

その後、お昼を挟んで、教育現場のことで、市民相談。その後は、外に出て、市民相談。そして、夕刻より都内に所用のため、出かけました。

市役所に戻り、事務作業をひたすら行っています。そろそろ、終わりにしようかと思いつつ、このブログを書いてます。

今日の産経新聞に、都知事をやめ国政に再度進出する石原さんの文章が掲載されていました。東京メトロの株の東京都の持分について、国が買おうとしたこと、さらには、都が国の持ち分を買おうとしたが、国が全く応じなかった模様が書かれていました。国は、なんのために、東京メトロの株を持ち続けているのでしょうか。私も、石原さんが言うように、都が全株を持ったほうが、合理的で、サービスもあがるだろうと思います。

こうした中央官庁の既得権益を維持するためとしか思えない対応がなされていることを、腹立たしく思う人も多いと思います。わかりきったような問題に対して、改革ができないことに、日本の官僚組織の可笑しさを感じます。