町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

新築移転する新多摩丘陵病院を内覧

2023年04月28日 | 活動日誌
新築移転間近の新多摩丘陵病院を内覧させていただきました。新たな体制では、病院機能を分割し、回復期リハビリテーション病棟117床が多摩丘陵リハビリテーション病院として現在の病棟に残り、一般病棟146床及び地域包括ケア病棟53床を多摩丘陵病院として新しい病院に移転します。

二次医療機関としての救急対応や手術室、救急リハビリや検査機能の充実、待合スペースや100台以上の駐車場の拡充が測られ大幅に外来機能が充実。コロナ禍前より計画。新病院では、大きな機能変更はありませんが、途中設計変更を行い感染症に対応した施設整備がなされ、発熱外来のスペースが充実。また、協定を結ぶ国士舘大学との連携室も新たに設置されました。バス停が敷地内に整備され、大手コンビニチェーンも院内に設置されます。

地域の医療、健康、安心安全のさらなる充実に向けて、また、まちづくりの視点からも地域に開かれた拠点として、期待が高まります。



バス停が敷地内に確保


多摩産材による壁掛けアート





救急リハビリスペース



手術室


コンビニ









神戸市の公民連携の取り組みを視察

2023年04月27日 | 活動日誌



神戸市における公民連携野取り組みについて視察。神戸市では、平成25年から公民連携の窓口を設置しています。従来は、各部署ごとに取り組んでいましたが、窓口設置により、民間事業者を多面的に生かしていく機会創出につながっています。例えば、福祉分野における事業では契約があるが、事業者が環境分野のリソースを有している場合に、窓口設置により、環境分野における担当部署につなげ、新たな事業可能性の検討につなげることができます。それだけ、事業者の立場に立った視点を持つことになりますが、一方で視野をひろげることにもつながります。説明を聞く中で、役所の各部署における行政の立場のみにとらわれず、広く社会に目を向けるという意味では意識改革につながる効果があったのではないかと感じました。

私は、今年の3月議会で「官民連携について窓口を設置して取り組むべき」と質問しました。市側としては、窓口設置に向けて、課題を整理していくとの方向で答弁がありした。平成27年12月議会でも、官民連携について担当部署を明確にすべきということで質問をしていますが、これも、神戸市の取り組みを視察しての質問でした。
今後、町田市としても、公民連携について具体的に市民にメリットがあり、市の魅力向上に向けた取り組みが、窓口設置により充実していくものと思われます。市の、そして、市民の直面する課題解決に向け、多様な民間活力を導入し、魅力ある町田にしていけるようにしたいと考えます。皆さんからのご意見、ご提案もよろしくお願いします。

※官民連携と公民連携の違いについては、あまり明確な違いはないようですが、広く民間が主体となる連携との意味合いの説明の記載がいくつかの文章にありました。今後は、公民連携という言葉に統一し使用したいと思います。



神戸市役所25階からの眺望。阪神淡路大震災からの復興、発展の原動力にも公民連携が大きく寄与していると感じました。