今日は、現場での活動が多い日となりました。鶴見川の河川内の樹木が大木化し河川の増水や橋を傷める原因になるのではないかという声をいただき現地視察を実施。現場は7年前くらいに河川改修がされた場所なので、問題の樹木についてはこの間に成長したもの。川の水分や栄養素により随分と成長が早いのか。早速、河川管理者に報告することにした。
山崎団地の外周道路に関連した課題をいただきました。道路なのか機能がはっきりしないスペース。しかしながら、そこを歩道として利用し、車道に飛び出す例がああることから、このままでいいのかと。こちらは、まず、管理者と用地の目的などを調査することにしました。
山崎団地自治会会長立会のもとに現地調査
また、あいにくの雨模様ですが、中心市街地のお店にも事業者の方とうかがいました。緊急事態宣言が解除となったものの、まだまだ、人の流れはもどって来ていないと感じました。
今日の日本農業新聞には、全農と農林中金が大手コンビニに出資することが掲載されました。全農とは、全国農業組合連合会の略で、新鮮な国産農畜産物を消費者に供給することを使命の一つとしている。農林中金は農林中央金庫の略で、農協等によって設立された金融機関。国産農産物の販路拡大とコンビニのノウハウを生かした新たな店舗展開を狙うとしている。
国産農産物がこのコロナ渦にあってその供給安定性から改めて価値が見直されていることがコンビニと国産野菜の供給側となる全農を結ぶ背景にあると考えられる。食料自給率を上げていくこと求められていますが、その点からは歓迎すべきことだと感じます。
町田市では、コロナ渦にあって、あまり大々的に宣伝はしていないが、薬師池公園に観光スポットが4月17日にオープン。ここの機能の一つのが直売所。地元産野菜が大きな主力商品となっている。新鮮、そして安心な地場産農産物は消費者にとって魅力となっている。コロナ渦は、新しい生活様式を求めていますが、食料や食品の消費にも大きな影響を及ぼしていることを感じます。都市農業が、地産地消、観光などとうまく連携していくことが、市内経済振興にも役立つことから、今後もこの流れをいかに大きなものとしていくかが求められています。
先日訪れたゲートハウス(薬師池公園西園)店内
昨日より、レジ袋有料化が全国一律に始まりました。すでに、先行して多くのお店でレジ袋の有料化が始まっており、買い物をすると「レジ袋は有料となりますが」と受け加えられて、購入の意思を確認されます。
レジ袋の有料化はプラスティックの有効活用を促すために実施。生活に浸透しているプラスティック製品は、生活をより便利に、豊かに感じさせるものとなりましたが、その反面、地球温暖化や海洋ごみの問題などに見られるように、その問題の原因となりました。その問題に対応しながら、プラスティックが活用されなければならない時代になりました。
2019年の5月に政府は「プラスティック資源循環戦略」を制定。その重点戦略の一つとしてリデュース等の徹底を位置づけました。このレジ袋有料化の目的については、プラスティックに対する意識改革にあるとのこと。レジ袋を減らしても、ほとんどのレジ袋は、その利便性、例えば、軽量、薄い、丈夫などの理由から再利用されている。その点を考えると、それに変わるプラスティックが使用されると減らすことにはつながらない。しかしながら、スーパーで買い物のたびに、有料のレジ袋の購入を聞かれるとほんとに必要か考えるきっかけになる。
実際に、有料化が始まって1日。マスコミ報道でも、その効果や影響などについて様々声が寄せられている。意識改革へのきっかけを与えているという点では、おおいに成果を上げている。マスコミ報道ではレジ袋利用者が一割に減ったお店もある。一方で、レジ袋の再利用をすることにのより、コンビニでは、別のコンビニのレジ袋を使用する事例が発生し、予想しないような話題も提供している。
今後、このレジ袋有料化が、どのように進化していくのか。環境問題への意識の高まりつながることを期待したいと思います。
レジ袋の有料化は、マスコミ報道通り話題を呼んでいますが、コロナ禍ということもあって自治体の施策などとの連携はあまり見られない。ところが、町田市ではこのレジ袋で言えば、すでに、市のゴミ減量の施策との連携で、大きな出来事がありました。スーパー三和小山田桜台店のレジ袋廃止です。2008年3月14日から、全国初のレジ袋廃止の実証実験の取り組み開始。現在に至っています。
このレジ袋の有料化を追い風として、町田市において全国の模範となる環境先進都市に相応しい施策が展開されることを期待したいと思います。
今日はお隣多摩市の公園を走りました。