町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

自分にしかできないことをする

2020年05月06日 | 活動日誌

 最近よくラジオを聴きます。中でも、NHKで放送されている増田明美さんが進行役を務める番組をよく聴くようになりました。昨夜は、シンクロ(現在はシンクロナイズド(同調する)→アーティスティック(芸術的な)スイミングに名前が変わっています)の指導者井村雅代さんが登場。シンクロに詳しいわけではありませんが、日本の指導者でありながら、中国でもオリンピックの指導者として、メダル獲得に貢献されたことは記憶している。

 中国チームを銅メダルにまで導いた指導者がいったいどんな話しをするのか、少し関心深く聞いていると、増田さんがスポーツ界出身だけに、オリピックへの展望を聞きながら、このコロナウイルス渦中であっても、一流の指導者が持つ、力ある言葉のメッセージを引き出していく。
 
 中国では2008年の北京オリンピックが開催された同年にもう一つ大きなできごと、四川の大地震発災。
 シンクロの代表チーム9人のうち3人が四川出身。動揺し被災地への思いから四川に帰りたいという選手の気持ちに対して井村さんは言う。あなたたちは四川に行ってはいけない。今自分たちにしかできないことをすることが大切だと。オリンピックでメダルを取ることが、四川の人たちにもっとも勇気を与えることになるだと。
 そして、その通りの結果をもたらし、シンクロで中国初のメダルの獲得。四川の人たち、選手にとっての喜びは、震災の辛さや悲しみを乗り越える大きなものとなったに違いない。井村さんは阪神淡路大震災での被災を経験している。
 
見えざる敵に対して
 地震や自然災害との違い新型コロナは見えないという困難に対しても井村さんは言う。地震は瓦礫を一つ一つ片づけることで次につながっていくが、新型コロナは見えない敵との闘いとなる。これが最も大きな違いであり辛い面である。しかしながら、物事というのは困難だけでは終わらない、必ず新しい未来が待っている。だから、今日一日と明日を私は完璧に生きるのだと。
 
 増田さんからの「オリンピックに向けて頑張っている人たちに対してメッセージを」という会話からのやりとりだったと思いますが、多くの人たちに勇気を与える、また、コロナ渦の中で毎日を奮闘する人たちへのメッセージにもあてはまるのではないでしょうか。
 医療や介護などの現場など直接コロナとの闘いをしている人たちへどのように報いていくのか、また、休業を余儀なくされている人たちにどうすれば支援ができるのであろうか等、複雑な思いをされている人もいるのではないでしょうか。そのような思いを持つ人にとっても、井村さんの話は大きな励みになると思います。今、自分にできること、自分にしかできないことをやり抜くことが、最前線で苦労をされている人たちの奮闘に応えることなのだと。
 
 明日は、臨時議会です。特別定額給付金の予算審査があります。すでに通告も終え、議事進行は大幅に短縮されていますが、私も、今の自分にできることとして、議会活動に取り組みます。
(尚、番組内での発言とは違った言葉やニュアンスがるかもしれませんことについては、ご容赦いただければと思います)
 
 
 今年の5月は母の月、花を送り、気持ちも明るくなる花の需要を盛り上げましょう

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コロナ対策 (市民)
2020-05-09 21:08:46
奥多摩町は一人2万円の給付の上乗せを決めました。町田市は何もないのですか?
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Unknown (山下てつや)
2020-05-21 21:27:04
町田市では、ひとり親世帯に2万円の給付をする予算が提案されています。予定では、6月中の支給を目指しています。そのほか、事業者向けには、家賃補助を行います。すでに、19日から受け付けを開始しています。
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