山下てつやです。
今日は平日火曜日ですが、市内公立中学校体育祭を行ったところが多かったと思います。先週土曜日が雨で延期となったためです。
我が家も中学生を二人抱えているので、お弁当用に作られた鶏のから揚げを朝から食べることができました。
朝食後、朝一地元中学校に足を運び、本会議中ですので、準備体操までいて、そのまま役所に向かいました。今日は、一般質問三日目なのですが、健康、子育て、高齢者施策に関する質問というのは、毎日のようにあります。少子高齢化が確実に進んでいることを実感します。
この他、今日の質問の中で、LED照明の利用が取り上げられましたが、今後、体育館の天井にある水銀灯を、新設や改修の際に、LED化していくとのことです。LED照明が長寿命であることから、球切れによる取り換えに手間のかかる体育館の天井照明に利用することは、大変有効であるとの理由によるものです。 LED照明は、施設や器具そのものと同様の寿命があることから、市では交換の必要がない器具と考え、その有効性を評価。消費電力も少ないことから、環境負荷の軽減についても当然のことながら評価しています。
実は、今回、LED照明について質問で取り上げようかと私も考えていました。電球は、まだまだ高価ですが、長寿命であることから交換が困難な場所には最適であり、体育館の天井照明には有効であるという点でも同様に考えていましたが、別な角度での質問となり、グリーンニューディールの創出についてとなりました。
この質問の主旨は、グリーンニューディールの創出の動機づけを明確にするために、全庁的な明確な指標を導入できないかというところにあったのですが、質問の時間配分がうまくいかなかったことや何よりそこまでのレベルに質問自体が達しなかったので、消化不良となってしまました。そのため、再度、チャレンジをしていきたいと思います。
市では、環境マスタープランでCO2削減や自然環境の保全など施策の方向性や環境白書でその実態の報告をしています。しかしながら、その施策や保全された自然環境の価値がどれほどのものなのかという点での表現がなされていません。例えば、町田市には広大な緑地帯である北部丘陵地域があります。度々、この農と緑の保全が取り上げられますが、その価値がわかりやすく表現されていないと感じています。それは、裏を返せば、先ほどのLED照明導入によるCO2削減が、どの程度の価値がるのかということにもつながります。
人間が将来にわたってよりよい環境を享受して生活するうえで、現在の町田市の実態がどのような状況なのか、納得しやすい指標が必要だと思います。
町田市では、環境基本条例を平成12年に定めています。ここでは、環境権という表現が使われていますが、「健康で安全かつ快適な生活を営む上で必要とする、良好な環境を享受する権利」と定義しています。
環境保全やCO2の発生抑制の施策の方向性だけでなく、将来にわたり、環境権が守られなければならないと考えるならば、その程度問題を認識できる指標が必要であると考えます。また、そのことにより、それぞれの目標レベルや予算的な裏付けがはっきりすると思います。 このプロセスがあれば、グリーンニューディール創出の動機づけが明確になると考えられます。
これを質問でとりあげ、成果を得ることは難しいことだと思いますが、次回はチャレンジしたいと思います。