町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

訃報をきいて

2012年04月27日 | 活動日誌

昨日の午後は、支持者宅を訪問。数軒訪問したところで、訃報を耳にしました。長年、地域に貢献されてきた党支持者の方がお亡くなりになったとのことを知り、急遽、弔問にうかがうことになりました。

駆けつけると、奥様がおられ、仏前でご冥福を祈り、合掌。

生前、黙々と、地域のために頑張られてきた姿が目に浮かびます。草むしりや花壇をつくったり、掃除をしたり、子どもたちの見守り。

二年前に癌が見つかり大手術をされ、奇跡的な回復をされ、地域での活動に復活された姿には、本当に、多くの方々が勇気づけられました。その時、すでに77歳。

しかしながら、癌が転移しており、ここ数ヶ月入院生活をされていた。故人の希望で、周囲には一切知らせなかったとのこと。

いつも、冗談をそれとなく言い、周囲を和ませる。しかしながら、「俺が俺が」という態度が全く感じられない、本当に、好感の持てる方でした。

できることなら、もう一度、選挙戦を一緒にがんばれたらと思っていましたが、叶わぬこととなりました。

帰りがけに、奥さまが、わざわさ見送ってくれました。その際、「あの花壇も、主人が手入れをしてきたんです。とうとう、花が咲いたのを見ることができずに、逝ってしまいした」と教えていただきました。それが、この写真です。

あらたて、ご冥福をお祈りいたします。


支部会を開催

2012年04月26日 | 活動日誌

今日というか、もう、日付が変わり、昨日、党支部会を開催することができました。私たち、地方議員は、支部会を開催する際には、可能な限り、党の国会議員や都議会議員に出席してもらい、活動の報告をしてもらうようにしています。

今回は、うれしいことに、竹谷とし子参議院議員に来てもらうことができました。

竹谷さんは、参議院議員といっても、初当選から二年もたっていないのですが、すでに、国会での代表質問を2回も行っています。また、被災地に何度も足を運んで、直接、被災者の声を聞いて、国会で取り上げるなど、活躍しています。

暑い夏、一昨年の参院選で、みんなで、必死に応援した竹谷さんが、これほど、期待した通りというか、それ以上の頑張りをされていることを、ほんとにうれしく感じました。また、私たち地方議員の活動、そして、それ以上に党を支援してくれている皆さんの立場に立った話は、本当に、心が打たれました。

党員のみなさま、支持者のみなさまと心を合わせ、これからも全力で頑張っていきたいと、改めて決意をした支部会となりました。


町内会の総会に参加して

2012年04月22日 | 活動日誌

ブログ久しぶりの更新です。

昨日、本日と自治会や町内会、そして老人会などの総会に出席しました。この時期、これらの団体の会長をはじめとした役員の方々にとっては、会の開催に先立って、会計報告をつくったり、新年度の計画を立てたり、それこそ総会開催にいたるまで、大忙しの毎日となっているのではないでしょうか。

それにもまして、総会当日の議事進行や予算や決算について賛同を得る作業を行うことは、大きな労力、あるいは緊張を伴う作業になるのではないでしょうか。

最近の自治会や町内会の運営について、何か変化があるとしたら、1つは防災対策が、いままで以上に問われていることが挙げられます。例えば、災害時に対応した備品、毛布や発電機などの整備が、今まで以上に求められるようになりました。

阪神淡路大震災では、自助により助かった人が全体の3分の2、共助により助かった人が全体の3分の1、救急隊などにの公助により助かった人は2%に満たないという調査結果があります。つまり、全体の10割近くが、自助と共助により命が守られたいいます。

ここで問題となる重要なポイントは、1つは、共助ということになるのではないでしょうか。もちろん、災害が起きた時には常日頃からの備えが必要であり、それが、一番のよりどころになるとう点では、自助ということになりますが、自分だけでは、なかなか自助といっても、進まないのではないでしょうか。その点から、常日頃からの地域での助け合いや訓練のなかで、一人一人が、あるいは、世帯ごとに自助についての関心を高めたり、逆に公助へ何を期待するのかといった点も具体的になってくるのではないでしょうか。

公助をどう使いこなしていくのか、この点も共助が要となり、価値あるものしていく必要があると思います。ここでの現場指揮官となるような存在や役割が、いま、求めらていると思います。

 


津市の新エネルギーへの取り組みについて視察

2012年04月12日 | 活動日誌

津市において、新エネルギーの利用促進について建設常任委員会の視察を行い、主に、新エネルギー利用設備設置費用の補助制度について説明を受けました。

津市は、豊かな自然環境に恵まれた三重県の中央部にある同県の県庁所在地。「津(つ)」というのは湊(みなと)を意味するとされ、古くから海に向かってひらけた地域として発展してきた。2006年に津市、久居市、河芸町、芸濃町、美里村、安濃町、香良洲町、一志町、白山町、美杉村が合併し、現在の人口は、約28万7千人、面積は約710平方キロメートルで、これは、町田市の10倍に匹敵する。

津市では、H19年策定の地域新エネルギービジョンやH20年策定の環境基本計画に基づいて、自然環境保護と地域特性を活用した、風力発電や太陽光発電の利用促進を掲げており、これにより市内における太陽光や風力発電を補助制度をすすめています。

補助対象は、各家庭へのシステム設備から、事業所、自治会集会所にも拡大をしてきました。特に、集会所施設への設置補助の対象拡大については、災害時の避難場所となることから、非常用電源の確保を期待した取り組みとして、H23年度から導入し、今年度、利用実績が見込まれている。

補助金額は、個人住宅5kW以上10kW未満が10万円/件 共同住宅及び事業所3kW未満が3万円/件、3kW以上6kW未満が6万円/件、6kW以上10kW未満10万円/件 自治会集会所3kW未満21万円/件、3kW以上6kW未満42万円/件、6kW以上10kW未満70万円となっている。

H24年度から、家庭用5kW未満の設置については、補助対象外としている。これは、過去の実績が8割以上が5kW未満の設置への補助であったが、すでに、この出力範囲では普及が進んできていることかから、補助対象としなくても自然な普及が進むと判断しており、今後は、家庭用においても5kW以上の出力の普及をさせることを目的としている。事業者、共同住宅、また、建売住宅にも補助対象を拡げてきていることの理由の一つとしては、経済活性化への期待が大きくあるようで、今後の進展について注目したいところである。 また、中部電力との協力も不可欠であることから、自然エネルギーへの転換が求められるなか、電力会社の今後の役割についても注目したい。

津市としては、新エネルギーの普及を進める上で、太陽光や風力などの設備支援だけではなく、創エネルギー、省エネルギー、畜エネルギーなどの複合設備の設置やスマートハウスへの支援、さらには、今後のエネルギー対策全般のあり方を検討する必要があるとしており、いずれにしても、電力行政の動向が、大きな要素になってる。

同市において、新エネルギーの利用普及促進という点では、大規模な風力発電設備を備えた青山高原ウィンドファームの取り組みがある。青山高原は、伊勢の国と伊賀の国を分ける布引山地に属し、標高600~800m、南北およそ15kmにも及ぶ大草原で、ここは、津市と伊賀市にまたがり、国定公園に指定されている。ここで、豊かな自然環境を利用した風力発電を行っており、今後の計画も含めると風車は91基にもなる予定。

事業者である株式会社青山高原ウィンドファームは、津市内に本社を置き、主に、風力発電による電力の供給と発電設備の維持管理を行っていおり、主要株主は中部電力グループの(株)シーテック、津市、伊賀市となっている。この会社は2000年に設立され、第三セクターの取り組みとして発展したきた。風力発電設備は、森林法や自然公園法上の許認可を必要としていることから、手続き上の課題をクリアしていく点で、市としても出資とともに環境アセスについても支援をしてきた。現在、多くの地域で自然環境を利用した発電設備の設置に関心がもたれているが環境保護の観点から手続き上、大きな困難が伴うとされていることから、これまでの取り組みが参考になることが期待されている。

今後の課題として、事業が軌道に乗り発展してきたことと合わせ、今後の維持管理費用が増大することを見据え、民間事業者への株式譲渡が検討されている。