町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

高齢者人材の活用を

2014年10月30日 | 活動日誌

今週、競艇選手の養成学校のある福岡県柳川市に行ってみて、見渡す限りの田園風景を見ながら思いでしたのは、中学時代の同級生Kくん。彼は、東京の中学から、柳川市の高校に入学。名門校で、テニスを本格的にやるためだった。あれから、ずいぶん経ってしまったが、親元を離れ、遠く九州の地で戦いに挑んだ彼は、その後、どうしただろうかと。養成学校の訓練生の姿と、少し、だぶって見えました。

最近、よく考えるのは、高齢者の人材の活用です。定年を過ぎても、まだまだ仕事ができる人は多いですし、実際に、働いている人も多いわけです。さらに、働ける人が多くいるが、適当な仕事がないという高齢者も多くいます。実際に職人さんなどは、昔のように働けないが、少しだけなら、手伝えるといった人もいます。

雇用する側からすると、人一人を雇うことまではできないけれど、少しだけでも手伝ってくれる人がほしいという人もいます。よくよく聞いてみると、仕事の量が増えているので、いままで、自分たちでこなしていた雑用のようなこと、例えば、買い物などやってくれる人がいれば、もう少し、仕事を増やせるのだという声もありました。

こうした隙間のようなところを、年金収入のある高齢者に手伝ってもらい、それに見合った賃金を支払うというのは、もう少し、収入を増やしたいという、特に、低年金の方にとっても、都合のいい話なのではないかと思います。こうした双方にとって、都合のいい働き方を認め、システムとしてシルバー人材センターなどが機能し、仕事を開発できれば、経済対策や、低年金者対策、高齢者のいきがい、健康などにも通じ、日本の抱える問題解決に、有効なものとなるに違いないと思います。

日本には、年金制度が確立され、機能しているということで考えると、年金収入のある元気な高齢者を、さまざな場面で活用するということは、日本経済をささえていく上で、きわめて有効な手段であるということを改めて感じます。

 

 


一般財団法人日本モーターボート競走会やまと学校を視察

2014年10月28日 | 活動日誌

東京都六市競艇事業組合議会の視察二日目は、柳川市にある一般財団法人日本モーターボート競走会やまと学校を視察。やまと学校は、全国24か所のボートレース場で活躍する選手、審判員及び検査員の国内唯一の養成施設です。

同学校は、平成13年に開校している。それまでは本栖湖にあったが、渇水や増水、冬場の寒さなど自然環境の厳しさを主な理由として、こちらに移転した模様。全寮制で、養成期間は1年。4月と10月の入学あわせて、現在は、69名が訓練を受けている。そのうち女性は17名になる。一年間の訓練期間を経て、その後、プロとして競艇選手になっていく。

知識や技術の習得、そして、プロとしての活躍するだけの精神力を身に着け、また、社会においても貢献できる人材を育成することなど教育方針としているだけあって、大変に規律正しく、躾のいきとどいた教育をしていることが、訓練風景などから感じられた。入学試験があり、資格は中学卒業、30歳までとなっている。ここは、プロになってからも義務付けられている2泊3日の研修施設にもなっている。

 

 


福岡競艇場を視察

2014年10月27日 | 活動日誌

本日から一泊二日で、東京都六市競艇事業組合議会の視察に参加しています。初日は、福岡競艇場を視察。

年間売上は、本年の見込みで約56,500百万円。一般会計への操出金は約15億円。設置以来の操出合計は2,751億円。レース開催日数は200日/年。この競艇場の施工者は福岡市と福岡市圏広域行政事業組合となっている。これは、競艇法によるレース開催日数を確保することが大きな理由のようです。内訳では、市主催が176日、組合主催が24日となっている。

福岡競艇場には、ベラポート福岡という外向発売所がある。ここは営業日数を約350日としており、ナイターレースに対応しており、サラリーマンやOLなどの新たな集客向上に役立っている。有料席を用意しており、3000円と2000円の席がある。こちらの施設で年間約127億の売り上げがあり、そのうち収益は20%近くあるとのこと。

施設整備に関わる負債は昨年で返済し、今後は改修を順次行っていくとのこと。レース環境はよく、ほとんど中止になることはないとのこと。中心地からも近く、立地は抜群によい。

 


お隣の相模原で

2014年10月17日 | 活動日誌

今日は、相模原市内の工場を視察しました。工業団地というのは、町田市内にはないものなので、実際に、その場に行くと、人や車の通り、また、各工場などの違った風景に、少し、圧倒されます。サラリーマン時代は、潤滑油を販売したことがあったので、今日行ったような工業団地に足を運んだ時期もありましたが、最近は、民間の工場が立ち並ぶような場所へは、あまり行かなくなりました。

先方さんのお計らいで、地域の人しかしらないようなお店で食事をすることになりました。田園風景が広がる中で、手ごろな地魚料理と会話を、しばし楽しみました。仕事と、その土地でしかないようなものを知る。サラリーマン時代のような時間でした。

町田に戻り、ずいぶん長い期間取り組んできた公園のトイレ設置のことで、職員の方に説明を説明を受けました。一期目の終わり頃から、取り組んでいるので、もう、5年近くになります。来年中には、なんとかできそうです。最後の詰めの段階まできました。できましたら、報告したいと思います。

夜には、打合せを行い、ようやく帰宅。さあ、これから、自宅で、少し勉強です。それでは、また。

 

 

 


田んぼで稲刈りなど

2014年10月13日 | 活動日誌

今日は、田んぼの会による稲刈りを行いました。台風の影響が心配されましたが、無事に終了したようです。大勢の親子連れの皆さんが参加されました。ありがとうございます。

私は、もともと別な予定がありましたが、そちらは台風で中止。そのため、稲刈りに参加することができました。鎌を握って、稲刈りをする機会もあり、なかなかできることではないと思います。この後、脱穀をして収穫祭を年末に行います。楽しみな時期ですが、個人的には行事が多く、日程調整が気になる季節でもあります。

途中で、名残惜しい稲刈りの現場を離れ、支援者の会合に出席。家族で建設関係の自営業をしている若手と懇談することができました。景気がよくなっているという実感はあまりないようです。仕事は増えているようですが、実際の手取り収入があがるには、まだ、時間必要なようです。継続取引をして、信頼を構築しているような関係では、即座に、景気の動向を取引条件に転嫁するのは難しい面もあるようです。

元請けでの工事単価の上昇分が、下請けに行き渡りやすくする必要があるように思います。最近は、入札をしても不調になるケースが報告されていますが、一方で、価格が上がった仕事をしても、現場で働く人の収入が増えないというような矛盾が生まれているようです。

生産が需要に追いつかないという面ではインフレ圧力になりますが、一方で、多くの方の収入が増えないというのであれば、低賃金の労働者にとっては、生計をたてるのが、さらに難しくなっている状況が生まれているということになります。この状況で、消費税が上がれば、さらに、庶民の生活は圧迫されかねないという恐れがあるのではないでしょうか。所得の二極化が進行するということは、避けなければならない大きな課題です。

日本学術振興会で、スーパーグローバル大学創成支援という文科省の事業における申請大学の審査・評価を行っていることを知りました。文科省のHPによると、『 「スーパーグローバル大学創成支援」は、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦し我が国の大学の国際化を牽引する大学など、徹底した国際化と大学改革を断行する大学を重点支援することにより、我が国の高等教育の国際競争力を強化することを目的としています。』 タイプは、二つあり、○タイプA(トップ型)は、世界ランキングトップ100を目指す力のある大学を支援、○タイプB(グローバル化牽引型) これまでの取組実績を基に更に先導的試行に挑戦し、我が国社会のグローバル化を牽引する大学を支援ということです。

残念ながら、わが母校青学もタイプBに申請をしてようですが、採択にはいたりませんでした。次回に期待したいと思います。私が、注目するのは、どちらかというと、タイプBでしょうか。事業説明の際、事例として「海外大学との先駆的教育連携、大学教育のグローバル化モデルの構築、世界基準の教育展開 等」とあります。その大学が存在する自治体の立場の視点からすると、そのような大学が存在すること自体が大きな価値になると、ちょっと飛躍していますが、そのように思います。

町田市においても、桜美林大学が、その構想を申請していますが、こちらも残念ながら採択されなかったようです。地方においては、申請内容からして、その地方に目を向けるような申請をして、採択にいたった大学もあるように聞いています。

町田市においても、これまで、大学との連携がはかられてきていると思いますが、大学の将来にも光をあて、それを還元させていくような視点でも連携もしていってはどうかと思います。もちろん、個々の担当者レベルでは、そのような視点があるのではないかと思いますが、トップレベルでそのような価値観が共有できるかどうかが、大きなポイントになると思います。機会があれば、質問でも取り上げたいと思います。