町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

コンビニは便利ですが

2016年04月15日 | 活動日誌

山下てつやです。熊本の大地震、被害にあわれた方々に対する支援が進むよう、そして、二次災害が起きないよう願っています。また、予想以上の被災状況、特に、亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、遺族の皆さまに対してお見舞い申し上げます。熊本は、昨年、視察で行った場所であります。災害時の情報トリアージを勉強させていただきました。

今日は、生活道路の安全対策を講じるための現場立ち合いをしました。これまでは、危険個所として指摘をされなかった場所でも、住宅建設や周辺の環境が変わると、急激に、交通事情が変わり、事故が起きる危険性が高まるといったケースは、よくありますが、今日は、まさしくそのような場所でした。

現場で、どのような車両が多く、どんなときに危険を感じるのかなどを確認していくうちに、近隣にコンビニが開業したことが、大きな、原因となっていることが、わかりました。

ここ数年、市内には、急激にコンビ二が増え続けていると思われます。コンビニは、便利なお店ですが、近隣住民にとっては、生活環境が悪化しているケースもあるようです。24時間営業、時間に関係なく来店する客が、よく、通るようになったことによる騒音、また、事故を心配する声が出ています。何か対策を行う必要があるのではないか思います。

コンビニ出店が住民の反対によって取りやめになったというケースは、今のところ、市内では聞いたことはありませんが、これから、起きる可能性がある問題なのかもしれません。保育所や社会福祉施設などの建設は、住民理解を得るのにかなりの労力を使うことがよくあります。実際に、建設取り止めということも、これまでありました。土地利用の制限が違う場所ということもあるのかしれませんが、周辺住民の理解を得る必要性においては、同様の内容が含まれています。特に、交通安全の問題は、むしろ、顧客を特定できないコンビニの方が周辺に与える影響は大きいといえます。

住民生活においては、一人暮らしの高齢者が食材を買ったり、また、住民票の発行など、益々、その必要性、利便性は高まっており、行政課題を共有していく上で、有効な民間活力であるという側面が評価されてきていますが、一方、それに伴い、公共、公益の立場に立った出店、営業の在り方が、今後は、問われるのではないかと思います。むしろ、こうした課題を一つの材料として、さらに飛躍をすることを期待しています。

 

 


山王林公園階段に街灯を設置

2016年04月14日 | 地域実績

公園緑地課で対応していただき、山王林公園の南台集会所から入った階段に街灯が設置されました。

下小山田町内会からご要望いただきました。道路ではないですが、通学路としての利用や桜台のバス停を利用する際の通路にもなっているとのことで、夜間時間帯も、住民の利用があるとのことでした。因みに、この山王林の読み方ですが、地元の人の話では、「さんのうばやし」が正しい読み方とのことです。


交通政策審議会答申案が示されました

2016年04月12日 | 活動日誌

国土交通省の諮問機関である交通政策審議会が開催され、4月7日に「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について(案)」が示されました。今後、パブリックコメントののち、正式な答申として発表される予定です。

答申案では、訪日外国人の増加や首都直下型地震、国際競争力の強化、また、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの開催など視野に入れ、より、質の高い東京圏の都市鉄道ネットワークを構築して観点から、空港アクセスの改善、列車遅延への対応、バリアフリー対策の強化、まちづくりとの連携、防災対策の強化、外国人の利用しやすさの向上など国際化への取り組み、駅空間の質の向上、ICTの活用が急務であるとして、概ね15年後である2030年ごろを念頭に置き、答申を取りまとめています。

町田市に関連した事項として、多摩都市モノレールの延伸(多摩センター~町田)、小田急多摩線の延伸(唐木田~相模原~上溝)が、東京圏における都市鉄道が目指すべき姿を実現する上で意義あるプロジェクトとして選ばれました。また、町田駅は、駅空間の質的進化に資するプロジェクトとして選ばれ、町田駅を中心としたまちづくり、駅まちマネジメントへの取組の期待が示されました。

駅まちマネジメントとは、駅の関係者が一堂に会して、課題の共有と調整を図る場(駅まち会議)を設置し、PDCAサイク ルを実施しながら駅に係る課題を解決していくことです。町田駅を中心としてまちづくりについて、地方自治体である町田市が、大いに主導権を発揮して、魅力ある駅空間を創出していくことが期待されています。

これまでと違い、国がすべてを決めていくというではなく、地方自治体、関係団体、そして、地域がどのようなまちづくりをしていくのかが、より一層問われてくると思います。その点では、地方自治体である町田市の取り組みが重要になると改めて感じています。すでに、住民からはまちづくりに対する期待はこれまでも強く示されている側面があります。これらを具体化してくことが、プロジェクト実現への第一歩でもあると考え、多くの皆さまの声を市に届けていきたいと思います。


リレーセンターみなみを見学

2016年04月11日 | 活動日誌

本日は、午前中、リレーセンターみなみの見学を行いました。同センターでは、本年、4月より容器包装リサイク法による廃プラスチックの中間処理が始まりました。これまで、町田市内では、容リ法に基づいた中間処理施設が建設されずにきたことから、初めての操業となります。プラスチックを圧縮する際に、有害物質が発生することにより、人体に悪影響が生まれるとされる杉並病の影響を受け、1998年から施設整備を検討してきましたが、これまで、頓挫してきました。市では、そのことから、施設稼働にあたり、市民の代表の立ち合いのもと圧縮作業を行い、どんな物質が発生するのか実証実験を行いました。その結果一部に化学物質が検出されましたが、国の定める基準値を大きく下回ったものでした。

集められたプラスチックごみは、ホッパーに入れられ、異物を取り除くため手選別による分別が行われます。そののち、纏められたものをビニールで包み、コンテナに載せられます。その後、千葉県君津市内にある民間事業者に引き渡され資源として利用されます。リレーセンターみなみでは、1~1.5t/日のごみを扱っています。容器包装プラスチックは、可燃ごみとは別のラインで処理され、圧縮梱包されたのち、4tトラックで出荷されます。270㎏/個を32個積載するとのことです。

 

町田市では、今後、二か所ほど、こうした容器リサクル法に基づく中間処理施設を整備して、40パーセントのごみの削減に取り組みます。