今日は、市内小学校の卒業式。地元小学校では、92名の門出を祝福しました。校庭には、咲き始めた桜の木。春の日差しを受けた花びらが青空を引き立たせています。卒業生のみなさん、そして、保護者、関係者のみなさんおめでとうございます。
午後、いくつかの用件を済ませ、日比谷公園近くのプレスセンタービルで人との面会をした後、シダレザクラを目にしました。公園沿いの歩道脇のサクラの木には、「八重紅桜 シダレザクラ バラ科」と書かれた名札が。
サクラは、意外にも、バラ科だったのですね。
せっかくなので、仕事仲間に連絡を入れて、ちょっと、食事でもと思いましたが、生憎、みなさん塞がっており、千代田線に乗り込み、町田に戻ることに。
代々木上原で、電車の乗り換えをしてみると、そこで、仕事での付き合いがあった方と、約20年ぶりの再会。覚えていていただいたこと自体が、とても、うれしい。車中では、しばし、懇談させていただいた。日本のエネルギー産業の中枢に身をおいていることから、その間、産油国をはじめ、いくつか海外場所を渡り歩き、東京への異動となったようです。
お互いが知る人の情報交換やエネルギー関連の話題に。取引先の人でさえ、比較的、仲の良い関係をつくれたのは、景気のよい、いい時代だったということが、大きく貢献している。若い時期に、そのような時代をすごしたことは、ありがたいとだったと最近は思います。
さて、今日のいくつかの用件の中に、調整区域内で起きている問題について、現場での確認作業がありました。一つは、汚水の排水です。浄化槽によっては、し尿処理はされているものの、風呂や洗濯、台所の流しの水などが、そのまま流れてしまっている地域がります。そうすると、その排水が流れる場所の下流地域にいる人は、その排水の影響を受けます。臭い、そして、量が多ければ溢れでた汚水などです。この問題について、現場で職員の立会いを得ながら、状況確認し、対応策を練ってもらうこととしました。
そして、もう一つは、道路幅員の問題です。農道のような道が続く調整区域内では、場所によっては、幅員が足りず、救急車などの緊急車両が通れない場所があります。そのために、初期対応に時間を要する地域があり、この改善策を、現在、市に求めようとしています。先日の議会質問でも、この問題を取り上げました。今日も、そのような場所の現地視察をいたしました。
私は、今回の議会では、調整区域の道路整備についての考え方を纏め、緊急車両の通行ができるように、具体的な対応をすべきであると市側に求めました。この質問に対して、市側からは、緊急車両の通行や介護車両など防災や福祉的な側面からも、調整区域に限らず整備方針を定めたいとの回答を得たところです。
調整区域内における公共インフラの整備は、後回しにされがちです。それは、市街地並に利用がされなかったり、あまり人が住んでいないことが大きな理由と考えられますが、基本的な生活基盤の整備がなされていない現状については改善する必要があります。そこで、私自身は、調整区域にける公共インフラの考え方を整備すべきであると考えます。その理由は、先ほどと同様ですが、市街化区域と一緒に扱われると、必ず、後回しにされるからです。そして、調整区域内と市街化区域内では整備の在り方自体にも違いがあってもいいのではないかと考えるからです。
よく、地方では、ほとんど通らない山道の整備の在り方などが指摘されますが、調整区域内にも、そのような考え方を持たれている方がいます。したがって、私は、そんなに完璧な整備をするのではなく、生活に支障がない程度を目指して、整備すべきであると考えます。恒久的な対応策ではなくて、救急車輛が通れない、家の前に汚水が流されて臭っているなどの現状を、まず、改善することが必要だと考えます。
また、住民や地権者の立場からすれば、なぜ市街地を優先するのかという思いもあります。都市部の市街化調整区域は、開発抑制のためにされている色彩が強く、行政の対応によるところが大きく影響しているからです。
私は、この問題を解決したいと思っています。