町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

友よ

2014年03月31日 | 活動日誌
バレーボールをしていたころ、名セッターと言われた猫田選手が話していたことは、今でも、はっきりと覚えている。
パスが思うようにできるようになったらバレーボールがうまくなるよ。
ミュンヘンで日本を優勝へと導いた歴史に残る選手が発した言葉は、バレーボールを知り尽くした人ならではのもの。
スパイクは、誰でも打ちたいし、練習もする。
パスがうまくなるには、基本的な姿勢を身につけるために、繰返し地味な練習をしなければならない。
同じ練習を繰返し行うには、それを続ける精神力を必要とする。
しかしながら、これは話半分なのかもしれない。
同じ練習なようで、同じ練習ではなく、精神力に裏付けされた集中力が、ボール一球一球の違いを感じとり、似たようなボールはあっても、その違いを感じるようになるからだ。
指先、肘、肩、膝をさまざまな変化させながら、感触を確かめていく。
もちろん、試合やゲームとなれば、そんな練習の意識とは違って、結果を追い求めることなる。
実践でのボール裁きは、こんな練習の積み重ねを表したものであり、こうしたプレーヤーを見抜く力も、また、神経を研ぎ澄ました練習を経験した賜物といえる。

高校時代、バレー部に転入生が入ってきた。華麗なボール裁きや素早い動きは、見る人を圧倒した。私の目に映ったその姿は、厳しい練習を積み重ねてきたことを物語っていた。

交わす言葉以上に、プレーは、全てを物語っていたように思う。

残念ながら、今日は、その人の通夜に参列することになった。

高校を卒業して、30年、遺影との再会。同窓会まで、後3ヵ月。会ってみたかった人は、予想もしない場所に。

遺影とともに、ユニフォームが2枚。1枚にはキャプテンマークが。

一人で帰るには、少し、辛い夜。二人の友が付き合ってくれた。

思い返すほどに、バレーボールが、ほんとに、上手だった。

僕にも、こんな時代があり、仲間がいたことを気づかせてくれた。

ありがとう。




健康福祉常任委員会

2014年03月19日 | 活動日誌
今日は、健康福祉常任委員会の初日となりました。
これまで2期8年の間、この委員会には所属したことがなかったので、初の委員会出席となりました。

日常活動では、生活相談を受ける中で、所管する行政サービスにかかわる内容が多くありましたが、委員会審査となると、まだまだ、勉強不足であり、現場に出て、さまざまな情報入手を行う必要性を感じました。

課題は山積していることと思います。自分の目や耳で確かめながら、実りある委員会での取り組みとしていきたいと思います。

本会議初日

2014年03月12日 | 活動日誌
今日は、今期初となる本会議初日。補正予算が可決され、新年度予算が提案されました。

朝から、本会議初日ということで、気合いが入っていましたが、思わぬトラブルがあり空回り。

しかしながら、気を取り直し、質疑を二回行いました。

一回目は、市が倒木被害を与えたことに対しての補償に関すること。
二回目は、清掃工場の分析機器設置工場に関すること。

二回目の質疑は、答弁が噛み合わず中断。そのまま、お昼休みになってしまいました。

清掃工場では、正常運転を保ち、適正な排ガス濃度を維持するために、さまざまな測定がされています。その測定器の交換工事の予算についてです。

夜は、支援者の会合に出席し挨拶。

遅い時間でしたが、住宅街の危険箇所の要望をうかがいました。

帰宅後、夜ラン。ほのかな春の匂いを感じました。

日に々、春めいてくる。楽しみな毎日となりました。それでは、また。

住民の連帯を

2014年03月09日 | 活動日誌
その昔は、山に入って木を切る際には、山の神様に挨拶をした。この小山田の農家の方に聞いた話です。
その場で火を起こし、寒い日には暖をとりながら、鋸の刃をあたため、怪我がないように、木にお辞儀をする。
自然の恵みのありがたさに感謝し、それを軽んじてしまうことを戒める。
自然のありがたさ、その恐さ、大自然が織り成すさまざまな力は、住民社会と密接に関わりあってきた。
火災から身を守るための風習も、住民の中に根付いていて、今に残っているものもある。

自然とのかかわりにより、住民社会が形成してきた行事や儀式。自然への畏敬の念が薄れてしまった現代には、その形だけが残り、本質は、どこかに消え去ってしまいつつある。
一方、大震災をはじめとしたここ数年高まりつつある自然災害の脅威や温暖化による異常気象など、多くの人が不安を抱く出来事が、身近に感じるようになった。

あらためて、人間が大自然にどう向き合っていくべきかという点では、昔も今も変わらないように感じてしまう。

災害や事故などから免れたいという思いは、誰もが持っている願いでもある。この願いが地域住民の連帯を生み、各地の風習や文化が育くまれてきたならば、住民社会がもっとも発展していく可能性が高まりつつあるのが、今の時代なのかもしれない。

住民社会は連帯、そして、その力を取り戻していく機会も到来しているともいえる今、住民、人間同士の絆、そこに焦点をあて、地域の中で、住民の中で、汗をかいていきたい。

写真は、ハウスの雪害状況を視察した際に撮ったもの。これだけの施設を新たに建てる費用を捻出するには、どれだけ野菜を売ればいいのかなどを聞くと、改めて、被害の大きさを感じる。



体育館の雨漏り

2014年03月07日 | 活動日誌

山下てつやです。選挙が終わり、2週間が経とうとしています。これまでの残務と新たな任期に向けて、慌ただしい日々を送っています。

ここ数日で、いくつかの学校にうかがいました。この時期ともなると、新年度の体制づくりや卒業に向けて、学校は、さまざま、状況があるようです。一つには、人事の季節です。異動に伴い、先生方の体制をどのようにするのかが、一番の校長としての仕事のようです。そして、卒業式に向けての取り組みです。学校生活の中で、卒業式は学校生活を締めくくり、新たなステージへの出発を、多くの友や先生、保護者と思いを分かち合う大切な場。体育館では、繰り返し、その練習が行われています。

体育館は、学校生活の中で、教室とは、違った意味で、大切な場所。授業や部活などのスポーツや運動を行うだけではなく、 入学式という出発から卒業式という門出を迎え、思い出に刻まれる空間。

お会いした先生に、「今、何が望まれるのか?」と問いかけると、「体育館の雨漏りがなおらないだろうか」という予期せぬ回答が返ってきた。早速、現場を見に行くと、確かに、いくつか、雨水がたれている場所を発見。バケツも置いてあった。体育館にいた先生に状況を聞くと、その日によって、雨漏りの場所が違うことがわかった。その日は、この時期にとっては、非常に、気になる場所に雨水がたれていた。壇上の中央付近、ちょうど、卒業式の証書授与を校長から卒業生に渡すであろうところ。当日、雨となれば、証書に雨水がたれるという事態を招く可能性もある。

すぐに、学校教育部に電話をして、対応を依頼。なんとかなるだろうか?まだ、その後の状況は確認していない。

体育館、校舎の改修予算が3月補正では計上されています。これには、国からの多額な個所付け予算がついています。この額は、東京都の中では、突出した数字だときいています。3年前に、学校施設の維持管理、そして、老朽化対策について質問したことがあります。市の財源だけでは非常に厳しいというのが答弁として寄せられました、一方で計画をしっかりつくるという答弁もありました。その際のことが、多少はいきているのではないかと思います。防災の視点から国の対応も大きくかわったようです。

2011年の3月議会です。8校ほど、小中学校の施設を見て回りました。屋上にも上がり、その傷み具合や管理の実情を確認。現場の実情をそのまま、質問で取り上げました。その際、ご協力いただいた校長先生には、あらためて感謝したい。


明日への一歩

2014年03月01日 | 活動日誌

山下てつやです。
投票日から一週間が過ぎました。まだ、まだ、振り返る余裕はなく、支援者への挨拶まわりと期間中積み残してきた差し迫った課題に手を着けています。

今日は、公明党市議団で駅前で街頭挨拶をしました。短い時間でしたが、人通り中から反応もありました。ありがとうございます。

朝、団地の清掃をしている方々に挨拶をしました。ごみを拾っている人、モップがけをしている人、雑巾をもっている人、庶民の生活現場ほど貴いものはない。小雨降る中、本当にご苦労様と何度も心の中で繰り返しました。

所属するマラソンのクラブである韋駄天の練習会場にも久しぶりに顔を出しお二人ほど挨拶。

地元の皆さんにも挨拶。積雪の多さに不安を話された方もいました。現場に足を運び、実情を知ることの大切さを改めて確認しました。

誰が人知れず苦労をされているのか。そして、支援者の皆さまの人知れぬ奮闘。それらを少しでも知ることが、いまできる恩返しの戦いなのかもしれない。

自分の明日への一歩は、当分お預けのようであり、今、この時が選挙戦の最終版のような気持ちが込み上げてくるのは、共に戦った皆さんのお陰であり、一番大切な時間のようにも感じる。

ただ、ひたすら走り続ける以外に、道はなく、今日も、明日も前に進みたい。