今日は、午前中健全育成で行なっている防犯看板づくりに参加。午後には、小学生バレーボールの試合を見学した。体育館の中は、蒸し暑いといっても、外気に比べると、日差しを受けていないことから、若干、過ごしやすい。今年は、熱中症で市内学校で救急搬送される児童がいたこともあって、例年以上に、運営する側も館内の状況をチェックし、慎重な判断を行なっていたようだ。
体育館へのエアコン設置は、子どもたちのスポーツ環境を確保する上で、必要性が増してきていることを実感しました。
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防犯看板の作成では、小中学校の児童生徒から標語を募り、それを看板に書く作業を行いました。
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犯罪予防については、犯罪者に視点を置く考え方と犯罪がおきる場所について視点を置く考え方があるといわれる。
先日、毎日新聞には、犯罪対策第一人者といわれる小宮信夫教授のコメントが寄せられていた。
『犯罪から身を守るポイントは「場所」です。事件を起こそうという人に都合のいい「入りやすく、見えにくい場所」に注意するように呼びかけています。『怪しい人に気をつけなさい』といっても顔見知りが事件を起こすことは珍しくありません。見かけで人を疑えば、差別や偏見を助長しかねません。では、どうしたら身を守れるでしょう。まず、たくさんの窓が見える道を通ることが防犯になります。チェックポイントを覚え、「安全マップ」を作ってみてください。子どもが危険の潜む場所を避ける力をつけ、ホットスポットを地域でパトロールすれば、通常の犯罪の芽は摘めます。』と。
地域でおきる犯罪は、たくさんの窓が見える道を通ることが防犯になると指摘している点では、この防犯看板は窓ではないが、地域がそれだけ防犯に関心を払っていることを示すこととなり、それも、間違いなく犯罪の抑止力となると考えられる。この作業の中では、どこにこの看板を設置するのかという検討もされることから、安全マップではないが、不審者情報があった場所などチェックして、その情報を共有しながら、看板設置を進めています。子育ての環境の中で、大きな要素となるのは、安全な場所かどうかだ。防犯看板が、それに少しでも役立つ、貢献するものでることを確信しています。