今日は午前中ばら園の視察、午後は、蓮田の公園整備に伴うワークショップに参加、七国山の道路環境の視察、また、夕方には地域でのご挨拶まわり、夜は、小山田桜台団地の盆踊りに。
夕方は、心地よい風が吹き、昨日同様夏の終わりを感じました。道路環境の視察では、道路沿いの民有地である緑地の適切な管理について、近隣住民の方から要望があり、その状況を確認しました。
町田市内にもありますが富士塚という人工的に盛り土をした場所があります。土地の風習なのか、富士山を信仰の対象としていた時代があったようです。富士山にお参りに行くことができない分、地域に塚を築いて、その上から富士山を拝んだそうです。その場所を富士見と呼んだのか、富士見という地名が、この多摩地区にもいくつか存在しています。その場所が国有地であることから、管理について相談がありました。
今日は、地元の小山田桜台団地の盆踊りに行き、一緒に輪に入り踊りました。団地の盆踊りには、たくさんの子どもたちや保護者も集まってきます。団地には、子どもが少なくなっていますが、団地はコミュニティを形成する貴重な場であることを実感します。団地の再生は、団地内外に新たな活力を呼び込む大きなテーマですが、いざ、お祭りの開催を団地ですると、私の知る限りでも、山崎団地、木曽団地ともに、驚くほど、多くの人が集まってきます。日常生活の中では、団地によっては、シャッターが多く見受けられる商店街もあるように、あまり、多く人が、訪れている様子はありません。
団地商店街は、街中の商店街と違って、直接的に制限を受けにくい場所となっていることが、ひとつの魅力です。屋台を出すにしても、歩行空間をとるにしても、イベント開催がしやすい場所です。
こうした人が集まるのに適している、出店などがしやすいなどのメリットを活かした取り組みを日常的にしていくことも、団地の魅力向上、団地再生に結びつく、そして、新たな住民を獲得していくことにつながるのではないかと思います。