町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

迷惑行為への対応の話から

2016年05月23日 | 活動日誌

警察と保健所をいったり、来たりという相談が、時々、あります。具体的に、今回のケースでは、大声を出して、特定の近隣住民をを名指しで怒鳴りつける行為を繰り返し、団地に住むことから、特定の部屋に棒でつつくなどの迷惑行為を繰り返している者をなんとかしてほしいというものです。暴力行為でありますが、一方で、被害妄想など精神疾患によるものとも考えられます。

実際に、被害にあった住民の声を聞くと、継続的であり、また、時間を選ばないために、精神的苦痛は、かなりのものであるようです。すでに、団地であることから、周りの2部屋が引っ越しをしてしまったとのこと。

あまりにひどいので、警察に連絡をすると、保健所が対応すべきと言われ、保健所に連絡をすると警察に連絡をしてほしいと言われ、被害者にしてみれば、困り果ててしまい、行政に対して頼りなさを感じずにいられなかったようで、そのことから意見をいただくこととなった。せめて、保健所と警察で話をして、どちらが対処できるのかを相談してほしいと、呆れているようでした。

結局のところ、公社側が強制退去に向けて、自治会により集められた署名を後ろ盾にして裁判を起こしました。知り合いの弁護士に確認すると、状況からすると強制退去は免れないであろうとのこと。被害者にしてみれば、漸く、落ち着くことができるわけですが、明らかな迷惑行為を裁判を起こさなければ、対処できないことに、生活をする上で不安を感じずにはいられないと感じるのは、当然のことだと、話を聞きながら思いました。

住民生活は、さまざまな場で、そこに住むものしかわからい、判断できないことがあると思いますが、それに対するきめ細かい対応をするには、身近な自治体で、条例などつくることが期待されています。今回のようなケースにどのような対応ができるのか。身近な議員として、現場発の政策をつくりあげていきたいと思います。


田んぼの代掻き

2016年05月23日 | 活動日誌

小山田緑地にある田んぼで、代掻きを行いました。この辺りは、山間からの湧水があり、昔ながらの谷戸田の風景や水田が残る貴重な場所です。地域や緑地公園のスタッフが子どもたちや保護者と一緒に稲作体験を行い、秋には、収穫した米を使い、餅つきを行い、収穫祭を行います。年間を通して、食の有難さや自然との触れ合い等、大人から子どもまで一緒になって、貴重な時間を過ごします。代掻きは、田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧に掻き混ぜて、土の表面を平らにする作業です。代掻きには次のような目的・効果があります。

1.田んぼの水漏れを防ぐ。
2.土の表面を均して、均平にし、苗がむらなく生育するようにする。
3.苗を植えやすくし、苗の活着と発育を良くする。
4.元肥をむらなく混ぜ込む。
5.藁や雑草を埋め込む。
6.雑草の種を深く埋め込むことにより、雑草の発芽を抑える。
7.有害ガスを抜き、有機物の腐熟を促進する。
小山田の田んぼでは、地域の子どもから大人まで、一緒になって、素足で田んぼに入り、代掻き作業を行います。泥んこになる機会が少なくなった現在、
とても、新鮮で、いきいきとした時間を過ごすことができます。子どもたちは、より一層、普段見ることができない表情を見せます。


ひとり親家庭の支援

2016年05月17日 | 活動日誌

先日、ひとり親(母)で中学生のお子様を育てている方と懇談をさせていただきました。中学校の制服や指定用品が割高に感じるとのことで、もう少し、負担を減らせないかとのことでした。

女性のひとり親であれば、様々な支援があるように思われますが、所得制限の条件の当てはまらなければ、助成が受けられなくなります。これまで、ひとり親の方の、子育てや義務教育を受ける上で必要とされる費用について、ほとんど相談を受ける機会がなかったのは、ひとり親家庭の支援がキメ細かく設定されていることが大きな要因となっていると考えられます。

しかしながら、所得制限により対象から外れてしまった場合には、ほとんどの支援が受けられなくなり、外れてしまった方の中には、生活資金を確保するのに苦慮しているケースがあるようです。同一の基準を用いていても、それぞれの支援を所管する役所の組織が違うと、実質的な所得がどのようなレベルなのか、しっかりとした把握がなされていないように思います。

懸命に働き助成を受けられないために、却って、生活資金に逼迫しているような状況があるのであれば、改めていく必要があると思います。マイナンバー制度などを活用することにより、実態把握が進み、こうした問題を少しでも解決できるようになることを期待したいと思います


北部丘陵にカメ

2016年05月16日 | 活動日誌

先日、北部丘陵の図師町内、結道から入る農道や用水路を視察しました。このあたりは、稲作をしている谷戸田が残っています。農道が最近整備されたことから、軽トラックなどの通行が可能となりました。農道とともに道に沿って続く水路も整備されたのですが、水路が田んぼの高さより低くなったことから、水を堰き止め、水位を上げて、田んぼに流すしくみとなりました。ところが、水位を上げるための板の仕切りから水が漏れ、水位が上がらないために、田んぼに水が流せない状況になってしまったのです。稲作をしている方から、堰の水位が上がるように修繕を要望され、現場を確認した次第です。

確かに、用水路が田んぼの位置より低くなり、堰き止めがうまくいかないために、水が流せない状況で、さっそく、市の担当課にお伝えしました。

その際、カメを発見したのですが、まだ、子どもで手で握れるような大きさでした。とてもかわいらしく思ったのですが、地元の人の話では、カメにはカメ菌がいて、それにかかると、病気のようになるとのことで、触った手を洗うように言われました。子どものいる家は気を付けた方がよいとのことです。


神戸、尼崎へ

2016年05月08日 | 活動日誌
昨日は、強行スケジュールで兵庫へ行ってきました。車で往復約1000km。さすがに体に響くものがありました。
夜中、3時に出発。兵庫県内には、朝、9時に入りました。久しぶりに、高速から港湾の景色を眺め、懐かしさを暫し味わいました。

入社1年目も終わる頃でしたが、輸出向けの火力発電所で使うタービン油を受注し、出荷の現場を見に行ったのが、尼崎でした。乙仲の置場で、間もなく出荷される予定の荷物を確認したところ、ドラム缶の下の蓋の継ぎ目から、油が漏れているのを発見。慌てて、上司に連絡を入れ、品物を交換。上司は、勉強のために、私を現場に行かせたのですが、想定外の出来事でありましたが、このお陰で、取引先の信頼を失わずに済んだことから、ご褒美を兼ねて、大阪で、食事をご馳走してもらった記憶があります。バブルが終わろうとしていた時代とはいえ、社会人となり、何もかもが新鮮で、楽しい毎日でした。

今回、お会いした方の中に、元会社の上司で、約15年ぶりとなる方がいました。連絡を入れていなかったのですが、幸い、ご自宅にいらっしゃいました。
奥様が出られ、取り次いでくれました。ゆっくりとした足取りで、玄関口に来られ、久しぶりの再会を喜んでくれました。体調を崩され自宅療養をされているとのことでした。

現役時代に、六甲山近くの神戸を見下ろす場所に住んでいると、同僚から聞いたことがあります。まさしく、神戸の街を見下ろしながら、定年後の人生を歩まれていました。とても、優しい方で怒った顔は見たことがありませんでしたが、それにも増して、さらに柔和な表情で出迎えていただきました。別れ際に、体調が良くなることを念じつつ握手をさせていただきました。そのまま、駐車場まで歩いていくと、玄関を出て見送っていただいていたことに気づき、丁重にお辞儀の挨拶をして、マンションを後にしました。

一期一会の如く接していただき、心暖まる一時となりました。



昼食を王将生田川店でとり、そのまま、家路に。