町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

トイレ行政について

2009年02月26日 | 活動日誌
トイレは、食べること、寝ることなどと同様、毎日、健康に生活していくためになくてはならないものである。
昨年、トイレ設置の相談を受ける機会があった。相談者としては、さまざまな理由から、ある公園を限定して設置してはどうかと提案があったが、公園の都合上、それが認められないとの返事を役所からもらい、そのままになっていたが、考えていても前進はないと、ようやく、この3月議会で、トイレ行政について、取り上げることにしたのである。
トイレ行政は、まちづくり、福祉、教育、防災、地域によって観光とさまざまな分野にまたがっており、それこそ総合的に取り組む必要がある。これからの高齢社会は、多くの住民が、さまざまな活動をしながら、地域に根を張り、過ごす時間が増えるであろう。その際に、安心のまちづくりをすすめるうえで、必要となるものの一つがトイレである。
現在の町田市のトイレ行政はいったいどうなっているのであろうか。ここの公園に設置してほしい、このグランドに設置してほしいなど、それぞれ、そこを所管する部局の判断に委ねられているようようだ。
今回の質問では、トイレ行政の窓口となる担当部局の設置を求めることにしたいと思う。

町田市の地域区分について

2009年02月23日 | 活動日誌
町田市の都市計画マスタープランでは、旧5ケ町村を基本とし8つの地域に町田市を区分している。
相原・小山、小山田・小野路、鶴川、忠生、玉川学園、原町田、成瀬、南町田と、これが、現在、町田市のまちづくりにおける基本区分である。
この8つの区分について、住民はどのように感じているのであろうか。例えば、私の住む、小山田地域は、確かに、北部丘陵という地域を抱えており、その点、小野路と一体を成している地域といえるが、住民レベルでは、明らかにコミュニティは分断されているにように思う。また、木曽地区は忠生地域に含まれているようであるが、人口も2万人を超え、町内会・自治会を中心に別のコミュニティを形成しており、現在の地域区分では、住民意向を反映しにくいといった声も聞かれる。
現在の都市計画マスタープランは、行政側から見たまちづくりの視点に重きが置かれていると思う。確かに、都市計画は行政が担う重要な仕事ではあるが、増大した町田市の人口や新たな開発状況、高齢社会に伴い地域に活動拠点を移す住民の状況の変化などを考えるとき、住み良いまちづくりを進めるには、地域住民のさらなる意向を汲み、現在の地域区分を見直すべきときが来ているのではないだろうか。
施設整備のあり方も、もっと弾力性があっていいと思う。立派な市民センターをつくることも大事であるが、多少の難があっても、身近に施設があった方が住民にとっては良いものもある。図書館や児童館など中古の建物を改築しても良いのではないだろうか。スタッフも地域住民を中心とした市民が担っても良いと思う。
地域住民は、自分たちの施設であると感じれば、大事に扱うものだ。行政は無理をせず、さまざまな選択肢を用意しながら、市民との対話を重ねるべきだ。そのためには、対話の枠組みを見直し、住民合意を形成し易いものとしなければならない。