町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

空き家の相談他

2024年05月26日 | 活動日誌
今日は午前中、田んぼの会の会の活動に参加。午後から地域や市民相談の現場視察等をしました。


管理不全の空き家の相談のため、現場を見てまわりました。庭木が大木化し、周辺の環境に影響を与えています。また、害虫も発生しているとのことです。




空き家については令和5年の一般質問でも取り上げていますが、空き家の法律改正が行われました。法改正の主な目的の一つである管理の確保について、市は「管理の確保につきましては、適切な管理が行われず、そのまま放置すれば特定空家等になってしまうおそれのある空き家等を管理不全空家等として、市が指導や勧告の措置ができるようになります。勧告を受けると、固定資産税等の住宅用地特例が解除され、税額が上がることとなります。」と答弁しています。

特定空き家とは、国土交通省が示している基本指針である「倒壊などの著しく保安上危険となる恐れがある状態」「著しく衛生上有害となる恐れがある状態」「著しく景観を損なっている状態」「放置することが不適切である状態」の4項目のいずれかに該当する空き家のことですが、市は「法改正を受けての市の対応についてでございますが、法改正を受け、市といたしましては、まず新たに管理不全空家等についての措置の基準を定め、措置する際に当たりましては、外部の有識者で構成される審議会の意見を聞き、適切に取り組んでまいります」と答弁しており、現場の状況から、その後の対応について確認をしたいと思います。

また、今日の現場視察では、民有地における樹林や雑草の管理についても声をいただきました。近隣住民が著しく不安を抱くようなケース、また、通学路に面した場所の樹木が大木化して、通学児童への影響が心配されるような場所もあります。

中心市街地とは、また、性質の違う課題を抱えており、まちづくりの大きな計画の中では、なかなか、取り組みが後回しになっているように感じます。道路の白線が消えていたり、標識が倒れかかっていたりと、住民だけではなく、まちの高齢化のような印象を持つ地域もありました。こうした課題は、どこでも見られるものかもしれませんが、安心、安全で住みやすい生活環境の確保といった基本的な課題として、取り組まなければならないと感じています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。