町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

田んぼ収穫祭

2010年11月28日 | 活動日誌
山下てつやです。写真は、避難訓練の現場ではありません。小山田緑地で、もちつき用の米を蒸しているところです。小山田の谷戸田で、田んぼの会の人達が中心となって、小山田の子どもたちに、米づくり体験をさせていますが、今日は、収穫祭といって、出来たお米を餅にして、食べたり、地域でとれた野菜でつくられた豚汁を食べたりしています。一年を通して、米作り体験やお米の知識、田んぼの生き物などに、触れることができます。
町内会でも、協力していることから、私も手伝いをさせていただきました。
秋晴れの真っ青な空の下で、子どもたちは、出来立てのお餅を食べることができます。
雑木林に囲まれ、枯れ葉の舞う中、気持ち良さそうに、子どもたちが振る舞います。
美味しさも、一段とますようです。

もうすぐ、12月議会です。

2010年11月24日 | 活動日誌

山下てつやです。今日は、公明党の町田総支部の大会でした。総支部の大会といっても、普通の会合です。国会からは、前回の参院選で当選した竹谷とし子さんが、挨拶をしてくださいました。竹谷さんは、経済、経営のスペシャリストですから、現在の困窮している日本の経済状況対して、政治が何をすべきなのかを非常に考えていることが、話の節々に感じられます。円高、公共事業など、一つ一つについて、具体的な視点を持っているようです。

今日、インターネットのある投稿欄を見ていたら、外国人留学生によるものがありました。日本の街並み、景観を、電柱が、壊し、乱れているように感じる原因となっているとの指摘がありました。私もこれまで、街並みや景観を、良くするということでは、まず、電信柱を地中化していくべきだと考えていましたし、偶に、電柱がない道路を通るたびに、その景観、開放感のある空など、気分を害するこがない街並みが、心地よく感じられる程です。投稿したのは、中国人留学生だが、中国は、日本より電柱が少ないようだ。また、景観だけの問題ではなく、劣化、事故の原因、倒れる危険性などについても、電柱のデメリットを指摘している。とにかく、日本という国を理解するうえ、この留学生にとってみると、分かりにくさを、電柱が提供しているようだ。

もうすぐ12月議会ですが、市民相談、いただいたご意見などをもとに質問項目を検討中です。、


近隣市の視察

2010年11月15日 | 活動日誌

山下てつやです。本日午後、近隣市にある2箇所の施設を視察しました。一つは、多摩市にある島田療育センター、もう一つは、都立多摩総合医療センター、小児総合医療センターこの二つの施設は、建物が一体となっており、二つのセンターの視察を行いました。

島田療育センターは、医療法による病院であると同時に、児童福祉法に基づく生活の場でもあります。人工呼吸器や高度の医療機器を備え、医師、看護師をはじめ、専門スタッフが協力して、医療だけでなく、個人を尊重した質の高い療育を提供を目指しています。医療だけではなく、というのは、例えば、音楽、芸術に触れる機会をもつ、あるは、コミュニケーションの能力を高めるなど、本人の残存能力の開発にとりくんでします。写真は、手足が不自由な利用者が、口でペンを持ち描いた絵です。

都立多摩総合医療センター、小児総合医療センターを視察しました。両方併せて1350床という大総合病院です。東京多摩地区の都立病院として重要な位置づけにあります。そして、数少ないER機能を備えています。全国から、ここの医師と施設を頼って患者が搬送されてくるようです。緊急ヘリポートがあります。

 

 


重症心身障害者グループホームいちごの家

2010年11月12日 | 活動日誌
昨日、上田市にある重症心身障害者のグループホームいちごの家を視察しました。この施設は、地元のNPO法人シャインが運営している。シャインという名には、年齢や障害に関係なく、すべての人が地域生活で光り輝けるようにとの願いが込められている。

重症心身障害とは、重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態をいいます。症状は、食事や移動は、自力では困難であり、コミュニケーションも難しい状態にあります。健康面でも、気管支炎を起こしやすい人、痰の吸引が必要な人が多く、医療的ケアが必要になります。

こうした医療的ケアは、家族が行うことは認められていますが、法律では、医療資格が必要な医療行為になります。したがって、通常の入所施設では、受け入れができない状況にあり、家族が付きっ切りになり、介護をしている状況にあります。

いちごの家は、こうした家族によって発足したいちごの会により、開設が進められ、その要望に応え、シャインが建設、運営をすることになりました。

当初は、開設されても、厳しい職場環境であり、介護士や看護士がなかなか定着しなかったとのことでした。また、資金面でも建設費の補助があったものの、その後、独自の支援はなく、通常の制度の範囲だそうです。

グループホームですから、医療機関に入院をしてしまうと、制度上の支援金は少なくなります。また、病院側からも、施設スタッフによる対応を求めされることから、ボランティアで働かなければならないこともあります。まさに、スタッフの熱意と努力により、いちごの家は支えられている。また、待遇面も決していいとは言えない。

行政が、直接やったら、大変な費用がかかるのが明白であるが、その分支援があるかといえば、そうではない。こうした矛盾を、解決していきたいと、この施設に来て、強く感じました。

高齢者の一人暮らしの現場などでも言えることであるが、生命の尊厳が、つくづく守られていないと感じる場面が、よくある。役所の対応には、今回の場合も、同様のことが言えるのではなかろうか。(上田市ということではありません。)こうした点では、法律により、強く規定する必要があるのではないかと思います。また、医療行為を、介護士に認める必要があると、強く感じました。これにより、相当な職場環境の改善や在宅での介護がもっとしやすいものになるのではないでしょうか。


上田にて

2010年11月12日 | 活動日誌
昨夜は、上田に宿泊した。朝、周囲を散歩しながら、町並みをみてまわる。
石畳の路地、古い民家と建て替えられたものが並び、昔の面影を感じさせる。駅周辺では、とりわけ、県立上田高等学校の建物が目を引いた。
上田城主屋敷跡が学校となっている。貴重な地域の歴史、文化財を学校施設としてのこしている。
お堀がある学校は、なかなか見ることはできないだろう。


松本市のがん検診

2010年11月11日 | 活動日誌
松本市の健康づくり施策を視察した。平成16年4月から就任した現松本市長は医療者である。私財を投げ出すほど、医療に熱心であったそうだ。
市長になる前は、県の健康衛生の管理職であったが、その時にがん検診の必要性を強く認識する貴重な経験をしたようだ。
臨床医だった市長は、それまでがん検診の必要性をあまり感じることがなかったが、立場上、周囲に進められ、検診を受けたところがんの早期発見につながり、重症化を防ぐことができた。
その経験から、健康づくり施策のなかで、がん検診に力を入れているようだ。年度毎に、がん検診の案内冊子を全戸配布している。内容も充実している。
市民が関心を持てるように、自己負担額と総額を記載して、税金の支出がわかるようにしているのも、参考にしたい。大切なことだ。

養育家庭体験発表会

2010年11月08日 | 活動日誌
10月、11月は、里親月間とのことです。東京都では、市区町村と連携して、養育家庭の体験発表会をしています。今日は、町田で開催されるということで、会場である市民フォーラムに行ってきました。
親が育てられない子を、社会が責任を持って養育することを社会的養護といい、それには、家庭的養護、施設養護がある。里親制度は、家庭的養護にあたり、乳児院、児童養護施設は、施設養護にあたる。日本では、施設養護が9割以上を占めるが、国際的に見て、これは、異例で、多くの国は、50%以下であり、家庭による養護が国際間の比較のなかでは、一般的である。
なぜ、このように日本では、養育家庭が普及しないのかということを研究している方の話を聞き、このことを初めて知りました。ちなみに、この方は、ご自身が、児童養護施設で働いた経験を持ち、自分の家庭は、養育家庭をしている。施設養護より、家庭での養護が、子どもにとっては、必要であるとの認識を示す内容でした。イギリスやアメリカなど、家庭的養護が一般的な国では、子どもは、家庭で育てる、家庭が必要との社会認識が強いようです。また、社会的養護を受ける子どもたちは、孤児ではなく、親が実在する子だとのことです。虐待、親の精神疾患、親の就労など、実際には、親がいる子どもが、ほとんどの子のようです。話を聞くなかで、主題から、少し逸れますが、何よりも、日本の家庭の力、家庭を守る、また、家庭を支える力が弱まっていることを強く感じました。家庭の力を充実させる、家庭の絆を、どう守るか、このことを、もっと真剣に考える必要を強く感じます。

まちだ市民大学「まちだの福祉」を受講

2010年11月05日 | 活動日誌
山下てつやです。今日は、まちだ市民大学HATS「まちだの福祉」公開講座を受講しました。

朝9:30~12:30までの時間帯でしたが、大変、多くの方が熱心に受講していました。
介護についての講義で、介護経験を持ち、現在でも介護をする家族を支えるために、地域や町田市で活動されている方、介護の職業につかれている方の話を聞くことができました。

11月11日は、国が定めている介護の日ということを初めて聞きました。しかしながら、国が旗を振ってもなかなか定着しないようです。今日の題名は、「みんなで支えあう社会を目指して」でしたが、同様に、役所が声かけをしても、まさに、現場である地域、あるいは、個人にも浸透させるのは、難しく、地道な一人一人の理解や活動があっての支えあ合いであると、話を聞き、感じた次第です。

講師のお一人は、主婦の立場からお母さんを介護して、看取りました。最初は、それまでの家庭、つまり、一家の母であったわけですから、介護と主婦の両立が大変だったようです。ご主人や子どもの理解、それまでの生活における役割を変えることから、支えあいが始まったようです。ご近所の方も、そのうち、介護の大変さに気づき、手助けをしてくれるようになったとのことでした。
介護をしているときに、同じ立場の方々との連携や集いの場がほしかったことから、現在、介護者の会を立ち上げています。

もう一人の講師は、認知症の家族の介護をするための家族会の活動をさている方の話でした。もとは、大学教授ということで、お話が大変上手です。この方も、自分の母親が認知症となり、介護の経験したことがある方です。
認知症になると、何も、わからなくなってしまう。私も、そんな印象を少し持っていましたが、まったくの間違いだということが、わかりました。自尊心を大切にした接し方が必要であることを強く感じました。

介護職に携わる方の話では、制度をしっかりと機能させるためには、市民レベルの活動が必要不可欠であるとの認識を強く持ちました。

福祉の充実は、地域社会や市民のきめ細かい連携が不可欠であるとの認識を深めました。それ故に、それを守るべき行政機関の対応が、大きな課題です。町田市が、この支えあいを深めるために、何ができるのか。

現場の方の話を聞く必要があることを強く感じました。