ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

プラザシニア演劇学校の強みはここだっ!!

2016-02-19 09:02:36 | シニア演劇

 シニア演劇学校広報ブログ第2弾!まずは4枚の写真をご覧いただこう。

 1期生公演『風渡る頃』。共同墓をめぐるあの世の住人と残された人たちとの一騒動。心温まる現代劇だ。

 2期生公演『ラグリンシャ・クロニクル』。中世ヨーロッパ風のファンタジーミュージカル。年寄りばかり取り残された僻村での、時ならぬ高齢出産騒動をコミカルに描いた。

 3期生公演『マダム・アンコの伝説』。これまたミュージカルだ。じり貧に陥った老舗ケーキ屋の起死回生の物語。少年少女合唱団とも仲良く共演。

 4期生公演『シェアハウス ブルース』。年老いたヤクザたちの同居生活。そこに現れる殺し屋!コミカルでミステリアスで、しかも老いの悲しさが溢る心打つ舞台だった。

 と、このように、プラザシニア演劇学校は、常に新作創作劇で講習の締めくくりをする。名作とか大作に、わけもわからず挑戦するなんて無謀なことはしない。台本はすべて、入ってきた受講生の人柄、持ち味、各種能力を勘案しつつ書き上げている。3期には声楽の専門家がいたので、かなり本格的なミュージカルを準備した。サックスを得意とするメンバーがいた4期生では、クライマックスシーンでソロ演奏を入れた。記憶力定かでない人には、台詞や出番を少なくするなんてことだってある。こんな変幻自在な設定が試せるのも、オリジナル作品ならばこそだ。

 今回募集の5期生だって同じこと、7月までのレッスンを進めながら、参加者全員が生き生きと無理なく、でも、ちょっとの背伸びをしながら演じられる台本を仕上げていくつもりだ。つまり、毎回、受講生のためにまったく新しい作品が作られるってことで、こんな贅沢な演劇学校なんてそうあるもんじゃない。これが強力な売りの1番目だ。

 次ぎの売りは、劇団菜の花座が全面的にバックアップしていることだ。衣装や装置製作の指導や手伝い、ダンスレッスンのサポート、メイクの講習、スタッフワークなど日頃の練習も支えている。もちろん、公演本番には、照明、音響、舞台監督、舞台スタッフ等、裏方はすべて万全の体勢だ。しかも、菜の花座にはこの演劇学校を卒業したメンバーも多数参加しており、身近な経験者が親身のお世話をしてくれるという大きなメリットもある。各地のシニア劇団やシニア演劇学校を見渡しても、アマチュア劇団ががっちり支えているなんてところはほとんどない。これも強烈な強みだろう。

 最後にフレンドリープラザの主催だってことも大きな強みだ。ただの会館ホールとは違う。井上ひさしさんの心のこもったホールだ。運営にあたる人たちも、生前の井上さんに心惹かれて集まってきた人たち、演劇への思いもひとしおのものがある。おっと、そうだった、この演劇学校、井上さんが校長となって始まったプラザ演劇学校のシニア部門という位置づけだった!日頃の練習も舞台を使って気持ちよくできる他、その他の施設・設備もたっぷりと使わせてもらえる。本番前1週間など、舞台を貸し切りにして最後の追い上げに没頭できる。こんな強み、他の会場、他の主催者じゃないだろう。

 いやぁ、恵まれてるよなぁ!こんなシニア演劇学校どこにもない!応募締め切りまでまだまだ日にちはある。さあ、そこのあなた、思い切って跳びましょう!身近なシニアに勧めましょう!て、ことで、もう一回チラシを載せておこう。

 

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忙中閑なし!なのにワッフル焼き!?

2016-02-18 09:45:56 | 暮らし

 まったくもう!昨日はパン屋で今日はワッフル屋さんだよ。忙しい、忙しいって口ばっかり!ほんと、その通り。でも、今日はちょっと逃げ切れないお義理もあって、やむなく!嘘だろ。涙をのんで!よく言うよ。ワッフル焼きだ。

 作ったのはオーソドックスなラム酒風味のワッフル。レシピは従来通り、ただ、砂糖の一部をメープルシュガーに代えているので、さらに香り豊かな製品になったはず。違うのは、作業!免許皆伝、二刀流!ワッフルメーカーを一度に2つ使って焼き上げた。

 3月にゆうきの里さんさんでごはんワッフルの講習会を頼まれたので、思い切ってもう1台器具を購入した。これなら同時進行でどんどん焼いて行ける。無駄な待ち時間も少ないし、多くの人が焼き方を経験することができる。多分、これからも教えて!って話しきっとあるだろうから、この程度の装備は無駄じゃないんじゃないかな。12月の講習会で壊れたフードプロセッサーも、川西町役場6次産業課が新たに買ってくれたので、こちらも2台、もちろん、絞り袋も1枚新調して、これで講習会仕様はばっちりだ。

 我が家で作る時だって、2台あれば俄然スピードアップできるはず、ってことで、今日はその二刀流の試し試合。いつものように小麦粉、ごはんそれぞれ500gの分量で試みた。

 タイマーが1台しかないのが不安だったが、そこはタイマーの秒刻みを読みながら克服、1台目に生地を絞り入れ、蓋をしてガス台にかけたら、すぐに2台目も同様に、その秒差20秒。この秒差を基準にして裏返し作業、取り出し作業をおこなっていけば、なんとかなるだろう。

 まずは順調、裏表で焼き色がやや異なるものの、2台の間での差異はない。速い!速い!ほとんど休む間もなく次の仕事が巡ってくる。絞る、蓋する、火にかける、タイマーオン、もう1台に絞る、蓋をする、火にかける、タイマーチェック、最初のワッフルメーカーを裏返す、合間時間を待って2台目も裏返す、1台目が焼き上がる、生地を絞る、蓋をする、・・・・この繰り返しが40分間続いた。途中、忙しさでタイマーを押し忘れたこともあったが、感を頼りに乗り切った。

 これまで1台だと、焼き上げ作業だけで1時間半かかっていたものが、40分に短縮、しかも中途半端な待ち時間がないだけ、ストレスがない。せっかちで、時間の無駄使いには無性に腹が立つ僕には最適な働き方だった。これで、半日仕事だったワッフル作りもちよちょっと一手間、気楽に注文に応じられるだろう。おっと、と言っても、あくまで余技だから、商売じゃないから、その点、お忘れ無く。

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忙中閑あり!パン作り

2016-02-17 10:31:02 | 暮らし

 菜の花座春公演の台本締め切り、ずずっ、ずずっと迫ってくる。そろそろ資料の読み込みなんて終わりにして、構想を練る段階なのに、まだ数冊は読まねばならぬ本が溜まっている。概観的なものから読み始めたので、残っているのはすべて核心に関わるものばかり、適当に間引いて済ますってわけにはいかない。だから、録り溜めた映画に目もくれることなく、読書に没頭の毎日だ。なんて書いたって、走ったり、ブログ書いたりしてるから、嘘はばればれなんだが、気持ちとしては、せっぱ詰まってきている。一心不乱の気分でいる。

 でも、時には気分転換だって必要じゃないか?いや、だから、ランニングとブログは義務だから、気晴らしにはならないの。出掛けてみるとか、ネットの中を彷徨うとか、でも、どちらも買い物に行き着いてしまって、結局無駄金使いがいいとこ。いかんよ、これは。だから、浪費につながらず、適度に時間を費やして、気分の転換にもなって、できればちょっとお小遣いにもなる、なんて気の利いた時間つぶしがないものか?そんな甘い話しがあるわけないだろ!いや、あるんだこれが。

 パン屋さん!知り合いから頼まれて、半日仕事のちょこっとパン屋。売るってほどのことじゃなくて、食べたいなぁ、ごはんパン!たまには作ってくれないかなぁ!なんておねだりされちゃうとね、うーん、やることあるんだけどなぁ、締め切り間近なんだよねぇ、と言いつつも、まぁいいか。気晴らしってことで。

 今日のパン屋さんは、塩味のプレーン食パンと、バター、卵、牛乳たっぷりの三色パンだ。詰め物は紅玉リンゴの蜂蜜煮、自家製カスタードクリーム、それにチョコレート。昔よくあった3つの菓子パンを三角形に置いて型焼きしたあれ、て言っても若い人にゃわからないだろうが、あの型今じゃ手に入らないので、細身のパウンド型で焼いている。これがけっこうみなさんのお気に入り。生地の配合も高級だし、フィリングも手作り中心、贅沢なパンだよ。しかもどちらもごはんパン。小麦粉の半量の炊きたてご飯が一緒に練り込まれている。だから、香りも香ばしいしもっちりとした噛みごたえがたまらない。まっ、また、食べたいっ!って声があちこちから上がる、これ当然。

 いっそパン屋に!なんて誘惑もままあるけど、そこはやっぱり飽きっぽい性格だから、とてもとても毎日パン焼いて過ごすなんてできない相談なんだな。まっ、こうやって気まぐれパン屋、気晴らしパン屋がお似合いなんだと思う。たまにしか要望に応えないから、もらった人の喜びもお大きいしね。ちょっとの失敗なら、突っ返されることもない、おっと、これは甘えってもんだけど。

 塩味プレーンは高めの温度でしっかり焼いた。今窯に入っているのは三色パン。焼き色が着きやすいので、やや温度を下げてじんわりじっくりと焼く。家庭用調理オーブンだとこの温度の加減がとても難しい。もちろん、温度コントローラーなんて機能はついていないから、中にぶら下げた温度計を頼りに、つまみを微妙に調節してガス量を変えて行く。窯って奴は、中全面が温度計通りってわけじゃない。上昇中の200℃か下がってきた200℃かでも内部の熱量は異なる。もちろん、焼く量によっても、温度は大きく変わる。そんなこんなを頭に入れて、5~10分に一度は中を覗きながら、焼き上げて行く。けっこう失敗だって多いんだ。特に、上火がどうしてもきつくなるから、表面焦げて、中は焼きが足りないなんてことがおきやすい。そこで力を発揮するのが、お手製の上火調節器?!だ。なーんて大それたもんじゃない。針金でフレームを作ってアルミ箔を張っただけのもの、ある程度焼き色がついたらこれを突っ込み、上火を遮断してやる。窯の余熱で中まで火を通すってことも大切な技術だ。

 まっ、自慢しちゃうけど、こんな家庭用器具だけで、常にそこそこの品質のパンを焼いていけるてのは、なかなかのもんだと思うよ。だから、注文もくるわけだし。

 さっ、焼き上がったゾ!あちゃちゃちゃ!ちょっと焼き色きつ過ぎ!タイマー押し忘れちゃったんだよね。いかん、上手の手から、またまたまた水漏れだぁぁぁぁ!

 

 

 

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待ってますよ、シニア演劇学校5期生募集!

2016-02-16 10:06:32 | シニア演劇

 さっ、5期生の募集だ。

 

 大台とは言えないが、中台くらいには達するかな?5期生ともなれば。問題は集まるかどうかだねぇ、って他人事じゃないつうの。なんとしても継続したい!僕の野望としては、10期生!行きたいねぇ。そのくらい積み重ねれば、一つの歴史になる。いやいや、過去に葬っちゃいけない。大きな力となる。

 毎年、新規生徒募集には頭を痛める。なかなか思うように集まらない。まだまだたくさんいると思うんだよね、演劇やりたい人、なんかうずうずしてる人、新しい世界を開きたい人。一つは、情報が伝わってないってこと。例えば、フレンドリープラザ知らない人!信じられないけどけっこういるんだ。へー、川西でそんなことやってるの?って井上ひさしさんの生まれ故郷なんですけど、あっ、だれその人?って!!世の中広いもんだよ。世の中狭い人、多いもんだよ。

 次は、躊躇、ためらい、自信不足。これもけっこうあるかもしれない。やれば面白そう、でも、自分なんてとても舞台に立てるわけない。こう決めつけてため息ついてる人もかなりいるんじゃないの。4期生のKさんだって、悩んで悩んで悩んだ末に飛び込んだ。多分続かないでしょう、なんて行く末を案じつつのレッスンの日々だった。でも、ご心配なく!立派に大役を演じきり、今は卒業公演のために、新作コントと持ち芸詩吟の披露のに向けて稽古に専念している。

 シニアならだれだってできる。高校演劇部と同じこと。無口な人、地味な人、人見しりの人、やってみたら、大化!なんてことはしょっちゅうだ。声を出して、体を動かして、台詞覚えで頭を鍛えれば、老化とか認知症なんてぶっとばせる。

 そうそう、物覚えが悪いから、なんて心配もいらない。頭は働かせれば働かせるほど活性化してくる。それは修了生やその後菜の花座に加わったシニアたちには経験済みのことだ。最初の舞台で苦労した数行の台詞が、次の舞台では10数行になり、さらには1ページもの長いせりふになっていく。

 新しい経験、新しい出会い、新しい仲間!えいやっ!っと飛び込んでしまえば、思いもしなかった豊かな世界が待っている。老後なんて言葉は死後になる。ただ、知らないだけ。ただ、自分の可能性を低く見積もってるだけ。

 

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結果から言えば、走った23km

2016-02-15 09:47:56 | ランニング

 結果から言えば、23.2km走った。

 よかったじゃない。凄いじゃない。ま、まぁ、走れたわけだからね。でもねぇ、走り出すまでがねぇ。家を出るまでがねぇ。実に、ほんとに、まったく、とことん、だらしない。

 ジムの方はお安くなってる平日会員なので、土日とジムの休業日の月曜は、外ランするか屋内でトレーニングすることにしている。春一番のフルマラソンレースまであと4週間!外で長い距離を走っておかなくちゃって焦っている。なのに、・・・・飛び出せない。

 なんか天気悪そうだし、暴風吹くって天気予報言ってたし、ほら、山にはガスかかってる。絶対荒れるって!

 雨だって降りそうだし、それに、体調悪いっ!一昨日のマシーンで10kmの疲れ残ってるみたいだし、あっ、風邪だ、風邪!夜中喉が詰まって息苦しくなったじゃないか。うーん、前回のネックウォーマーみたいなモチベーションないもんなぁ!そうそう、前回、翌日ものすっごい快晴のランニング日和でがっかりしたじゃないか、今回だって、明日の方が天気良くなるかも、・・・あっ、ほら、今朝までの雨で道路水たまり!走るの大変、車からはね、あげられるよ。外走んなくたって、火曜日ジムでみっちり走るって手もあるし・・・・・

 もう、どこまで、軟弱なんだ!走んなきゃいれないの!まだ、20km1回しか走ってないんだから。このまま大会に突入すれば、またまたまた脚攣ってひどい目に遭うんだから!いや、それ以前に走りきれない、リタイア間違いなしだっ。なっ、ともかく10kmでもいいから、走れ!アップダウンのある街路を走っておかなくっちゃダメだ!

 着替えんの寒いしなぁ、っておまえは、ガキか?しぶしぶ、仕方なく走り出す。家を出て、まっ、12kmな、12kmそれで今日のノルマは達成ってことで。案の定、足が重い。体も硬くてぎこちない。ぶつぶつぶつ。3km4kmようやく体が温まってくる。関節の動きも滑らかになってきて、呼吸もテンポよくなって、ちょっと、いけるかな?って思った時には、10kmコースに入らず直進!ええっ、そっち行くと15kmコースだけど。

 この季節としては希な暖かさ走りもようやくリズムをつかんでくる。次の分かれ目は、左折ぅぅぅぅなのに、またまた直進、そっち行くの?だと18kmだけど・・・・ひろすけ記念館を通って高畠高校前を通過して、12km、うん、良くやった、ここから残り6kmだ、と思ったら、今度は右折!おいおい、そっち行っちゃったらぐるっと遠回り前回ハーフコースを逆走するってことだぞ。もう、調子に乗るな!最後へばるぞっ!浅川のT字路、またもや米沢方面に右折しようとする無謀な走り魔の誘惑をどうにかしりぞけ、帰りコースをたどってゴール。

 23.2km タイム2時間26分09秒 ペース6分17秒/km 消費カロリー1539kcal

 どうしてこうなんだろ?結局は走るんだよ。追い込まれれば飛び込むんだよ。で、いざ走り始めれば、調子に乗ってそこそこ以上に行ってしまう。性格だなぁ!持ち前だなぁ!仕事もこんな調子だった。毎朝、出掛けるのが辛くってずる休みしたくって、ぐじぐじして、でも出掛ければ元気になって人並み以上に働いてしまう。演劇だって同じ、台本の書き始め、あっち向きこっちに気を散らし、なんだかんだと理由をつけては先延ばし、結局、尻に火がついて、仕方なく取りかかる。書き始めてみれば、けっこう楽しく相変わらず集中力は不足ながらも、ともかく最後までたどり着いてしまう。

 これが僕の生き方の基本パターンなんだって、改めて確認できた。情けない話しだ。これ、怠け者なのかね?そうだろうね。根はぐうたら者なんだ。でも、ぐうたらのぐずたら許したらとんでもないことになるってことも知ってる。だから、ぎりぎりのところで踏んばれる。どツボには落ち込まないで済む。でも、そこまでなんだよ、最初からぐわーっと突き進める人間には叶わない。常にそこそこの仕事しかできない。

 でもさ、そんないい加減さ、悪くないとも思うんだ。人間どこかだらしないとこあるくらいでいいんじゃないのか?それに飲み込まれない限りは。

 

 

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