ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

雪景色の中、外ラン、ついでに初バイクって思ったら・・・

2016-02-02 09:14:27 | ランニング

 郵便出しに行かなくっちゃ。歩いて行くか、片道2.5km。以前だったら車、仕事の行きがけにってところだが、菜の花座の稽古冬休み中につき、出掛ける理由はまるでない。週に3回は運動を、ってあっちでもこっちでも騒いでくれてるから、60代も後半にさしかかった立場としては、なおのこと車に頼るわけにはいかない。早足で歩いて往復45分か、うーん、運動量の割りには時間ムダだなぁ、相変わらず時間に対してはけちくさい。

 なーんて思い悩んでいたら、空がぱぁーっと晴れてきて、暖かな陽ざしが差し込んできた。おっ、こりゃ天の思し召し、走れ!っていうことだよな。風邪引きやら、雪降りやらでかれこれ3週間、外ランからは遠ざかってる。ここは一つ、時ならぬ春日和に誘われて、ランニングといこうじゃないか。

 片手に封筒2通を持って、走る。この冬は異常な暖かさ、時たま降る雪も、除雪車が走って数日すれば、道路は乾燥状態。所々建物の陰に雪が残る程度。そんな箇所は、飛び越えたり大回りしたりそっと走ったりしたとしても、大部分のコースは快適走行。10数分走って郵便局へ。ど派手なウィンドブレーカー姿、せめて息切れだけは目だ立たないようにと、呼吸を整え局の人から切手を買った。

 予定では、別ルートを通って帰路に就くつもりだったが、陽ざしも暖か、久しぶりの体も快調、よしっ、少し遠回りしてみようかい。そのまま、幹線道路に出て、馬頭まで、コンビニの角を曲がってバス道路、って言っても一日数本しか走ってないんだけど、を3中まで走って、そこからだらだらの上り坂を我が家まで3kmだ。おー!風が強い。それも追い風!暖かな陽ざしと心地よい西風に背中を思いっきり押されて、雪景色の中を気持ちよく走る。柔らかに田畑をおおった雪面をたどれば、雪をまとった山の上には鮮やかな青空!なんと、心地よいことか!上り坂だって、この景色と陽ざしの恵みがあれば、まるで苦にならない。

 そうだ、こりゃ一つ、初バイクランもいいんじゃないか?倉庫の片隅でホコリまみれになってる愛車、そっか、この天気、この道路状況なら、久しぶりに外気に切らせてあげられる。よしよし、隣組への配りものもあったし、それを配達しがてらバイクランと行こう。家に着いてさっそく、配りものの仕分けを済ませ、デイバックに詰めて、出発。

 ありゃりゃ、お日様陰ってきた!風も冷たく、きつくなっている。おいおい、それはないでしょ。これから快適バイクで初走りだっていうのに。いかん、走ったままの恰好で出てきので、バイクには薄着だった。しかも、ランニングでかいた汗が急速に水滴に変わっていく。寒いぃぃぃぃ!ごめんなさい、冬を見くびっておりました。ひととき覗いた春の陽ざしもすぐに北風ピープーに追い払われる、これが冬ってもんだった。忘れておりました。このいつにない暖かさに浮かれすぎておりました。ウィンドブレーカー、なんて全然役に立たない。すーすーと風が吹き抜けて行く。一軒、一軒、自転車を降りては配りものの配達。いつしか震えが走る。歯の根が合わなくなる。あと、2軒、ラスト必死でこいで自宅へ直行。とてもとても、これから遠出なんてとんでもない、あり得ない。初バイク、お粗末な結果と相成った。

 でも、まあ、8km走れたことだし、この季節のトレーニングとしては、良しとしなくちゃな。6月の東根サクランボマラソンのエントリーも無事済んだし、まっ、しばらくはジムのマシーンで、ハツカネズミ走りで調整していくしかないってことだ。

 

コメント
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