ステージおきたま

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挑戦すれば意気上がる:食育子どもミュージカルバージョンアップ

2011-07-29 22:34:59 | 演劇

 定期公演も終わったし、夏休みにも入ったし、大会の台本は上がってこないし、部員たちやることなくて暇してんじゃない?なんてことはぜんぜんない。置農演劇部には暇とか休みとかって言葉はない。常に忙しい。やることが行列のできるラーメン屋さん状況だ。

 今日だって、6時に終わった後、衣装担当と部長は8時過ぎまで居残ってミシン掛けしてた。明日は朝一で、つまり6時半には学校に来るって、気合い入ってるよ。

 新しいこと始めたからね。そう、1年生を子どもミュージカルのキャストに組み込んだんだ。いつもなら9月の地区大会明けてからだから、今年はかなり早い。16名の1年生をA、B二チームに分けて、それでも8つの役を無理矢理作って劇に押し込んだ。

 ダンスだけ入れれば楽なんだけど、それじゃ舞台に上がった!って実感ないだろうから、せりふも一人当たり三つほど振り当てた。

 たかだかこれだけのことだけど、衣装もかぶり物も8人分用意しなけりゃならんわけだよ。で、今日の居残り。ご苦労!

 無理って言えば無理なんだけど、無理を承知で押し切ることも大切なんだなぁ。盛り上がってるもの、1年生。全員に役が付くってのは初めてのことだから。これまで先輩にこき使われ、こつこつと物作りに精出してきた1年生が役をもらってどう弾けるか?もう、みんな楽しみ。もちろん1年生は盛り上がってるよ。僕の熾烈なダメだしも心地よく感じているくらいのものだ。部全体がわーっと沸騰している。

 やっぱり、新しいことに挑戦するってことは、人を浮き立たせるね。そう、少しばかり忙しくたっていいんだ。目の前に課題があり、それに向けてぶつかって行っている時、人は疲れも嫌気も感じたりしないものなんだよ。特に若い連中は。

 明日はいよいよ1年生Aチームの初舞台だ。もちろん、まだまだ水準になんて達してやしない。でも、初舞台に掛ける意気込みは並々を超え特上クラスまで行っている。きっと迫力のある舞台を作りってくれることだろう。

 そう、少なくとも歌の声量だけは上がるよね。

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