ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

雨だ!さぁなに作ろ?ベーグルなんていいかも?

2022-04-09 10:42:18 | クッキング

 予報的中!って最近の天気予報は正確だから、当たる、外れる、なんて言ったら失礼だよな。

 雨が降れば農作業は中断、パンとかお菓子とかかな?事前にわかってたから、ごはんを予約炊きして、ごはんパン作りだ。軽く菓子パンだけにしようかと思ったが、せっかくだし手間は同じだし、食パンと菓子パン2種ってことにしようか。

 待て待て、なんか代り映えしないぞ。近頃ご無沙汰のものもいいかも。ドーナツ?中華まん?いや、ベーグルあるじゃないか!1年近く作ってないぜ。よし、決めた、ベーグルにしよう。

 わざわざベーグル生地捏ねるのも面倒だなぁ。菓子パン生地の一部を代用することにしよう。ただ、あまり甘すぎたり、バター多過ぎてもベーグルのあの香ばしさが失われる。それじゃ間をとることにして、卵、砂糖、バターは減量ってことで行くか。菓子パンにはちょい物足りない生地になるけど、そこはフィリングで補うことにして。

 気を付けなきゃならないのは、窯の回転だ。あまり間が空くことなく効率的に使い回して行きたい。食パンと菓子パンの生地仕込み時間をずらすとか、取り分けたベーグル分を発酵しやすい暖かい場所に置くとか、経験を存分に振り返りながら、気配りした。食パンを窯に入れる直前にベーグルの分割・丸め。窯入れしたら、菓子パン生地の分割・丸め。その後、ベーグルの成型。

 麺棒で平らに展ばしたら、くるくると巻いてスティック状にして両端をつなげる。ここから最終発酵に入るが、事前に切っておいたオーブンペーパーに乗せて発酵させるってとこがコツかな。

 うん、気遣い成功、発酵が重なって、窯があかない!なんてことなく順調に進んでる。食パン焼き上がった!さっ、いよいよベーグルだ。

 平たい鍋に湯を沸騰させそこで短時間茹でる、これがあのモチモチ食感の秘密。おっと、湯にははちみつ大匙1杯を溶かしておくと、焼いた時の色付きがいい。

 湯の中に次々滑りこませるよぉ、緊張の瞬間。この時、下に敷いたオーブンペーパーが役に立つんだ。赤ちゃんの手のひらみたいな柔らかい生地、指でつまんでつぶしたりへこませたりしないで済むだろ。茹で時間は片面1分程度かな。すぐに裏表ひっくり返す。かなりせわしい。箸はNG、フライ返しがいいね。水分吸い込んでぷよぷよになった生地をつぶさずに済む。

 裏返してさらに1分、も一度ひっくり返して表面を上にしたら、そっと掬って天板の上に並べる。一鍋分茹で上がったら素早く窯に入れる。次の茹で上がりを待ってたりしないほうがいい。茹でたら即焼く!これもポイントの一つ。210℃で10分くらいかな。

 ほぉーらね、きれいに艶やか、食欲誘うだろ。

 スティック状に巻く時に、シナモンシュガーとか、ココアや抹茶の粉入れれば、バラエティに富んだ製品ができるけど、今回は、そのお楽しみは、菓子パンあるからってことで、プレーンのみにした。

 甘さ控えめにしたから、プレーンでもそのまま楽しめる美味しさになった。途中茹でるなんて一手間入るけど、ベーグルはやっぱりただものじゃないぜ。

 

 

 

コメント
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