ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

冬休み終わって、さて・・・

2018-01-25 09:30:58 | 暮らし

 予定では先週まで、ってことにしていたんだ、冬休み。最後に読み始めかけた本、阿刀田高の『新トロイア物語』、700ページの大著だったんで、ずるずると4日もかかって、ようやく読了、もう、いくら何でも台本書きに入らなくっちゃね。 

 12月の半ばからほぼ1か月、本読んで、ブログ書いて、雪掃きして、夜はビデオ、いやぁぁぁ、優雅な暮らしだったなぁ。プラザの古本お持ち帰りコーナーでもらった本、宮尾登美子の『序の舞』多面的な人間理解の見事さ、網野善彦の『日本社会の歴史』上・中・下、日本人は海外交流民?だった!、それに阿刀田高、物語の魔力ね、8冊もらって5冊読んだから、まあ、無駄にはしなかった。買い置き本じゃ、船戸与一『満州国演技三 群狼の舞』、ふう、全9冊だから先は長い、中村文則『教団X』よくぞ作り上げた新興宗教集団、廣末登『組長の娘』、なんじゃ?それ的に、鎌田慧・土取利行『軟骨的抵抗者 演歌の祖・添田唖蝉坊』唖蝉坊、以外にマジで期待外れ、津田大輔・日比嘉高『「ポスト真実」の時代』フェイクニュースが広がる構造わかった、カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』憎しみの応酬が支配する現代への苦く悲しい問題提起、それと、『悲劇・喜劇』所収の演劇台本3本。すぐに飽きちゃ放ったらかして、ネット覗く、重症の集中力不足としちゃ、まあ、そこそこ読んだな。

 ビデオもBSNHKプレミアシネマの録画とアマゾンプライムビデオでほぼ毎日1本、こっちはいちいちタイトル上げないけど、けっこう楽しめたし、勉強になった。そう、強迫勤勉症!?の身としちゃ、本もビデオもネットも勉強だ!って言い聞かせないと時間使えない、悲しい性だな。だから、この冬休養は大いにためになった。でも、それがこれから先の台本書きにどう生きて来るか、ってえと、見通しはまったくの不透明。まっ、具体的にこれっ!って、刻み込まれなくたって、脳内神経細胞のどっかにゃ引っ掛かってんだろうさ、いつかじわっと効いてくるさ、とその程度。メモしたり、記録取ったりしながら読む几帳面さがあれば、もっといいもの書けんだろうに、わかっちゃいるけど止められない、スーダラ人生なのさ。

 でも、台本書きの方は、そのうち書けるさ、じゃあ、済まされない。3月1日が稽古始めって、締め切り切られてるからね、どうしたって、その到達目標に向かって、悪あがきを始めにゃならん。まずは、書けそうなテーマの周辺を探り回ろうか。手始めは、『明治乙女物語』滝沢志郎、あたりか。

 

 そう、明治、大正、昭和初期あたりで女性、それがねらい目。上手く題材にぶち当たればいいんだけど。

コメント
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