ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座、ワークショップで始動です!

2018-01-04 11:36:32 | 菜の花座

 冬休みくらい、ゆっくり休ませろよ!この大雪の中、何させようって言うんだい?

 不平不満があっちゃこっちゃから聞こえてきそうだ、が、敢えてやるぜ、ワークショップ!この時期くらいっきゃないだろが、時間あるってったら。3月に入りゃ、さっそく6月舞台の稽古に入る。そっから先は怒涛の公演ラッシュだ。じっくり自分を鍛える機会なんてないからな。自分を見直すレッスンなんてできないだろ。だから、やる、ワークショップ!

 目的は、役者としての自分を客観的に見直すこと、力量アップのためのヒントをつかむこと、そして、演劇指導者の足掛かりを手にしてもらうこと、だ。中でも、三つ目の期待が大きいんだ。ここまでひたすら舞台作りにのめり込んできた菜の花座の役者たち、そろそろ演者としてばかりじゃなく、リーダーとしても役割を担わにゃならん時期に来てると思うのよ。小学校や中学校での演劇やコミュニケーション指導、熟年対象の短期の表現教室、こんな要望がちらほら届きつつあるんだ。見てもらうだけが地域との繋がりじゃない。表現するって楽しいだろ、みんなから注目されるって嬉しいだろ、舞台のために協力するって素晴らしいだろ、そんな経験を初心者にしっかり伝えて、新しい世界を開いて上げようじゃないか。

 選りすぐりの指導者呼んだからねぇ、かめおかゆりこさん、僕がこれまで数多く体験したワークショップで一番面白かった人だ。参加者がぐんぐんと引き込まれ、全員の気持ちがどんどん高揚していく、最初から最後まで手抜きなし、役者講師によくある、生徒にショートストーリー作らせて時間稼ぎ、なんて怠けなんかない優れたワークショップをしてくれる。当然のことだ、小銭稼ぎたいから、ここらで講習引き受けとくか、なんて半端な講師じゃない。ワークショップを専一に、つまりライフワークとして取り組んでる人だからな。

 ほら、こんな使命感にあふれる著作だってあるんだ。

 だから、当初は菜の花座限定で、身内だけの学習会にしようと考えていたんだが、それも、あんまりしみったれた話じゃねえか、って思い直して、高校演劇部には声を掛けた。参加者一気に増えて30人!ちょっと多すぎか?それと、演劇リーダー養成、って目的も薄れるな、とは思ったが、これも、菜の花座の地域貢献、高校生にもしっかり勉強してもらおう。もちろん、参加費無料!

 大人数で申し訳ない、って伝えたら、普段から中学校1クラスとか学校全体、なんて規模でもやってるのでまったく問題なし、って言ってもらえた。良かった。

 厳冬のワークショップ講習!明後日、まる一日だ。おせちとお屠蘇にふやけた体と頭を一気にシャキッとさせようじゃねえか。ほれほれ、それが終われば、新年会兼かめおかさん交流会!11月以来の飲み会も待ってることだしさ。あっ、また、ふやけちまうか。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする