ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

大会終わって、ますます稽古!

2012-10-22 23:17:34 | 教育
 大会翌日の今日、部活は休みにしてやろうかな?なんてちらと思った。でも、大会でせっかく部員全体に行き渡った緊張感と充実感をなし崩しにしたくなかった。なので、今日もいつも通り7時までの稽古にした。やることはいくらだってある。『壁20XX』の装置もばらさないと部室の廊下まであふれているし、今週末にはまた演歌ショー2回公演が待っている。町の芸文祭、その一週間後には置農祭だ。ほったらかしに近い1年生を早急にレベルまで押し上げなくちゃならない。さらには、子どもミュージカルのキャストに1年生を組み込む作業も待っている。大会終わったからってだらけている暇はない。

 でも、さすがに心配だった。大会期間中、裏方に稽古に本番に、さらには観劇に、フル回転の4日間だったから、疲れは出ているだろうな、体力的にも精神的にも。ところがどうだ!部員たちまるで元気じゃないか!これまでにない和気藹々としたムードで、ばらしとダンスレッスンに取り組んでいた。

 人間、気の持ちようなんだなぁぁぁ。大会で盛り上がった一体感とやり遂げた充実感が、身体の疲れもぶっ飛ばしてしまったってことだ。最悪の審査結果も気にも留めていないかのような元気さだ。いくら審査員が無視したって、自分たちはやり切ったし、すぐれた舞台を作ったっていう自信なんだと思う。それと、審査の結果がはっきり一つの傾向を示していたってことも、納得しやすかったんだと思う。

 東北大会には行けなかったけど、まだまだ演歌ショーがある。毎年待っていてくれる玉庭のお年寄りたちを前にしての公演もある。拍手喝采間違いなしの町芸文祭もある。子どもミュージカルでは、12月東京公演が控えている。負けた負けたとぐじくじしてなんていられないってことだ。

 ってこう書いたからって、書くことで気持ちを奮い立たせてる、なんて思わないでほしい。僕自身もすっきり抜け出せている。午後から行った高山小学校での紙芝居公演&ワッフルカフェの楽しさですべてはふっきれた。このことはいずれ書くけど、結局、単線、単調、一直線はダメってことだな。複合、複線、二股掛け、これが常に前向き挑めるこつってことなんだと思う。



コメント (2)
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