泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ストアハウスへ

2024-03-20 22:42:37 | 丹下一の泡盛日記
前夜、女優で「Hamlets/ハムレッツ」や「平家物語」に参加してくれた原内真里さんが来訪。
連れ合いも交えて、飲み、食べて、話す。
今回の「H/ash」を一つの到達点だと評価してくれた。
今までもさまざまに助言をしてくれた彼女と話すことは尽きない。
夕方、上野へ。
強い風が吹く中をストアハウスへ。
福島の詩人の詩に役者たちが向かい合う舞台作品。
久しぶりに仙台の米沢牛、現・渡部ギュウの芝居を見る。
いつみてもいい役者だ。
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ますます深みにハマるシェイクスピア朗読

2024-03-20 15:23:03 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は、週末の23日(土)に下北沢で上演するシェイクスピア朗読会の稽古。
今回は原文の朗読と同じ箇所の江戸馨さんによる翻訳の朗読、
もちろん翻訳者の江戸さんの解説付き、という趣向で。
マクベスの揺らぎが難しい。
そして具体的にほおや顎の筋肉が衰えている自覚が。
どんなに早口になっても言葉は明晰に出せたのは過去の話。。。
そして、ゆっくりと言葉を出すからこそ活かせる水面下のエネルギーに集中している。
20年以上関わっている作業だけど、ますます深みにハマっていくような気持ち。
後半は「ヘンリー六世」なのだけど、国家の陰謀が渦巻くストーリーで、マクベス同様、現在の世界情勢を思い出さざるを得ない。
まあシェイクスピアといい「平家物語」といい戦争と演劇は切っても切れない関係にある。
そして戦争の解決は対話でしかないとすれば、演劇はその解決の糸口を提示できるのだろうか。

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