泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

鹿児島は美味しい

2016-04-19 13:13:13 | 丹下一の泡盛日記
記憶がないくらい子どもの頃、苦手だった(という)刺身を最初にばくばく食べたのが鹿児島(山川)だったそうな。
以来、何度も滞在するうちに舌が覚えた味があるのだろう。
ホテルの朝ご飯(バイキング)がものすごく美味しい(もちろん主観)。
固めに炊いたご飯が嬉しい。
竹の子、今シーズン初めて食べた(横浜では買う気になれなかったのだ)。
最後に高菜の漬け物でご飯お代わりしてしまう(-_-;
前夜ばくばく食べて飲んで。
いつもなら朝はお茶だけにするところをご飯何杯も食べている。
町を歩くと八百屋の野菜が自分を呼んでいる。
魚も。
初日の夜の屋台のお刺身は絶品だった。
いくつかは寿司屋の刺身定食よりも美味しかった。
ますます横浜の食事に困るなあ。
「生活」と「仕事」のバランスが崩れて久しいが「演劇」を選んでいる限りこれは永遠に続くのだろう。

空港行きのバスに乗る前についつい買ってしまった。
島らっきょうの瑞々しさ!
ばりばりと食べる。

バスの中で焼酎のアテは「つきあげ」(さつま揚げ)といなり寿司。
もちろん体重増加で帰宅。
今日からはまた素食に戻るべし。
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鹿児島から

2016-04-19 12:32:35 | 丹下一の泡盛日記


月曜日の朝、鹿児島中央駅に向かってぶらぶらと歩く。
緑が眼に嬉しい。
植生が仙台とも逗子とも違うのがわかる。
子どもの頃、夏や冬の休みに何度も祖父母の家に滞在したおかげか。
この雰囲気が様々な記憶を呼び起こす。
向田邦子が「故郷もどき」と懐かしんだというが同じような気持ちなんだろう。


当てずっぽうに歩いていたらこんな建物の前に出た。
前夜話を聞いていたDさんの活動の一環。
神様がちゃんとアレンジして下さったのだ。
仕事でまた戻ってくることができるだろう。

午後の後半は文学館で過ごす。
思いもかけず非常に充実した時間になった。
「死の棘」の主人公の特攻は飛行機だとばかり思い込んでいた。
爆弾をのせたベニヤのボートで突っ込む震洋だと初めて知った。
フィリピンから戻って鹿児島で一緒だった佳代さん(宗像佳代)から震洋の舞台の方たちの碑があったと聞かされたばかり。


空港行きのバスの中から夕焼けを見る。
この色。
子どもの頃、祖父に手を引かれてみた郡元の夕焼けの金色を思いだす。
東京と鹿児島では緯度が4度も違うんだもの。



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