泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「死者の書」第2夜の折口信夫論

2016-04-02 17:08:32 | 丹下一の泡盛日記

樋口一葉から1日置いての4月1日は、すずしろの「死者の書」のお手伝い。
下北沢アレイホールは稽古場でもありおなじみの空間。
すずしろの3女優が折口信夫と一生懸命闘っている。
その成果が少しずつ見え始めた語りだった。
そして後半は安藤礼二さんの折口信夫論。
これが非常に面白かった。
折口信夫の話が、マルセルモースやブルトン、アルトーにまで及ぶ。
民俗芸能を学ぶとシュールレアリスムや抽象的な表現の地平に自然にたどり着いている自分と重なる。
たくさんのインスピレーション、そしてエネルギーをいただいた。
終了後の宴会で安藤さんともたくさんお話しできた。
「おお、早池峰神楽をご存知で!」なんて言って下さるもんだから、こちらも絶好調♪
演出の笠井さんの料理がまた美味しくて。
思いもかけず幸せな一夜となった。
コメント
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