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泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

あっという間に7月に

2011-07-05 10:15:44 | 丹下一の泡盛日記
松本復興担当大臣はまだ罷免されないのだろか? 
辞任するほどの自覚はないだろうし、そんな「名誉」はいらん。
「傷つけたのならあやまる」なんて筋が違う。「~たのなら~」ということは「僕はそんなつもりじゃなかった」「今でもそう思っていない」ということだもの。
復興の担当するのは九州じゃない。東北だ。その人の第一声が「地名がよくわからない」では話にならない、ということさえわからない。
宮城県知事との面談でも「傷つく」なんて言ってる場合ではない。
「金はやらん」? 自分の金だと思っている。
「税金返せ」って言えるシステム、どうにかつくれないのかなあ。使い方がおかしいと思った時、選挙で落選する前に滑り込んで逃げちゃっても返金命令だせないかなあ。
自慢じゃないが苦しい台所から搾り取られてきたぞかなりの金額。
まあ、ものすごい資産があるので金の力で大臣になったと思われても仕方あるまい。
そして「知恵を出さないところには金を出さない」。
「避難所で震えている人たちのことなんかどうでもいい。自分で解決しろ」ということか。
冷戦終結後、つっぱしってきた「自由主義経済」は弱肉強食の暴力主義だと言うことがよくわかる。それを被災地にあてはめるとは日本政府も落ちたもんだ。
とても解放同盟創立者の孫とは思えない。
もっとも実業家の息子でぼんぼんで有名だし、弟は経営している会社がらみでヤクザにカチコミかけられてるから、かなり泥にまみれていると思われる。
自分が被災して資産のすべてを失っても、周囲の人たちと助け合う、なんてことよりも自分のことだけを考えているんだろう。

気がついたら7月も5日になっている。5月に天女座から嬬恋に移動してからあっという間というか、具体的な記憶がほとんどない。
自分の記憶は本番中心。
6月に入ってようやく明大の朗読会、そして和光大学があって、大分があって、と。
その他に毎日色々なことがすごい勢いで起きている。
大分から2週間経っているなんて信じられない。この時間の早さは何だろう!? 

震災で作業が中断してしまった一人芝居(実はそんなものを時間をかけて準備していたのだ)はラブストーリーだった。
そして昨夜の稽古、「古事記」もラブストーリー。50歳を超えてようやく「距離感」がでてきたが、いかんせん経験不足が否めない(-_-;;;
相手役の素敵なお二人に申し訳ないと思うことしきりだ。

夜の鎌倉に戻る。
数日振りに戻ったら,空耳か「おかえり」との声が聞こえた(ような気がした)。
おもわず「嘘だろ!」と声にだして言ってしまった。
それでも気は大分変わってきた。
長く居着いちゃわないようにしないとね。

追記
自分には九州人の血が流れているので言わせてもらうが、「九州人だから」を理由にしてほしくない。
語気は荒いかもしれないが、何を言ってるかはわかってる。
もちろん彼も何を言ったかは分かっている。それを生まれた土地のせいにするとは失礼千万だ。
語るに落ちる、言えば言うほど、と情けなくなる。
コメント
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