泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

なんか脳がつるつるになるあの感じが。。。

2011-07-19 20:13:17 | 丹下一の泡盛日記
昨日、夜更かし+深酒をしてしまいちょっと自己嫌悪。
午後、都内に出てオーディション。
六本木を歩きつつ、ちょっと前ならこのままその辺で~、となったのにとんぼ返りで残念。
そして、追いかけるように「決まりました」と嬉しい知らせ。
うっしゃあ、お仕事一本ゲット♪
この調子で明日のオーディションも決まらないかな♪

問題なのは舞台の方で。
森のアートのシェイクスピア朗読会は必ず「爆発」できると信じている。
そしてその後のイメージが湧いてこない。
こんなことは初めてだ。
生活立て直すことで一杯になってしまうとは情けない。
生活がきついときほど「夢」はちゃんとみてないと、と思っていたはずなのに。

シェイクスピアからイメージもらった一人芝居もちゅうぶらりんのまま。
波田須アートフェスティバルは、まあもうちょっと先だしなあ。
もっと先へ先へと向かう、イメージがわき起こってくるあのエネルギーが落ちている。
まあ、原因ははっきりしてるんだが、自分ではどうしようもない。
もともと働きの遅い脳がつるつるになってしまう嫌な感じがまたやってきている。
ああ、かっこいい舞台やパフォーマンスに触れたいなあ。

せめて、東京への往復の電車内で司馬遼太郎を読む。
「街道を行く」なので小説ではないのだが、人物描写がなんとも味わい深いものがある。
台湾についての「おさらい」でもある。

帰宅するとかみさんとわんこたちが嬬恋から戻っていた。
わんこたち「久しぶりですねえ!」と飛びついてくる。

そしてヘタレになっていようとも8月からは怒濤のようにアートな日々が押し寄せてくる。
波田須アートフェスティバルも2日間のプログラムを考えることになった。
サーシャにもしばらくメールしていない。
ぼちぼち、そっち方面も始動しないとなあ。。。
明日は久しぶりに太極拳だ♪
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東南アジアの音楽ふたたび

2011-07-19 00:17:44 | 丹下一の泡盛日記
早く寝るつもりがこんな時間に(-_-;;

あれはいつのことだったろう?
1989年頃だと思うのだが、タイのガトーンというバンドに夢中になった。
きっかけが何だったのか、残念ながら記憶にない。
偶然その気になって買ったのが,今でも自分には名盤と思える「ガトーン2」。
タイ語も何の情報もなく(今だにタイ語はわからない)、ただその音が自分を呼び寄せた。
一緒に演劇をしていた人たちの反応も今ひとつだったが、大好きなミュージシャンの友人がものすごく反応したことに勇気づけられた。
もちろん自分の「趣味」なので誰が何と言おうと好きなものは好き。
一つ言えるのは彼らがタイの民俗楽器をたくさん使っていたことが重要なポイントだった。

20年くらい前だろうか、日本でメジャーデビューしたロックバンドの三味線や和太鼓で構成されたジャケットをみて「おお!」と。
そして、聞いてみたらエフェクターかけまくりでエレキギターとエレキベースを使うのとなんら変わらないのだった。
音楽的なセンスを大きく疑うバンド、というかプロデューサー、か。

ユーチューブでガトーンの元リード・ヴォーカルの一人、オイの映像をみた。
2年前にタイに出かけた時にも別の映像をみつけたが、今夜のはカラバオというバンドの大きなコンサートにゲスト出演しているもので、ああ、自分がカセットで持っている昔の歌を歌っている。
こういう映像がみられるなんて嬉しい限り。いい時代になったもんだ。
その後、流れ流れてアッサニー&ワサンの映像までたどり着いた。
ほんとに今夜は何やってんだか。
それにしてもタイは2度ほど行ってるが、自分にはまだまだ遠い国。

携帯電話のおかげで自分の行くところには大抵は電話がつながる。
1月に香港で舞台にちょこっと参加したが、その出番直後に電話が鳴ったりする。
(実は想定内だったので切らなかったのだ)
旅をしながら絵はがきを書いたり、移動途中の空港から若い女優が日本の実家に国際電話して涙ぐんでいたりした時代も悪くはないと思うことがある。
考えてみりゃこの2日間、娘1しかいなかったし仕事もろくになかったのだから、米と野菜をかついでその辺に野宿に出かけてもよかったのだ。
(下手するとホームレスに見えちゃうかもしれん)
ちょっと残念。
それでも自分は携帯を手放さないだろう。
そんな自分が嫌だ。

「北京一夜」がらみでもまたいい歌手見つけちゃった♪
中華世界はすごいなあ。
誤解されたくないので書くが、自分は日本でも技術的にも力量があり、かつ本当の「伝統」を使い、そして現代に向かい合う意識を持つ歌手、の存在に出会いたいと心の底から思っている。
「北京一夜」を作詞作曲したのは台湾人だった。
その思いを逆手に取るのではなく、本歌取りして切実な思いを込めて歌うことができるこの歌手は誰なんだろう?
中国系で上海での録画。
face bookで問い合わせてみる。

なでしこジャパン、すごい!
素晴らしい!
そして嬉しい。
男が何年もかかってできないことをさっさとやっちまった。
これは忘れてはならないことだ。
コメント (2)
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