泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

というわけで「古事記」の本番

2011-07-16 09:33:33 | 丹下一の泡盛日記
今朝の体重は63.9キロ。
2年前の今頃、タイ北部のYMCAパヤオ・センターにいた。
写真で見てもう誰かわからないくらいのでぶ。
まあ、滞在中すすめられてもいっさいアルコールに手を出さなかったくらいのプレッシャーと闘い「全身全霊で」の3泊4日。
毎晩8時にはぶっ倒れていたもの。そりゃ食うわな。

そしてその8月から決意した。10年前の身体に戻そうと。
この頃は3日に一回くらいの酒。
いかに自分が酒からカロリーを摂取していたかがわかる。

ただし脂肪はなかなかとれない。
そして筋肉はあっという間に落ちていく。
もう51歳の半ばもすぎた。老いの入り口に立っている事くらいわかってる。
そしてここからまた絞り直すんだ。

もしかしたらあの先輩やあの先輩のように肉体労働に従事しつつ、ってやり方の方がいいのかもしれない。
この夏、挑戦してみようかな。

そして何よりも今日は銕仙会で「古事記」の本番。
娘1とがっちり朝ご飯。
なんだかんだで病気もせずに生きている。としみじみ思うことがある。
たくさんの逝ってしまった人たちの顔が浮かぶこともしばしばだ。
昔、夏は「死の季節」だった。冬じゃないよ。
甘酒も夏の飲み物だった。

余談だけど。
以前「死にまつわることは昔からのことに従った方がいい」と自分より若い人に言われたことがある。
「同感です」と応え「以前から黒の喪服(洋装)に違和感持ってるんですよ」と言ってみたかった。言わなかったけど。
きっと自分は「いやな年寄り」になっちまうんだろうな。。。

日本中の能楽堂と銕仙会の能舞台とにはある違いがあると言われている。
銕仙会の屋根には「棲んでいる」と。
もちろんみんな誰か知っている。
その人に立ち会っていただけるなんてこんな幸せなことはない。
舞台が終わってぶっ倒れてもよい。
「精一杯」の時が来た。
では行ってきます♪
コメント
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