たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

都市型水害

2010年07月18日 | 社会生活

7・16豪雨被害の状況。


 7月16日(金)は、午後1時から松本市で行われた労働組合大会での挨拶の後、夜6時からの長野市内での会議に出席しました。
 すると雷が大きく鳴り響き、いやな天候の雰囲気です。
 梅雨とはいえ、今年は異常気象で最近は降り続き、九州・四国・中国地方や昨日は本県の飯田市でも災害がおきており、松本からの帰り途中、空を見上げては「にゅうどう雲」が発達する様子を見つめては過去の経験から「この状態で、もし大規模な雷雨があれば、都市型水害が起こる」と心配していました。
 しかし、夜の会議の場所は雷は強く鳴りましたが雨音はそれほどでもなかったため、午後8時半頃に家に帰ると妻が「ものすごい雨だった」と言うので、心配となり何時も水がつき警戒する箇所を見回ると消防団の皆さんが警戒していたり、公民館に対策本部を設置し待機していたり、大変危機的状況を招いていました。
 被害状況をお聞きすると、床下浸水が数件あったようですが、ただ、私が見回った中では、あちこちで側溝や水路があふれた形跡が認められ、その状態に直面した住民の皆さんは不安でならなかったのではないかと感じました。
 ところで、浅川の水位は22時に避難判断水位の4.20mに迫る3.85mとなり、その後もさらに水位が上昇し、消防団が警戒するなど一時緊迫した状態となりました。
 最近の異常気候により、このところ全国的に予想を越えた雨量があり災害が起こっています。
 16日の夕方に我が家に降った豪雨は、妻の話では「雷と風、そして一瞬バケツの様な雨が降って来て、一瞬の出来ごとだった」と異常な状態を語っています。
 報道によれば長野市内での時間雨量は30ミリを越えたところがあるようですが、市が行っている水害対策の基準は時間雨量36.5ミリであり、その基準により対策が行われている地域でも、それ以上の時間雨量の雨が降れば水害となる危険性を認識するとともに、この対策が出来ていない地域にお住まいの皆さんは何時水害が起こってもおかしくないことを認識しておくべきです。

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