たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

コロナ禍の川柳(2)

2020年10月04日 | 社会生活

 7月の初めに私は、このブログで「川柳美ゞ吟社」が毎月発行し続けている川柳雑誌「美すゞ」6月号から、新型コロナウイルス対策化での自粛生活や、思いが率直に表現されてる作品を紹介しました。
 川柳は、その時々の世相を表すと思いますが、新型コロナ対する国の緊急事態宣言化で読まれた川柳は、危機感が表れていましたが、その後発行された号では、「コロナと共存する新たな日常」へと表現が変化していることを実感しています。
 今回は9月号から、その川柳の一部を長くなりますが下記に紹介します。

■ 新型コロナについて

 ○手作りのマスク談義に花が咲く(女性)
 ○妻と散歩三歩下がってソーシャルで(男性)
 ○大声もおしゃべりも無い売り場良い(女性・長野市)
 ○味覚はっきりコロナの気配無い安堵(女性・長野市)
 ○我慢がまんコロナ旋風消えるまで(女性・長野市)
 ○新コロナ三密避けて人恋し(女性・長野市)
 ○コロナかな疑心暗鬼の今日ひと日(女性・長野市)
 ○手作りマスク毎日変えて気分上げ(女性・小布施町)
 ○川柳にまとわりついてるコロナ(男性・千曲市)
 ○巣ごもりで生きてきた過去思い出す(女性・須坂市)
 ○見直しも世直しもしているコロナ(女性・長野市)
 ○ウィズコロナ期待と不安第二幕(女性・長野市)
 ○三密で毎日テレビにらめっこ(男性・千曲市)
 ○待ちわびる収束という救世主(女性・長野市)
 ○コロナ禍が横文字たんと連れてくる(男性・長野市)
 ○地球上憎いコロナが嘲笑う(男性・岡谷市)
 ○どこが違うのかコロナを止めた国(男性・茨城県)
 ○コロナ禍で梅雨明けしても気は晴れぬ(女性・長野市)
 ○梅雨明けて日焼けくっきりマスク跡(男性・長野市)
 ○すみません伺えません都民です(男性・東京都)
 ○コロナ禍は歴史に残る1ページ(女性・松本市)
 ○コロナ禍で盆の帰省もままならぬ(女性・松本市)
 ○コロナ禍の盆は寂しい仏様(女性・長野市)
 ○コロナ禍にかまけず義理は欠かさない(女性・松本市)
 ○新コロナ心の中まで蝕むな(男性・さいたま市)
 ○ダブルパンチ熱中症と新コロナ(男性・さいたま市)
 ○自粛の盆は静かすぎます声も無く(女性・長野市)
 ○アマビエでコロナ収束願いたい(女性・豊丘村)
 ○アクセル踏みブレーキ駆けよコロナの世(女性・千曲市)
 ○コロナより人目さける夏マスク(男性・千曲市)
 ○ひもすがらコロナニュースに身が縮む(男性・長野市)
 ○黒マスク忍者のごとく街を行く(女性・飯田市)
 ○コロナ怖いたまの誘いに腰が引け(男性・千曲市)
 ○この年の計画すべて泡となり(男性・さいたま市)
 ○マスク顔あなたはずっと若く見え(男性・佐久市)
 ○1年生マスクで知らぬ友の顔(男性・佐久市)
 ○近所なのにマスクに帽子どちらさん(女性・長野市)
 ○コロナ風何処へ行っても気が引ける(女性・長野市)
 ○近寄るなでしゃべるなコロナ様(女性・長野市)
 ○外出も旅に出るのも命懸け(女性・長野市)
 ○新幹線貸し切りにした客独り(女性・長野市)
 ○コロナウイルス首都圏外に足伸ばす(男性)
 ○マスク必須顔半分の薄化粧(女性)
 ○マスクのおかげねぎにんにくもなんのその(女性)

■ 政治に関して

 ○防衛アショア止めて攻撃する狂気(男性・長野市)
 ○終戦日不戦の誓い確認す(男性・長野市)
 ○非常時に何も手打てぬ永田町(男性・長野市)
 ○政治家に期待できない国に住む(男性・長野市)
 ○歴史からもどんどん逃げる安倍首相(男性・千曲市)
 ○コロナ禍で専守防衛も危うし(男性・千曲市)
 ○命より経済取った国の意思(女性・岡谷市)
 ○生態系こわれたでなくこわしただ(女性・長野市)
 ○プラゴミの汚染に嘆くグレタさん(女性・名古屋市)
 ○戦後七五被爆黙して今語る(女性・長野市)
 ○アベノマスク出番の頃は変色し(男性・長野市)
 ○アベノマスク記念品にととっておく(女性)
 ○国会は閉じてりんびり永田町(男性・長野市)
 ○記者会見言い訳だけは一級品(男性・長野市)
 ○原爆の日総理の言葉形式か(男性・長野市)
 ○「敗戦」と言わねば真実伝わらぬ(男性・さいたま市)
 ○九条は敵地攻撃許すまじ(男性・佐久市)
 ○移り行く世だが原爆終わらせぬ(女性・長野市)
 ○コロナ禍をよそに大国いがみ合い(男性・長野市)
 ○嘘つきが大手を振るってる永田町(男性)
 ○語り継ぐ戦いがあってこの平和(女性)
 ○基地や武器よりワクチン先にして(男性)
 ○正論をあっさりと潰す多数決(男性)
 ○コロナの今地方分権急がれる(男性)

■ 私の私生活と通じるもの
  
 ○肩書を捨てた男にある安堵(男性・長野市)
 ○やらないといけないことが今日もない(男性・東京都)
 ○心配事なくなり老いが加速する(女性・名古屋市)
 ○かっ歩するマスクの要らぬ田舎道(女性・長野市)
 ○サボリ癖付いたコロナの後遺症(女性・長野市)
 ○コロナ禍で家庭菜園人気出る(男性)
 ○家庭内濃厚接触ありませぬ(女性)
 ○家庭でも面会できぬコロナ危機(女性)
 ○新聞を真っ先に読むお悔やみ欄(女性)
 ○年しても寝息かわいい妻がいる(男性)


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